このサイトはEEDENTALのオフィシャルブログサイトです。 2009年11月
術前 術後
*小臼歯(5番)の舌側咬頭を2咬頭にしてみました。
おしらせ
お正月休み
12月28日〜1月6日 までお休みさせて頂きますm(_ _)m
昨日、インプラント治療をお願いしている石川先生の歯科医院に見学に行ってきました。
色々症例を見せて頂いたのですが、日本のトップレベルのインプラント医の凄さを目の当たりに。。。
いやいや、凄いです。
どこがインプラントか分らない・・・
診療後23時近くまでお邪魔してしまい、ご迷惑おかけしました。
さてさて、私はと言うと最近、エンド症例を編集しています。
そのうちまたHPの方に症例集を作る予定です。
今回はその1症例を
患歯は右下7番
病変は親指の頭ぐらい大きく広がっていました。
http://www.youtube.com/watch?v=VylhjFoUAH4&feature=channel
この方は近医の歯科医院を受診した際に右下に大きな病変があると言うことを指摘され、
⇒口腔外科へ
ここまで大きくなった病変は私も久々・・・
年に2ケースがらい見る症例なのですが、まずこのレントゲン写真を診たら100人の歯科医師のうち95人は、
『抜歯+外科処置』
と言うと思います。
(私も95人の方に入りそうなぐらい大きな病変です)
ただ病変が大きいと言っても、この場所の抜歯は神経管にも近いですし、知覚麻痺などのリスクのある非常に難しい手術になると思います^^;
(見方によっては病変の直下に神経管があるようにも見えます)
またうまく抜歯+病変の除去は出来たとしても、
抜歯後は大きく骨も無くなり、うまく骨が出来なかった場合、転倒した際には簡単に下顎の骨が折れてしまうような細い下顎の状態になっていたかもしれません。
この患者さん非常に幸運だったのが、出会った口腔外科の先生(知り合いの先生です^^)
この先生口腔外科が専門なのですが、他科の知識量がハンパではなく
患者さんが始めて来院された際に30分近く説明をおこなったのですが、
「○○先生に殆ど聞きましたので大体把握しています」
「・・・、そ、そうですか」^^;
(かなり専門的なことまで)
と言う流れで治療に入らせて頂き
治療回数7回
治療期間4ヶ月
膿が歯の中から出てくる期間もありましたが、治療後6ヶ月でかなり骨が出来上がってきてくれています。
いやいや、良かった良かった。
大きな病変があってもまず、根の治療で何とかならないか判断された先生と、それにかけた患者さんの勝利ですね。
(遠い所何回も来院してもらいすみませんでした^^;)
後半年もすればもう少し骨の密度も上がってくると思います(゚▽゚)
拝んでます。
励めよ★
おぉ、そうそうたるメンバー。
さすが。
次にたどり着いたのは御髪神社。
髪の毛の神様がおられるそうです。
竹林の道を抜けた後。
ハスキーがお座りしてます。
と思いきや、飼い主のおじいさんに無理やりここまで連れてこられて
もう歩きたくないと反抗してるところです。
私も疲れた。
2,3歩歩くとすぐ座り込むハスキー。
そんなトロッコ嵐山駅前。
駄々っ子犬ハス公。
毛並みがなかなか。
THE・竹林の道。
京都に行った日は暑かったのに、ここはひんやり涼しい。
勾配が急な坂道が続いて、左右には空まで伸びる竹があるだけ。
最高。
マイナスイオン。
出てそう。
って思ってたらいきなり王将の酢豚っぽいにおいがしてきました。
ちょっと景色と香りのバランスが悪いんだけど!!(` 曲 ´)
視覚と嗅覚が混乱する。
気づけば前を歩くカップルがたこ焼き食べてました。
え〜、ここでそれを食べるか?
むしろ京都に来てたこ焼き?
美味しそうだからいいけど、別に。( ̄〜 ̄)
坂道をどんどん上がって行くと、お寺がいくつもありました。
途中で天龍寺と野々宮神社に立ち寄りました。
天龍寺は世界遺産らしいです。
立派なお庭があるそうですがお金がかかります(・ε・)
外からちら〜っと眺めてみました。
見えないから次、次((((((((((((((((( ・_ ・)
野々宮神社は源氏物語にも登場する縁結びの神社らしいです。
お守りがたくさん売ってました。
信心深くないのでお守りはスルー。
おみくじ引いたら大吉が出ました。
やったー(*´ー`)
今年ももうすぐ終わりですね(゜σ゜)
私はメキシコ料理屋でご飯とルーの比率が全くあっていないカツカレーを
後半カツのせご飯になっていました。。。
味は日本のカレーに近かったですが、二度と・・・(хх。)
橋を渡りきったら人力車発見〜。
すごく楽しそう、羨ましい。
世の中にはいろんな職業があるんだな〜っと思いました。
ここから「竹林の道」を目指します。徒歩で!!┌( ・_・)┘
嵐山のバス停を降りるとすぐ目の前には渡月橋が見えました。
全く予備知識もなく行ったので本で橋の詳細を確認。
解ったふりして天気が良くて気持ちよかったので
取りあえずはしゃぎながら横断。
京都にあるとなんでも良く見えます。
橋も良い味出してる気がしてくる。
今現在
歯科医師(私)と歯科助手の2人で診療を行っていますが、
院長の残業を減らすために
・歯科衛生士
・歯科助手
を募集しています。
仕事は受付(電話)とアシスタントになります。
興味のある方は一度EEデンタルまで問い合わせください。
来年から週休2.5日にする予定です(休み過ぎ!?)
更に私の独断休診、海外の学会、勉強会の時は休みになるので結構休みは多いと思います。
社会的な礼儀、マナーがあり、素直な人なら経験なしでも全く問題ありません。
治療は私しかしませんので患者さんを治療するような行為はありません。
ウチは年齢なども気にしません。
仕事の質だけ求めます。
募集期間11月11日〜30日
お気軽に
EEデンタル
0532−57−7707
最近またジルコニアクラウンが進化しているようで。。。
今日は静岡まで六人部先生と山田先生の講演を聞きに行ってきましたヽ(゚∀゚)ノ
色々収穫ありましたね。
ジルコニアシステム今現在世界で80システムぐらいあるみたいですね(ノ゜д゜)ノ
日本では10種が取り扱われているみたいです。
最近悩んでいたシェードテイキング(歯の写真を撮影)
トランスルー(透明感)をもう少し改善したいなと思っていたのですが、なんとなく改善点が見えてきました。
・必ず、歯は濡らして来院直後が良い。
・シェード写真は下方から、数枚上方から。
・ターゲットシェードから3〜4本色見本を写す。
・明度を合わせた写真を撮る。
・透明感の確認の為、黒バックの写真も何枚か。
・レントゲン写真を技工士に送る
と、色々ヒントが
目の錯覚、人間の目の限界も大変勉強になりました。
同じシェード(色見本)を2つ置いて見てみると、右側の色見本の方が濃く見える。
ホントか!?
と思いましたが実際右側の色の方が濃く見えました・・・(*´[]`)=3
デジタルカメラの癖も知っておいた方がいいですね。
・キャノン(私これ使っています) 黄色みが強く見える
・ニコン 赤みが強く見える
・オリンパス 青みが強く見える
ニコン(D90)のツインストロボのカメラが欲しいな。。。
買わないけど(。・ε・。)
また、ジルコニアのメーカーによっても透過性が大きく変わるようで・・・
・ラバ、ノリタケ → 透過性が高い :生活歯、ファイバー・レジンコア
・デンツプライ、Wieland → 透過性が低い :メタルコア、変色歯
ただ透過性が高いジルコニアにはマスキングポーセレンで透明感の調整は可能だとのこと、
逆に透明感が低いジルコニアは透明感を高くすることは出来ないとのことです。
そう言えば、ジルコニアより透明感の強い『アルミナ(人工サファイア)』
最近全く聞かなくなってきましたね。
私も最近全く取り扱っていない・・・
色々参考になりました。
ただ、六人部先生の症例。。。
正に神業!!(‐ω‐;;)
レジン症例を見てもらいましたが、もう少し研磨システムを考えた方がよさそうです。。。
本当は数年後に「セラミック治療」止めようと思っているのですけどね(>ω< )
お休み中に一泊二日で京都へ行きました。
軍資金3万ぐらい。慌てて支度したのでうろ覚え。
そのうち1.5万は新幹線と宿泊代。
突然のことだったので新幹線の中で本を見ながら観光地を決定。
母親が良いよ〜って以前言ってたから
一日目は嵐山近辺へ
よく2時間ドラマに出るから京都=祇園ということで
二日目は祇園へ
新幹線で40分ぐらいであっという間に京都に到着。
早い!!
京都駅からバスに乗って移動。
前日の睡眠が浅かったために激しく酔いしました。
京都の道は細い、狭い。
あとバスの運転が少し荒いような・・・?
バスがたくさん走ってました。
同じバス停にバス2レンチャン!
対向車線からもバス!
バスバスバスあ〜気持ち悪いよー
って思ってたら着きました、嵐山。
もう少し具体的な動画上げてみました!!
http://www.youtube.com/watch?v=0ApsqJwfL3g&feature=channel
わずか30秒の動画ですが
そのうちアノテーション入れます。
流注膿瘍(レアケース症例)
根に病変が出来ると根の先から膿が出てくる時があります。
口の中を見た時にニキビやイボ様のものが見られたら・・・
要注意です。
これを 『フィステル』と言います。
関連動画
http://www.youtube.com/watch?v=7zPbUMRRVgM
動画の最初のフィステルが写真と同じものになります。
フィステルが出来ていると排膿ロが確保されており大きく腫れてくることはありません。
難しいですかね。
根の病変は
@歯の中に細菌感染が起こる ⇒ A根の先に膿の袋が出来る ⇒ B膿の袋が大きくなる ⇒C袋に治まりきらなくなると腫れる、ズキズキ痛む
と言う流れを作る訳ですが、 フィステルが出来ているとB⇒Cに移行することはまずありません。
言い変えると小さな箱の中(骨)に風船(膿の袋)があるような状態で、病状が進行している場合、この風船の中にどんどん水が入っていっている状況です。
これがBの状態です。
水がどんどん入り過ぎてしまうとどうなるでしょう。。。
風船は破裂しようとしますが、箱の中にあるので風船は割れないまま中の圧力だけ上がっていきます。。。
体で言うとこの圧力が痛みに感じます。
また風船の圧力が上がり破裂すると。。。
体でこれを言うと、大きく腫れてきます。
ですが、この風船と箱に穴があいていれば風船の圧力も上がらず、水も箱から漏れ出てきます。
この状態を作っているものが『フィステル』です。
言わば、体の防御システムの1つがフィステルなのです。
フィステルの説明はここまで
通常フィステルは原因歯の近くに出来ます。
ですからもし、口の中にニキビやイボの様なものが見られれば近くのの歯科医院でレントゲン撮影をすることをお勧めします。
フィステルは原因の歯の根の治療を行うことで多くの場合治ってきます。
ただ、C4や歯が折れている場合、歯周病の際にもフィステルは見られますが、多くの場合、根に問題を起こしている時に見られます。
写真は初診来院時です。
第2大臼歯(7番)の横の歯茎の盛り上がりがフィステルです。
他院で7番の病変を疑い治療を開始したのですが、いつまで根管治療を行っても治らないということで
私の歯科医院来院されました。
ただレントゲンを撮ってみると。。。
フィステルの横の7番が原因になっている訳ではなさそう。。。
既に7番は治療されていたので、まずは7番の治療を行いました。
しかし、7番の根の治療後もフィステルは無くならないので、私が原因だと疑った銀歯(5番)の治療を開始しました。
すると・・・、
根管治療を1回行い1週間経過すると7番の横のフィステルは見事に無くなりました。
(実は初診時に特殊なレントゲン撮影で検討はつけて患者さんには5番の可能性:大であることをお話しておきました)
今回のように隣の歯の横にフィステルが出来ることを『流注膿瘍』と言います。(すみません、最近この言葉私知りました・・・^^;)
歯2本分も離れた場所にフィステルできた流注膿瘍は私も数回しか見たことがありませんでした。
レントゲンは http://www.eedental.jp/blog/archives/2009_11_3_581.html術後1週間⇒術後2ヶ月
転勤で海外に行かれてしまったのでこの先のレントゲンは帰国後なのですが、
術後2ヶ月で病変(赤丸の中の黒い部分)は少し小さくなってきています。
術後の推測ですが、
黒い病変部分が歯の横に残っているので、今回の原因は歯の横に出来る神経の枝の側枝(木で言うと枝、葉のようなかなり末端の部分)の感染が原因だったのかもしれません。
目で見えないぐらい小さな部分に細菌感染が起こっても、このように大きな問題を引き起こすことがあります。
いやいや、体とは不思議です。
数年後に日本に帰られたら是非レントゲンで確認したい1ケースです。
EEデンタルで根管治療を受けられた方の6ヶ月後レントゲン診断(10分)は無料で
行っておりますので、治療を受けられた方で6ヶ月経過した方は一度来院ください。
レジン治療術前 ⇒ レジン治療術後
明日から通常通り診療の方を行っていきます。
しかし、台湾温かかった!!
波乗り ☆2つ
ご飯 ☆3つ
ビール ☆3つ(ほぼ毎日昼からビール飲んでいました・・・)
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