E.E.Dental_Blog

福岡で行われた審美学会セミナーに行ってきました。

車で行ったのですが、いゃ〜九州は遠かったヽ(　￣д￣;)ノ

土曜の医院の診療が終わって片付けをして出発したのですが、
流石に１人の運転では東広島手前で力つきＳＡで爆睡・・・（￣、￣＠） ｚｚｚ
福岡国際センターに着くとAM１０時丁度（結局１２時間かかってしまいました）


今回、審美学会セミナーに参加して聞きたかったのは
白い歯で使われるセラミックの次の世代の材料のことを聞きたかったからです。＿φ(￣ー￣ )
最近のセラミック＆レジン（プラスチック）の進化は目覚しいものがあり、絶えず情報を仕入れなくては・・・

今回のセミナーではセラミックの使い分けを知りました。
ＥＥデンタルで普段使い分けている。
前歯：エンプレス２　　（審美性重視）
臼歯：プロセラ　　　　（強度重視）
で行っていますが、
今の所はこれで、ＯＫのようで安心しました。（（＾ー＾））

ただ、将来的にはエンプレス２はe.max ceramに進化するようで来年辺りから取り扱われるようになるそうです。
エンプレス２の強度よりさらに強度が上がるそうです。（一般の患者さんは知らなくていい情報ですが）


プロセラにおいては、知らないことだらけで大変為になりました。(°〜°)
（ジルコニアコーピングとアルミナコーピングの使い分け、現在のCAD/CAMの精度と限界）


正直、高いレベルの高い技工士さんのセラミックはアートに近い領域になってきています。
一流の技工士さんにセラミックの歯を作ってもらえば、どれが人工の歯だか分からないように作ることは今の技術では可能です。(￣ー￣)v
（すみません、ＥＥデンタルでは大阪の超一流のセラミストの方に作ってもらうこともありますが、被せ物が入るまでに１ヶ月以上の期間がかかりご迷惑をお掛けしています）

今までのただ白い歯から、より個性に合わせた自分らしい本当の意味でのフルオーダーメイド治療に歯科も変わりつつあります。
また、近い将来今までの金属を使用したメタルボンドも無くなっていくかもしれません。（O_O）


もし、ご自身が長く持つ白い綺麗な歯を希望されるのであれば、セラミックの治療費で歯科医院を選ばない方がいいですよ。
（因みに超一流の技工士さんの技工代は超一流ですから、治療費が安い訳ありません）
（中国の技工士さんが作った物と差があって当然です）


ホント今回のセッションで歯科医院の二極化、技工所の二極化が進んでいるのだなと感じてしまいました。
とりあえず、少しでも一流の歯科医院に追いつかなくては・・・
ただし、マイペースで（笑）