このサイトはEEDENTALのオフィシャルブログサイトです。 歯内療法(エンド)
動画 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=wY8sdB4fkmk
画像に説明を入れたのでそちらを参考に見てみてください。
動画 ⇒
http://www.youtube.com/watch?v=5vPbrEpETrI&feature=channel
動画説明
治療歯は左上第一大臼歯になります。
今まで第一大臼歯(奥歯から2番目:親知らずがない人)は3本の神経管が存在していて、3本の神経管を治療することが一般的でした。
保険治療の治療設定費も神経管が
神経管が1本の歯、 5000円ぐらい
2本の歯、 9000円ぐらい
3本の歯、12000円ぐらい
の3パターンの治療費設定があります。
4本目の神経管は・・・
治療費設定がないです。。。!(゜ロ゜)
最近になり極細の4本目の神経管の治療が言われ始めています。
顕微鏡の登場です。
1990年ごろ歯科にも導入がされ初めました。
歯科分野で始めにに導入されたのが歯内療法(根の治療)なのです。
マイクロエンドは20年近く前から行われていたのです_φ(・_・”)
今まで裸眼での治療が行われていたので4本目はあるとされていても極細の4本目が治療できる割合となると・・・
かなり低い割合でした。
私の歯科医院では、根の治療の90%が感染根管処置(バイ菌が貯まって化膿している歯)になりますが、ホントこの4本目の神経管は非常に多くの歯に見つけられます。
*統計では60%ぐらいに見られるとありますが、私の歯科医院では80%ぐらいで見られます。
今回の動画ですが典型的なパターンのものでした。
どのようなものかというと、
『根の治療を受けたのだがなかなか痛みが治まらず腫れてきた』 というものでした。
3本の神経管は非常に上手な治療がしてあったので直に4本目の神経管の存在、細菌感染を疑いました。
で3本目のガッタパチャー(既に入っている薬:ゴム)を取り顕微鏡(マイクロ)で覗いたのですが・・・
「ない・・・」、
「えっ、・・・、ない!?」
たぶん隠れているだけであるだろう。
(洞窟の入口が落石にあい入口が分からなくなっている状態)
そこで消毒剤を入れ発砲してくるか歯の中を顕微鏡で観察( ←ここ裸眼では難しいです)
すると動画の10〜14秒(13秒で止めて!!)にかけて真中(少し右寄り)あたりから大きな発砲が見えてきました。
「あ〜、ここですか!!」
とさてさて、ここからが専門で治療を行っている人間が本領を発揮するところ _ψ(‥ )
顕微鏡の拡大率を8倍から13倍に上げまた観察。
(スコープドックのレンズがカチンと代るのに似ています。 『ボトムズ』知らない人は・・・ DVD買って是非見てくださいm(_ _)m)
Kファイルのマイクロオープナー(金属のヤスリ)で探りを入れ、大体の見当を付け
音波で歯を削って行きます。
ここでは通常の歯を削る道具は使えません。
ホント繊細な細かい作業で動画の30秒あたりで使用しているマイクロオープナー、この先端は0.2mmです。
根の治療において1mmは物凄く大きな単位です。
たまに持つファイルで0.06mmのものもありますが、殆んど使い捨て状態の器具です。。。。。。。。。。。。
音波チップですが、
だいたい0.2〜0.3mmずつ削り確認します( ・_<)σ・・…‐‐‐‐‐
いつも歯を削る道具で削った場合歯に穴を開け ⇒ パフォレーション ⇒ 痛む・腫れる ⇒ 予後不良 ⇒ 抜歯
になる可能性もあるので、音波チップ(金属にダイヤモンドがコーティングされた特殊な道具)で顕微鏡を見ながら少しづつ削って行きます。(動画の38秒あたりから1分過ぎまで使用)
その後またマイクロオープナーで入口を探索していきます。
例え、
洞窟の入口の落石を少し取り除けたので、その隙間から器具を入れ、洞窟の広がりと方向:向きを探ります
1分17秒4本目の神経管の拡大形成が終了しました。
その後1分30秒からまた気泡の観察で大きな発砲がないかチェックします。
稀に第5根管:5本目の神経管が隠れている時があります。
ですから4本目を処置して、もう一度顕微鏡を用いて発砲を見必要があります
今年はまだ第5根管はないですが、去年はこの方法で上顎第1大臼歯で1本見つけました。
1分39秒
その後きっちり最終的なガッタパチャーを詰め終了。
無事痛みも無くなり治療が終了しました。
「安心、安心」 byシロ (鉄コン筋クリート鉄コン筋クリート)
このケースは顕微鏡なしには治療は成立しませんでした。
第4根管は裸眼でも経験と勘で治療することは可能ですが、歯に穴をあけたり、見逃したりとエラーがどうしても出やすくなってしまいます。
注)顕微鏡は見る為の道具です、顕微鏡が治療をする訳ではありませんから顕微鏡がある=良い治療が受けられる歯科医院とは考えないでくださいね。
前回に引き続きエンドネタです。
毎回マニアックなエンドネタを書き過ぎなので、極々簡単に今回説明します。
赤丸で囲んである黒い部分ここに病変があり
この黒く見える場所の骨は溶けており空洞化しています。
(レントゲンで見える場所:骨の中に小さな風船(膿の袋)があると思ってください^^;)
http://eedental.jp/contents/medicalcase/usa_case1.html#case5
こんな感じの肉団子が骨の中にあります。
神経を取った歯の約3〜4割でこのような影が見られます。
原因は歯の中の細菌です。
http://eedental.jp/contents/medicalcase/usa.html
中段のバイオフィルムと言う所を見てください。
口の中は細菌まみれの環境下ですが、健康な歯の中に細菌は生息していません。
根の治療(歯の神経を取る)をする時に歯の中に感染が起こる訳です。
感染の起こった歯は細菌の繁殖の場(住処)となります。
*知らずに使っている歯の中では毎日細菌が生まれている訳です(><)
細菌に感染して病変があっても多くの場合症状なく進行します。
で、ある日疲れたり、風邪をひいたりして抵抗力が下がった際に
『ドカ〜ン』と腫れてきたりします(*`ε´*)ノ_彡
正に時限爆弾をかかえているようなものですね。
だからこそ神経は簡単に取らず保存させるべきなのです。
http://eedental.jp/contents/medicalcase/mta.html
神経を取っていない歯でも感染している場合がありますが、この歯はきちんと治療してやれば病変は比較的直ぐに無くなります。
このように知らないうちに神経が死んでしい病変が出来た歯の成功率は成功率80%とあります。
感染が起こり細菌まみれの歯を根の治療で治療して行く訳ですがこれが難しい。。。
見えないところを手さぐりで掃除する。
暗闇の中の掃除です、
掃除する場所が前歯は1部屋、奥歯は4部屋と口の奥に行くにしたがい治療は難しくなります。
どうのように治療するか
治療内容が知りたい人は過去のブログを読んでください。
レントゲンの患者さん今日で3か月経過したのですが
なかなか早い治癒です。
術後3か月でこの治癒はいい感じです(^ ε ^)d
左のレントゲンの根の先の黒い影は無くなっていますよね(-_☆)V
見えない人へ、
見える黒い面積が減っているのが分かりますか!?
それでも分からない人へ・・・
飛ばしてくださいm(_ _)m
『根の先端まで削ってきちんと消毒してガッタパチャーで詰める』
治療はシンプルです。
シンプルですが治療は難しいです。
顕微鏡やマニアックな専門的な道具を用いても病変が無くなる確立は70%前後です。
虫歯にならないように日頃から手入れはした方がいいですよ(^ー^)
最近まったく書いてないエンドの話です...ρ(..、)
レントゲン写真から
術後2年のレントゲンです。
いやいや上手く治りました。
初診時
術前レントゲン:http://www.eedental.jp/blog/archives/2009_5_9_431.html
左上2
左上1
右上1
の3本に「病変」所見がありました。
最後に術前⇒術後の写真があります。
*最近は「病巣」とは言わなくなってきています。
私も大学時代は病巣と習ったのですが・・・
時代時代で言葉は変化しますね^^;
『病巣』 ⇒ 『病変』
各歯がそれぞれ問題をもっていました、
左上2:根尖病変+パフォレーション(歯に穴が開いてしまっている状態)( ̄Д ̄;)
左上1:根尖病変+側枝の病変(根の先と歯の横に病変あり)( ̄Д ̄;) ( ̄Д ̄;)
右上1:根尖病変+歯根吸収( ̄Д ̄;) ( ̄Д ̄;) ( ̄Д ̄;)
ですから各歯でアプローチの仕方を少しずつ変える必要がありました。
まず左上1から治療を始めました。
左上1
根の先端の方は神経管が複雑に分岐します。Q2の図を参照
http://www.eedental.jp/contents/medicalcase/microscope.html
簡単に言うと、
入口は1つで出口は複数あるという状態です。
メインの出口以外のことを側枝と言います。(木の幹と枝の関係のようなものです)
厄介なのは人の手で機械的に削り掃除できるのは1つだけです(」゜ロ゜)」
2つ以上の穴が感染すると専門的な知識アプローチがより必要になります。
少し特殊な洗浄を行いシルダー法(コンテニアスウェーブ)にて根管充填
流石、「シルダー法」複数の側枝に根管充填できています。
通常の根管充填では人間が触れた根の先(出口)1つしか根充剤(最終的な薬)が入りません。
術後 (みどころ:側枝)
http://www.eedental.jp/blog/archives/2009_5_10_430.html
レントゲンを複数枚撮り見てみると凄く複雑な側枝が存在しているようです。
根充後直にファイバーコアを作って上から細菌が侵入出来ないような環境作りまで行いました^^v
*ただし、根充材が根の先まで入れば治癒する訳ではありません。
根充剤には期待できるほどの薬効はありません・・・、
でも側枝に入らないより入った方がきちんと側歯まで掃除出来ていると言う1つの指標にはなります(⌒▽⌒)
次に左上2
「く」の字状の歯なのですが、異なった方向に根管形成がされており・・・
本来の出口ではない場所に人工的に穴が開いてしまっています。
このような形の根管は非常に根管形成が難しいです。
攻め方次第なのですが、例えば「へ」の字さらに複雑な「雷型」の根管でも
http://www.eedental.jp/contents/medicalcase/usa_case1.html#case11_2
勤務医時代に行いましたが、治療前日色々治療アプローチを悩んだ覚えがあります(><)
再治療になると元々あった根管を探すのは非常に難しくなってしまいます。
あっ、これだけ、ここだけ理解してください。
初めて神経を触る抜髄と異なり、一度人の手が入った感染根管歯(再治療歯)は
抜髄(新車)
と
感染根管(10年落ちのボロボロ中古車)
ぐらい差が出ます。
専門に治療を行う人間は色々な知識・道具・特殊な技でこのボロボロの車を問題なく走る(使える)ように修理する訳ですが、中にはボロボロ過ぎて修理不可能な車(歯)も出てきます。
ですから根の治療は1回目の抜髄が勝負なのです!!
1回目の根の治療と2回目以降の根の治療は難易度が別次元になってしまっています。 ←これ覚えておいてください(^人^)
「悪くなったら専門医にかかればいいや!!」はある意味間違えです!!
で、左上2は元の神経管が探しきれなかったので触れる所まで
根管内を拡大・洗浄後、歯の穴をMTAを用いて根充(^-^)
MTAは私が取り扱ってきた材料の中でも過去最強に扱いにくい材料です┐( ̄ヘ ̄)┌
でこの歯も術後直ぐにファイバーポストを立てました^^v
右上1
この歯は歯根吸収が見られ、更に大きな土台が入っている歯でした。
根の先端も歯根吸収が見られた為大きく広がってしまっています。
(出口が非常に大きく広がってしまっている)
この場合も歯の大きな穴(#70:0.7mm)をMTAにてシールしました。
*私は根の先端が0.7mm以上開いてしまっていれば人為的にMTAで埋めに行きます。
あるHPを見ると、MTA根管充填するから当院の根管治療は自費治療となりますなど書いてあるものがありますが、
MTAで根管充填すると中のMTAを除去することはほとんど不可能なので
再治療は出来なくなるということは知っておかれた方がいいと思います。
ですから、全ての歯をMTA根管充填するのは・・・ ナンセンスかと。。。思います。
私は自分の中の0.7mmと言う基準に従いMTAを使用するようにしています。
(東京の専門医の先生にも基準を聞いたらそのぐらいと話されていました。)
この辺りって現在全く基準がないんですよ、ですからMTA根管充填は各先生の経験則によるところが大きくなってしまいます。。。
で、2年近く経過して病変がなくなりました。
http://www.eedental.jp/blog/archives/2009_5_11_432.html
たまたま3本とも治ってくれてよかったです((((ノ^◇^)ノ
一部の方には最近『根の治療の大切さ』が認知され始めました(゜-^*)σ
根の治療って、底の見えないディープな世界なんですよぉ〜
あっ、遊んでばかりではないですから^^;
始発の新幹線の中でブログ書いています。
昨日、ガットマン先生の講演に行ってきました。
会場です。
誰もいない、早く着き過ぎです^^;
講演開始前に、
ふと見ると「(ーヘー;)
関西方面の高名な先生方が多くいらっしゃいました。
でも、水曜の18時って凄い時間にするものだ・・・
で、結論から言うと・・・
ガットマン先生の講義、知っていることだらけで・・・
目新しいことは全く言っていなかったです。。。
でも臨床歴40年の先生の症例は「素晴らしい!!」の一言
歯の吸収症例をバンバン出していましたが、
内部吸収と外部吸収のレントゲン所見の見分け方は非常に参考になりました。
たぶん学生時代に習っていることだとは思いますが(笑)
『歯を残す為の診断』が重要ということは再三おっしゃられていました。
また自分では治療できるか!?など
根の治療は診断・治療が非常に難しいです。
根の治療で治らなければインプラントという手もあります。
インプラント。。。
知り合いの先生なんかは
「見えない部分のエンド(歯内療法:根の治療)はインプラントの10倍難しいことしているんだよ!!」(*酒が入っています)
とおっしゃられていました^^;
私の好きな小林先生も
「簡単なエンドはない」とおっしゃられています。
ホント根の治療ってテクニカルセンシティブで他の治療より難しいんですよ。。。
根の治療は患者さんの想像以上に手間がかかりますし、技術差も存在します。
インプラントは歯が無くなってから行う治療ですが、
インプラントを中心に診療を組み立てられている先生と歯内療法中心に診療を組み立てている私とではやはり抜歯基準は異なってきます。
もの凄く手間がかかり成功するか分からない・泣きたくなるぐらい手間のかかる根の治療をするより予後の安定が図りやすいインプラントで勝負をつける。
これは先生の考え方次第です
逆に言えば、インプラントをしていない分無理に残そうとしてしまう面はあります。
その点は注意するように周りの先生から助言を頂いております。
注)、インプラントは素晴らしい現代医療の治療選択肢の1つです。
否定している訳ではありません(~ ~;)
昨日ネット見ていて驚いたのが・・・
なんでこんな所(第一大臼歯)に極細インプラント2本?
ワイドタイプ(太い)のインプラント1本では駄目なのか!?
と思う写真を見てしまいました。
また先週末名古屋で見たのは、1本10万円をきるインプラント
安すぎですね(~ヘ~;)
「質」はどうなんでしょうjか?
私の歯科医院インプラントはしていませんので、
「どんな歯科医院でインプラントを埋入すればいいですか?」よく聞かれます(°〜°)
私のようなインプラントが出来ない人間から見て言えることは
インプラント治療を受けるのなら、
1、『骨』が作れる先生であった方がいい。
2、また歯周病の治療が得意な先生であること。
この2つ条件を言います。
長くなりそうなので、ここでCM
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CM「ノアデンタルクリニック」
http://www.noahdental.com/
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*先日『本人』からブログでバンバン紹介しろと言われたので^^;
骨が増やせるというのは何を言っているかというと
例えば、
枕木のようなしっかりした所に打った釘
ベニアのような薄い所に打った釘
どちらが打った物は取れにくいでしょうか!?(? ?)
当然前者の方が取れにくいです(~ー~)
でも現代技術ではベニアのような頼りない所も枕木のように厚みを増すようなことはできます。
それが骨を増やす技術なのですヽ(゜ロ゜;)ノ
ですから『インプラント年間症例○○本』と言う謳い文句より、
その先生が骨を作る技術があるなど治療オプションの多い先生を選ばれた方がいいと私は思います。
インプラントは入れてからが大切です。
骨を増やす技術は
「GBR」
「GTR」
「サイナスリフト」(上顎奥歯に適応)
「ソケットリフト」(上顎奥歯に適応)
「ソケットプリザベーション」 ←私はこれしか出来ません^^;
「仮骨延長」
など色々な手法があります。
この中でも「GBR」などが出来れば^^;
「サイナスリフト」も・・・
よくばり過ぎですね^^;
この2つの治療オプションがある先生は何割ぐらいいるのでしょうかね? >L(‘▽‘)
最近は骨を増やす手術のみ他の歯科医院で手術を行い、埋入はそこの歯科医院というパターンもあるそうなので、必ずしも絶対条件ではありませんが。
インプラントは多くの歯科医院がしています。
ですが、歯根膜のある天然の歯に比べれば・・・
残念ながら人工物です(★★)
まず、虫歯にならないよう、歯周病にならないようにしてもらうことが一番重要だと思います。
今週の週末、歯内療法学会
知恵熱が。。。(笑)
or ニューボード
コーヒー飲みすぎのの院長です^^;
連日ビールも飲みすぎ傾向ですが。。。
そうそう、渡辺先生が今、「内覧会」をしているようなのでお暇な方は、医院を汚しに行ってみては!?
http://www.noahdental.com/
開業は4月18日からのようです。
4月18日にはタイヨウ先生&チッコロ軍曹もいるみたいですよ。
私は夜に合流ですが・・・
いやいや終わりました。
石井先生のセミナー
非常に面白かったです!!(」゜ロ゜)」
色々なことを収穫できました。
石井先生に最近の症例のコメントを頂けたのも良かったです。
来月あたりブログのネタにでもします
(年に2回ぐらいある完全なる神様症例で奇跡的な症例です)
先生のオフィス見学の約束も出来ましたし^^v
色々、収穫ありありです。
大臼歯の外科的歯内療法(今HP作成中です)時の患者さんの寝るポジションとか顎位とか、目から鱗です。
この発想は一生出ませんでしたね・・・
ここで残念なお知らせが^^;
次回のセミナーをもってこの4日コースは終了するらしいです。
(帰りに野田先生と話していたのですが、このボリュームでこのセミナー代は非常にお得なセミナーだと)
以降2日コースになって多少ボリュームダウンだそうです。
既に次回セミナー20人ぐらい申込みがあるとのことでしたから興味のある先生は是非早目に^^
やはりエンド(歯内療法)はエンドレスな学問だなと改めて感じました。。。
やはり成功率を上げるには技術・道具よりしっかりとした治療コンセプト『無菌的治療』だなと
次の課題は
『根充当日にコアを作ってしまう』
ここですね、どうシステムを作ろうか(><;)
かなりの論文紹介がありましたが、やはり有名どこの先生
グロスマン
トロンスタッド
マーチントロープ
ベルゲンホルツ
後世に残る素晴らしい論文をいくつも書かれていますねw(°o°)w
あまり多くは書きませんが、
1つ、
歯内療法をした歯は枯れ木同然と新聞にも出ていましたが、
枯れ木と言うと水分量が一気に減るようなイメージがあると思いますが、
実は・・・
「神経を取った歯の水分率は2%減少」 ―(T_T)→ドォ〜ン
と言う程度らしいのです。
で新聞を読まれた人はたぶん30%〜50%は減っているとイメージされているでしょうね。。。
ただし、神経を取った歯は歯の中を処置していて天然の歯より脆くなっていますので、
しっかりとした詰め物は必要ですよ。
奥歯であればクラウンなどで被せる、アンレーなどで咬む面を覆うなどが必要です。
この辺りも色々工夫しどころがあるのですが、長くなるので省略。
ホント
テレビ、新聞は怖い!!
ですから私のブログも50%以上「嘘」を書いているという認識で (°д°;;)
書いていませんけど^^;
野田先生お疲れさまでした。
セミナー後さんざん連れまわして申し訳ありませんでしたm(_ _)m
宇藤先生>
次回は是非飲みに行きましょうね!!
東京に来ると飲んでばっかりだな・・・( ̄Д ̄;)
明日はお世話になりまくりの歯内療法専門医の先生のオフィスに見学に行ってきます。
東京まで来たのだから新幹線代を取り返すつもりで勉強して帰ります。
東京遠いよ。。。
全くモグラ電車(地下鉄)の乗換分からないし・・・
温かくなったのに単車も放置、波乗りも行けず。。。
過労気味の院長です。 。。。(嘘)
先週の土曜は26時近くまで飲んで(~Д~)
(26時って何時だよ)
次の朝、6時起き・・・
意外と朝すんなり起きてしまいました。
と言うか7:01分の新幹線(ひかり)乗りおくれたら完全アウトなので嫌でも起きます。
都までは遠いです(><)
東京から豊橋まで毎週通って頂いている患者さんには脱帽ものの感謝です。
で新幹線の中で患者さんの説明用パンフを作って
(そのうち受付に「痛み」に関しての注意事項プリントを置きますので治療後に持って帰って読んでみてください)
会場に着いたのはスタート40分前でしたが、スタート10分前には満席状態に(推定:100人以上!?)
会場でもパソコンで仕事を続けていたのですが、開演前に隣を見ると次週見学をお願いしている先生が(笑)
「あっ、先生来週お願いします」m(_ _)m
フランチェスコ・マジョーリー先生
特にテクニック中心の講演でこれでもかと言うぐらいレントゲン写真と動画を見ましたね(笑)
『素晴らしい!!』 _φ(・_・)
の一言なのですが、
特に根管充填
ためになりました。
コンテニアス ウエーブド テクニックを用いられているようなのですが、
6番の口蓋根3根管って!!^^;
匠ですね。
はじめにシステムBと言う機械で根の先端を根充して(この方法は比較的側枝:根の枝まで根管充填出来る方法です)
その後根の上の部分をオブチュラVで根管充填するというものです。
シルダー先生の考えたシルダー法をブキャナン先生が簡易化させた方法なのですが。
因みにオブチュラVは販売されていません・・・、
その前の機種のオブチュラUは日本でも購入可能で、
私もヤフオクで展示品と書いてあったオブチュラUを6万円(新品は16万ぐらいします)で落札し持っているのですが・・・
部屋のどこか片隅に大切に放置されています(  ̄ ∇)
最近はウルトラフィル(オブチュラUと同じような根管充填機)のウォーマーをヤフオクで1万(新品は10万以上)でゲット!!
これも院長室の机の上に結構邪魔なオブジェとして放置してあります(  ̄ ∇)
今の物が壊れたら一軍昇格です。
(でも今のヒーター5年ぐらい壊れたことないのでいつ故障者リストに入るか!?)
最近もヤフオクで。。。
大体私が欲しい物って買い手がつかない商品が多くて・・・
あっ、そうそう
マジョーリー先生のコンテニアス ウエーブド テクニック
動画で簡単そうにしていたのですが・・・
腕なんでしょうね、普通あそこまで簡単にはできません(TT;)
で送られてきたメールに添付されていた画像と同じようなことしてみたので
左:マジョーリー先生
右:私
(笑)
あそこまでエンド(根の治療)が出来れば楽しいでしょうね。
ニッケルチタンの話も出てきましたが、
やはり折れるタイプの根管はあるみたいですね。
先日の石井先生のセミナーでもおっしゃられていましたが、ケースによっては手仕事の方がいい場合も出てくるでしょうね。
メーカーがこんな根管にもOKみたいな謳い文句でニッケルチタンファイル販売されていますが、
全てのケースに攻めれるのは考えものですね。
マジョーリー先生がおっしゃられていたファイルに頻繁にツイストファイルが出てきました。
はやり良いみたいですね。
今のニッケルチタンファイルは棒状の金属から削りだし+電気研磨
を行っているので完成した製品の時点で金属が疲労して微細なクラックが入っているそうです。
たまに卸したぶんの新品使っても、何か嫌な感じする時はたぶん・・・
聞いた話ですが、ブキャナン先生は新品のファイルでも直に捨て新しい物を使うと聞いたのですが、こう言うことなんでしょうかね!?
一方、ツイストファイルは
1本の棒状の金属をネジって作っているので今のものより疲労がファイルにかかっていません。
去年のAAE(アメリカ歯内療法学会)でもらってきたDVDカタログを見ても良いですね!!
海外通販で買おうと思ったものの高い!!
日本でも薬事申請はしているようなのですが、後数年かかるらしく。。。
「早くしてくれ!!」( ̄~ ̄;)
海外から試しで買おうか迷い早1年・・・
でも日本で購入できるいつも使っているニッケルチタンファイルの倍ほどのお値段
ハンドファイル(Kファイル) 1本140〜200円
ニッケルチタン 1本1000〜1300円
ツイストファイル 1本2400円
1本2000円オーバーは痛いです!!
根管形成するには数本のファイルを使用する訳で。。。
ツイストファイルもいいのですが、日本で販売されているGTファイルの進化版の次世代GT−Xファイルも非常に気になるのですよね。
ニッケルチタンファイルの金属配合比が変わっていることが想像できます、よりフレキシブルになっていますねw(°o°)w
良いことです、誰が行っても使いやすい道具が理想ですね(^▽^)
頼むサイブロン デンタル 早く薬事通してくれ!!
日本で販売されれば1本1300円ぐらいでしょうか。
今日は
顕微鏡の世界では先駆者の三橋先生のオフィスを見学させて頂いきました、
2週後の顕微鏡学会で三橋先生が画像処理・管理のことを発表されるのですが、
その為に色々準備されているようでした。
時期が良かったのか、色々動画編集ソフトやカメラのことを教えて頂きました。
時代はハイビジョンカメラですか。。。〜(^Д^〜)
開業当時、そこまで全く考えていなかったですね。
治療も見せていただいたのですが、
間近でラバー・ウエッジテクニックを見せて頂きまた臨床のヒントを頂きました。
こういう使い方もあるのか〜(」゜ロ゜)」
極々小さな違いなのですが、明日から直ぐにマネしてみます。
三橋先生には昼飯御馳走になり、お土産まで頂いてしまい。。。
今回御馳走になってばかりで、
佃先生とはマジョーリー先生の講演が終わって焼鳥屋に飲みに行っていました(お腹減っていなかったので2人でビールばかり飲んでいました)
ホントすみません。
ありがとうございましたm(_ _)m
今週は土曜日、セミナーの為お休みさせて頂きます。
また、6時起きで東京にセミナー行ってきます。。。
波乗りの為の6時起きなら苦にならないんだけど・・・
_____________________________ お知らせ_________________________
ゴールデンウィークは
4月26日〜5月6日までお休みさせて頂きますm(_ _)m
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