マイクロエンド(顕微鏡を用いた根の治療)M-1

今日は『ゆら帝』聞いています。
♪ 夜行性〜の生き物がおよそ3匹 ♪ 

いやぁ〜、3ピースバンドは良い!!
*3ピース(3人で組んでいるバンド)

何の解説やら^^;


さてさて根管充填(最終的な薬:ゴムを入れる)ですが・・・
はっきり言って一昔前よりあまりこだわらなくなりました^^;

と言っても根管に合わせて3種類ぐらい使い分けていますが。
すべて垂直加圧法ですね。

どう使い分けているか!?

・根管形態
・根尖孔の大きさ

で決めていますね。
愚痴になりますが、根尖孔必要以上に太く開けられた歯ほど厄介です。


私も大学時代、太く開けろ的なことをライターに教えられました。
どこまで大きく開けるか!!?先生に言われた基準は
「白い牙粉(歯の削りカス)が出てきたら2号上まで拡大」  

今考えると。。。これ、
・根管内のファイル操作は湿潤下で行った方が色々メリットが多く、牙粉を確認する為に乾燥させて行う理由がまず分かりません。
私は道具の滑りを良くするため、潤滑剤的なものを必ず入れておきます。
(こうすることでファイルの破折のリスクを下げます)

・またハンドファイルは手で削るので削りやすい方向・部分ばかり削ってしまい、削らないといけない部分を効率的に削れているのか!?

ほとんどのハンドファイルはテーパー2°で洗浄効率があるとされるテーパー6°以上にするにはステップバックなどかなりテクニックが必要になります。
ハンドファイルでどこまで大きく削った所でテーパーは2°のままです。

ニッケルチタンファイル使った方が・・・
ハンドファイル :徒歩
ニッケル・チタン:自動車
               ぐらい差があるのですがね。

あてずっぽで根尖孔を必要以上に削り、応力をかけるのはいかがなものか。


あまあり言うの、止めておきます。
大学の医局の人も見ているらしいので^^;


えぇ〜、専門用語だらけですね。
*ファイル:歯の中を削る金属ヤスリ(ステンレス)
*ニッケル・チタン:形状記憶の金属ヤスリ
*ステップバック:根の先端を細いファイルで削り、そこから少しずつ太いファイルで根管をフレアー状に広げるテクニック(ん〜、文字では説明がしにくい) 
     ↑ ググッてください。





そうです根充でした。


根管内に最初
「シーラー」と言う接着剤を入れます。(コンシーラーとは違いますから^^;)

ガッタパチャーは何回も言いますが、ゴムです。
歯とはくっ付きません。
このシーラーと言うものが言わば接着剤代わりとなります。

今回の歯はeiダウンパック + ウルトラフィルでシルダー法の変法を

*eiダウンパック(リンク先の写真)
http://www.eedental.jp/blog/archives/2008_4_16_120.html
システムB − コード + バイブレーション機能 = eiダウンパック

太い根の方に作ったガッタパチャーを入れそれを専用の道具(eiダウンパック)で溶かして、複雑な根の
先端部分を埋め、
上部にはトロトロになっている半固形のガッタパチャーを入れ冷やして加圧して緊密に根充する方法です。

これもイメージしにくいですね。

イメージ出来なければ流してください^^;


でも根充法って最近そこまでこだわる点でないような気がしています。
最低限綺麗に詰めれることが前提ですが、根充方法まで気にしない方がいいような気が・・・

一昔前にも垂直加圧と側方加圧どちらが優れているか!?とかありましたが、

例えると、
・ギブソンのレスポール、
・フェエンダーのテレキャスター、ストラトキャスター
・リッケンバッカー
・フェルナンデス ZO-3(笑)

どのギターが好きですか!?

http://www.youtube.com/watch?v=ZADWqa7EMf4

http://www.youtube.com/watch?v=wasam4MHG6Y&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=dfQh20oeZxs&feature=related


*どれも同じに聞こえた人もう1回全て聞きなおして下さい。
私的には最初の動画のレスポールですね^^  激ウマ!!
アドリブって120%が出来る人がするから価値があるのですよね!!

完全な脱線ですが
http://www.youtube.com/watch?v=vDwtCkspyiI
なんでギターが3人もいるんですか・・・(フライングVって・・・)


それぞれの音は個性を持っています。
ギブソン信者はギブソン言いますし。( ⇒ 垂直加圧をしている先生は垂直加圧言います)


フルアコ、セミアコ、ソリッドこれも同じで弾き手の問題の方が大きいです。(うまい人なら何弾いても上手いです)
初心者に弾きやすいギターもあれば、腕を持っている人が初めて弾いて奏でられる音もあります。


欲しいギターを1本と言われれば
個人的にはブライアン・セッツァーの弾くセミアコのグレッチかな^^;
私の好きな千葉さんも浅井さんもグレッチですし^^;
 置いておいても絵になりますし^^;

どのギターが優れているか!?

そんなものに答えが出ないように成功率が飛躍的に上がる根管充填方法も答えはないような気がします。

相変わらず分かりにくい例えですね^^;

後半ギターの話だし。。。
でも技術って要素が何でも共通することですね。

最初のギター動画の本人のコメントも
ギターにコツはありませんよ。
何度も何度も、何年も何年も積み重ねた練習したが全てです。


だそうです。



さて長かったマイクロエンドブログもそろそろ、終りがみえてきました。
 

投稿者 eedental : 15:10 | 歯内療法(エンド)