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Dr.ブキャナン 自分メモ

・テクニック的に根管治療で大切な部分は!?

1、Access(髄腔開口)

2、Negotiation(穿通)

3、Shaping(根管形成)

4、Irrigation(洗浄)

5、Obuturation(根管充填)

 

私は2のNegotiation(穿通)が最もテクニック的に重要だと考えていたのですが、

ブキャナン先生は1、Access(髄腔開口) 2、Negotiation(穿通)が大切だと話していました。

 

後、面白かったのが寺内先生の講演で

レッジを作ってしまう割合

未処置歯(抜髄、ネクローシスパルプ):33%

再治療歯(感染根管):41%

個人的にはたぶん5%以内なんですが・・・

ファイルは回すからレッジが出来る訳です。

先日のハンズオンを受講して頂いた先生から、「ファイルは押して使うなんて目から鱗が何枚も取れた」と言われましたが、道具は使い方です。

注)、回さないといけない時もありますよヾ(・_・;)

 

 

・石灰化は歯冠側で起り、根尖から起るものではない。

『(ネクローシスパルプではたまに起っているけど・・・) 

EE dental T.jpg病変の原因になっていそうな側枝にもたまたま入りました。』

 

 

・ラバーダムは大切だが、時にはアクセスキャビティーの時には一度ラバーダムを外して根管治療することもある。

 

 

・抜髄で根管が太ければ、大きく削らず、歯髄を洗浄液(NC)で溶かして歯の中を清掃する。

 

 

・GT-X(ニッケル・チタンファイル)はクラウンダウン的な使い方をしなくて、

上手になれば1本で形成も可能。

・根管形成は1~5本のNi-Tiで形成している。

1本で形成が終わるものは1/3、その他の多くは2本で形成している。 

 

日本にあるファイルでの根管形成レシピ

2世代目「GTファイル」テーパー12 #35 根管口~根管中央まで 

4世代目の「GT-X」ファイル テーパー4 #20 根尖まで

4世代目の「GT-X」ファイル テーパー6 #30 根尖付近の拡大

*GT-Xはラジアルランドなので初心者向けファイルです。

この3本での根管形成を『今』思いつきました(笑)

 

とりあえず、ボルテックスブルー購入して10年近く変えていない術式を大きく変えようかな。

 

 

・レジスタントフォーム「GPを止まるように根尖をすること」 

 

 

・ヒートプラガーの先は根尖から3mm以上引いた所に止めること

システムBのヒートプラガーは根管に添わせるように根管内で少しずつ曲げる

 

 

・最終洗浄は#10Kファイルを根管内に入れ根尖から1mm出したファイルに超振動を与え消毒させる。

↑これは目から鱗でした。(特殊な道具いらないし直にできる) 

 

・大臼歯の1回法での抜髄には2時間半かかる。

 

・エンドの問題で起る痛みは頬骨~下顎枝までの範囲内に出る、その他の部分に関しては他の疾患を疑う。

 

・全ての患者さんでCBCT撮影をしている。

私全然撮影していないですね・・・

今日診断の難しいケースがあり、今月初めて撮影しました♪(o=゜▽゜)

 

今月ってもう25日ですけどね(笑)

 

 

・外科的歯内療法後予後が悪ければ通常の歯内療法に戻り治療することもある。

・その際、別途2000ドル(18万)の根管治療費はかかる

 

 

・根管治療前に軟組織の観察を行う。

 

 

・EPT(電気歯髄診断)はあまり役に立たない。

『個人的にも同意、かなり悪くなった歯しか分らないので・・・』

・歯髄は温度診で診断を行う。

 

 

 ・MB2の35%は独立した根管である。

初めて聞きましたが、そんなものなんでしょうか吉岡先生!?≡≡≡((っ`・Å・)っ

 

 

・同じ様に穿通したファイルでも#10と#15では根管に当っている場所は異なる。

 

 

エンドベンダー は25年前に発明したもの既に特許も切れている

構造的に直に作れそうなのでどこかのメーカーが作れば売れると思うんだけど・・・

今もアメリカのサイブロンエンドで売っていますが、個人輸入すると3~4万します。

 

 

・根管治療をショートで終わらす方が失敗する

ショートで治療する方が良いというのは先人が作ったルール

「根尖を触ることにより分化が起こり嚢胞化させてしまう」という理由だがノンエビデンスである。

針治療でも体に針を刺している、インプラントなどはもっと太い金属を体に入れているのではないか。

 

まぁ、学派が変われば言うことも違ってきますね( °o°)

私の今の考え、

抜髄;オーバーは絶対駄目!(再治療の際に根先から飛び出したGPの除去が難しいので)

感染根管;根尖のシールが大切(細菌が根尖から出ないようにする必要がある)

 

 

後、最近思うんですが、

GP自体滅菌もできない不潔なものですから、それを根尖から出していいわけが。。。

(GPが綺麗だと思っていては駄目ですよ^^;)

もう1点、オーバーと言っても、垂直加圧のオーバーと側方加圧のオーバーは意味合いが全然違うと思います。

 

トロープ先生も

「現在の歯内療法の弱点は、根管充填にGPを使用すること」と話されています。

最近勉強をしてようやく「まさに!」と私も思えるようになりました。

 

結局の所根管充填なんて必要最低限のことが守れていればどれもあまり大差ない気がしています(-ω -;)

 

根管充填のこと書くと長くなるので割愛!

 

既に長いけど・・・(-∀- ) 

 

 

・『相手をたたえること=そのマネすることである

 

 

と言うことで、

考え方の近いブキャナン先生のマネをして(笑)

 

そして直に我流化ます!(^ω^ )

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