歯の神経を保存する (下記の4つの項目でご案内します)
外科的歯内療法
外科的歯内療法
歯根端切除術
外科的に膿の袋を削除する治療。
骨・病変の除去:顕微鏡を見ながら、病変付近の薄い骨・膿の袋を除去します。
歯内療法が大切な理由
長持ちさせる大きなポイント
長持ちさせる大きなポイント
基礎ほどしっかりする必要があります。
歯内療法
日本の神経の治療は、4割が再治療・抜歯になってしまる現実がある。
EEデンタルで行う歯内療法は、歯の中で問題となる感染物質を20倍の顕微鏡を使用して綺麗に取り除き、徹底的な消毒をした後にきっちりお薬を詰めることで飛躍的に治療成績が向上した方法です。
神経を保存する治療(MTA直接覆髄法)
MTAを用いた直接覆髄法
大きい虫歯から神経を保存する治療です。今まで神経を取らなければならなかったケースも、この材料を用いることで症例を選べば神経を保存することができるようになりました。
外科的歯内療法 歯根端切除術
顕微鏡を使った治療
- Q.1 顕微鏡を使用する必要があるの?
- 裸眼でもこの手術は行えますが、治療の精度という点から見ると、やはり顕微鏡を用いた手術にはかないません。
- 例えば、私が手術をしたもので、この様な症例があります。
- 一度、歯科口腔外科で手術(歯根端切除術)を受けられましたが、再び病変が現れ私が顕微鏡で確認すると、2本の神経が根の先で1本に合流して太い神経管になっていました。(かなり特殊な歯でした)
- 私はこの部分の処理を行った後、MTAで逆根管充填を行いました。
- こちらも裸眼で手術を受けられ予後が悪いと来院され、私が顕微鏡を用いて再手術を行うと、歯の破片が奥から出てきました。
- 顕微鏡を用いた外科的歯内療法の成功率は90%以上あるという報告が多くあります。
- ですから、この手術においては、顕微鏡はマストアイテムなのです。
- Q.2 なぜ根の先をカットする必要があるの?
- 膿の袋だけ取る処理ではダメなの?
- 膿の包が出来る原因は歯の中の細菌であり、原因を処理しない限り何度でも再発します。根の先の神経管は非常に複雑な形をしており、多い人では10以上に分枝します。細菌はこの細い神経管に住み着き、増殖して歯の外に膿の包を作ります。
- 細菌(バイ菌)の出入り口が数個あるとイメージして下さい。
- また、ケースによっては通常は存在することが出来ないはずの歯の外側のセメント質に住みついてしまっている細菌もいます。
- このような状態になってしまった歯の場合、根の先端をカットする必要があるのです。
- Q.3 なぜ、極細の糸 - 針を使用する?
- 前歯の手術後、傷が目立つのは嫌ですよね?
- 「切る」「縫う」の基本処理をきっちり行う事で、傷を目立たせなく早く治す事ができます。
- その為に当院では、傷が残りやすい4 - 0 綿糸ではなく、傷が残りにくくする為に8 - 0ナイロン糸を顕微鏡を見ながら縫合します。
- 下は傷が残りにくい8 - 0ナイロン糸を顕微鏡を見ながら縫合した様子です。
- EEデンタルでは、成功率の追求と伴に審美性の追求も行います。
- お勧めブログ:
- ① 切開
- ② 外科的歯内療法(歯根端切除術)
- ・ 外科的歯内療法(根切)のその後
- ・ 第一大臼歯の外科的歯内療法
- ・ 根管治療後の意図的再植術