E.E.Dental_Blog

温泉×３回入ってきた院長です！！



最近、間接的に聞いた話では・・・
どうも同級生の先生から、マニアック扱いされているようで・・・

自分では全然普通だと思うのですが・・・



でも拘ってしまう面は多々・・・ヾ(^o^; ）



最近のＥＥデンタルの技工物
マニアック技工士さん（同い年）に仕事を依頼しているのですが、

この人、診療後に次回セラミック予定の患者さんの写真を見ながらの打ち合わせで、
一言目：「先生、この方の口、綺麗ですね」

二言目：「透明感ある中のマメロンが凄いですね」


そっちかい！！(- ・・ -;) ノ


またある日
「先生、どうしましょう！？　この表面のホワイトクラックなど表現しましょうか！？」

表現しましょうか！？⇒入れたい

なのです^^;


でも、レジン治療にも使えるテクニックを色々教えてもらい。
助かっていますｍ（＿　＿）ｍ

最近、ホワイトクラック、褐線など最近レジンで表現しています。


あっ、・・・
こう言うとこか！？マニアックと陰口を叩かれるのは！？|(−∇−)|



では上の写真と
この写真何か違うと思いませんか！？
http://www.eedental.jp/blog/archives/2008_7_20_168.html
特に『真ん中の歯』

分かります！？

この微妙な（私と技工士さんには大きな違いなのですが）ニュアンスの違い！！







実は今回の写真の真ん中の歯は歯の表面に
ホワイト、ブラウン、イエローなどなど白以外の色を入れ歯を表現しています。



流石です。私、ここまでの微妙な表現は私には出来ません・・・
入れたがるはずです（笑）

このオパール感（光の拡散・散乱によって出る）も流石です。

写真の患者さんの歯、私も何本かレジン（プラスチック）で治させてもらっているのですが、
実はＤ系で凄く色の表現が難しい歯なのです。

歯の色はＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄの４種類の系統に分かれます。
Ａ系：秋葉系・・・


いやいや、
Ａ系：赤みのある茶色
Ｂ系：赤みのある黄色
Ｃ系：グレー
Ｄ系：赤みのあるグレー

の４種類に分かれるのですが・・・
この方の前歯は比較的レアなＤ系

でこの技工士さんは好きな系統、Ｄ系と言うこれまたレアな人・・・

因みに私の得意系統はＡ系（日本人の半数以上がＡ系統だと思います）
でもこの技工士さんのアドバイスでＤ系の詰め方のコツも掴みつつあります。

簡単識別
Ｄ系の見つけ方(^〜^;)ゞ


いや何度見ても綺麗！！
またトランスルー感（歯の先端よりの青白い光が後に抜ける部分）が強く、
エナメル質の厚みもあつく非常に難易度が高い歯をよくもまぁ、ここまで表現できるものだと関心。

餅は餅屋だと改めて感じる症例でした^^;



衛生士に
「綺麗な症例や、上手く行った写真・レントゲン見てニアニアするんですか！？」
と聞かれ、
「ん〜、それはないなぁ〜、でも診療後しばらく眺めている時あるね」＾＾；



この技工士さんは
ニアァ〜としているらしいです（笑）


でも、私の場合、１年後客観的に見ると反省点だらけで凹むのですが・・・
あ〜、終わりがない仕事だ・・・(ー_ーゞ



本当は、私のレジン＆技工士さんのセラミックの複合技の症例もあるのですが、
技工士さんが技工士雑書（ＱＤＴ）の表紙写真に投稿しているようで、結果前にお見せできず・・・

ホント綺麗、これぞミニマムインターベーションと言った症例です。
最近のベスト症例！！( ロ_ロ*)ｖ

ホワイトニングして、レジン充填を２本、大きなレジン充填を１本
そこにあわせてセラミックを１本

大きく削ってセラミッククラウン（被せ物）で『綺麗だろ！！』
と言う先生に是非見せたい！！

そら有名な技工士さんに頼んで被せれば・・・



あっ、でも私、主は根の治療の先生なので^^;
根の治療の納得症例も多数たまってきました。

またいつかこちらの方の報告も



再来週末、技工士さん＋私＋衛生士の３人で飲みに行くのですが、
「絶対」、「確実」、「予定調和的」に歯の話しで盛り上がると思います（笑）



でも歯の話ができる技工士さんが近くにいてくれるのは非常にありがたいです(^、^*)