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どうも、とうとうレジンの色の種類が30色を越えた収集癖のある院長です。
1月24日に歯内療法学会の重鎮の林先生の講演を聞いてきました。
本当はこの日EEデンタル診療日だったのですが午後休診にしてしまいました。
エンド学会の重鎮の先生の話がタダで聞ける(0゜▽゜)0
行くしかないでしょ〜!!
その間スタッフには電話番と医院の掃除をお願い(・人・)
林先生の話は去年2度聞いており機会があればまた話を聞いてみたいな。と思っていましたのでいい機会でした。
そんな風に思っていてもいざ当日遅刻寸前(笑)
EEデンタルから歩いて5分のところが会場だったのですが、午前中のカルテの整理をダラダラしていたら・・・
幸い会場には親父もいて席を確保してくれていました。
60歳過ぎても勉強するあたりは見習わなければ・・・☆⌒(>。≪)
今回の林先生の話は一般の先生用にかなり噛み砕いた話で非常に基礎を振り返るにはいい機会でした。
前回は歯内療法学会だったのでかなり高度なスルー&スルーの根切+GBRと言う話で感心する一方でした(*▽*)
今回のメモは
神経の治療を構成する物には
1、病原の除去処置
2、2次感染の防止
どちらかと言うと1、はどんな先生でも必死になるのですがこと
2、の2次感染の防止は・・・
仮封がストッピングではねぇ・・・(_´Д`)
細菌入りまくりでせっかく病原の除去処置しても次の機会には細菌まみれで堂々巡り・・・┐(-。-;)┌
まっ、この辺の基礎の基礎を林先生に熱弁されると、やはり絶えず基本に戻るべきと思わされました。
林先生のスライドの2重仮封もすべきかな!?と思えてしまいました。
レジンに続きグラスアイオノマー買うか・・・!!(笑)
昔、師匠に歯科治療はバランスだ!!
と言われましたが、今だにどこでバランスをとっていいやら・・・(★★)
また、一番気になっていたのがシーラー(最終的な薬を入れる際の接着剤)のこと、
日本でも接着性シーラーと言うものが発売されました。
このシーラー歯に接着を求めるので再治療の際にどうやって除去すればいいのか聞いてみたかったのです。
私の考えでは一度入れたら除去できない物を根管内に入れて再治療出来なくするのはどうかと考えていました。
*殆どのシーラーは硬化時に収縮してしまい最終的な薬と歯に微細なすき間が出来ます。
このすき間から唾液などが侵入して歯の中で細菌が繁殖してトラブルが出てくることがります。
ですから私は日本で買える材料の中で唯一膨脹するロエコシールと言う材料を使用しています。(薬の中に石膏入れて硬化時に膨脹させるという単純なものですが・・・、ただバカ高い!!保険適応外材料もうなずけます)
そこで休憩時間に林先生にシーラーの疑問を色々聞いてみたのですが、回答は
「先生の頭は根充(薬を詰めること)に支配されすぎている、病巣が治る治らないは根充前の段階ですでに決まっているよ」
おぉ〜、感動!!
こだわるあまり基礎の基礎を見落としていました(┰_┰)
確かに、根管内を綺麗にしてやれば根の病巣は勝手に治っていくことが殆どです。
最終的な薬が入っていなくても治るものは治るし、綿を詰めておいても治るものは治る!!
これだけでも行った価値はあった!!(タダだから損はしないですよね^^;)
こういった講演に行くと自分の術式、考えがいかに改善する余地が残っているか知らされます・・・
来年丁度臨床経験10年を迎えます。
あっ、という間に10年が来てしまいましたが、何も特化したスペシャリティーのないまま、マスターできないことだらけです。
人の体を扱うのですから終わりはないですが、ゴールというものがどこにあるかだけは生きている間に知りたいですね。
さて、来月の中旬には高橋先生のレジンセミナーだ!!
ちょっとだけ自信のある自分の腕&技がコテンパンに打ちのめされて帰ってくるんだろうなぁ〜(。_+)
あっ、その前に顕微鏡を使った歯内療法&レジン治療の見学セミナーがあった。
ドストライクで私の毎日している仕事ですから、色々技を盗んできたいですね。
治療範囲を歯内療法とレジンに絞ったのですがそれでも先は長い・・・
道はどんなに険しくとも、笑いながら歩こうぜ! by猪木
今回の写真内容に一切全然関係ないです(笑)
因みにすがやみつる先生は歯科医師ではありません。
『ゲームセンター嵐』の作者です。
チャンピオンマークだインベーダー〜〜 ♪♪♪