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レジンとセラミック違い『変色と着色』

銀歯を何とかしたいという患者さん

EEdental Ka.jpg

私は、小さな詰め物~中ぐらいの詰め物まででしたらレジンを使用します。 

また大きく削って被せてあるような歯に関してはジルコニアクラウン(セラミック)を使用します。

 

すると、術後半年経過 

EEdental Ka (1).jpg

使う材料が異なると、見た目や持ちも変わってきます。

 

向かって右側の上から2番目がセラミックなんですが、セラミックには色素の沈着がなく白いままです。


これはセラミックのメリットでもあります。

他の部位は私がレジンを詰めた処なのですが、約半年でレジンの表面に着色が付いてきてしまっています。


この『着色』は気になれば表面の研磨などを行えばある程度綺麗にすることは可能ですが、レジンの宿命である『変色』は最初に詰めたような状態には戻せません(; ̄д ̄)

 

私の言う、
着色とは「歯・レジン表面に付く茶渋様のものです」

変色とは「レジンが中から黄色くなってくることです」


本物と分からないように治療していますが、審美治療とは永遠にそのままではなく経年変化が起こります。

その経年変化を比べると、セラミックは非常に優秀ですヾ(・∀・ )


レジンのような着色や変色はほぼありません。

 

私のレベルでのセラミックインレーは適合がレジンやメタル修復に比べると悪いこと、適合を上げるにはガッツリ削らないといけないことなどデメリットの方が私は気になってしまいセラミックインレーを止めてしまいました( ・ω・)ノ

(上手な先生はセラミックインレーでも非常に適合良く綺麗に仕上げられますよ) 

 

以前聞いたレジンの巨匠の高橋先生も

「ゴールドインレーより良い物だと私は思うからレジンをお勧めする」

とおっしゃられていました。

 

私もセラミックインレーよりレジンの方が優れた面が多いと判断すればレジンをお勧めします。

私の考えは見た目より歯の寿命を延ばすことを考えます。

その為にはなるべく削らないことだと思っています( `・з・)ノ

 

クイック矯正大嫌い! 

将来見るも無残な結果が決まっている治療なのでね(★。☆)

 

EEデンタルで使用しているレジンは比較的変色のない物を用いていますが、経験則として着色しやすい方、全く着色や変色のない方、色々おられます。

着色や変色が気になりましたら、レジンの研磨(1本:10500円)に来られてください。

 

大体1本30分ぐらいである程度綺麗にすることができます(・ω・)ノ 

全部のレジンは外さず表層のレジンを研磨したり、リペアしたりします。 

 

レジンはセラミックお互いにメリットデメリットがあります、

削る量は気にしないから綺麗な物が良い方はセラミックインレーを選ばれた方がいいと思いますし、

なるべく健康な部分は削らず小さく治したいという方はレジンを選ばれた方がいいと思いますヾ(ゝ∀・)ノ

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