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レジン 【動画】: 2010年9月アーカイブ

4mmの穴から根管治療 ⇒ ビルドアップでレジン充填へ

12日,13日とCT工事で医院でやること無かったので、立て続けに動画にアノテーション(説明)を付けて過ごしていました。

日曜、月曜はネット三昧でした(笑)

(ちゃっかり朝一の海には行ってましたが=┌(; ・_・)┘)

 

 

吉岡先生が

いずれ被せる予定ということで「ガバッと削って根管治療」というのと「できるだけ歯を残して根管治療」というのでは、治療のやりやすさが違います。

と前に歯チャンで言っていましたが。

 

 

丁度その動画作っていた所でした

(1ヶ月ぐらい放置したままでしたが^^;)

 

'> http://www.youtube.com/watch?v=aDap5xMV2XY

 

 

根管治療(神経の治療)

この治療先生の考えかた、よって歯の削る量が異なります((φ(・д・)

 

セオリーを言うと、

根の治療後⇒大きく削って被せ物(銀歯、セラミッククラウン)

と言う流れです。

 

根の治療をきっちり行う為には見やすく治療を行う為に、歯を大きく削る必要があります。

これは『ゴールデンルール』です。

 

前は私はこう考えていました、

歯質保存(歯を出来るだけ削らない)は、神経がある歯のC1,C2の話であり、

C3のような神経まで達した歯に関しては、根管治療の『質』を重視する為にも大きく削る場所は削るべきだと考えていました。

*下手に歯を削らずして根の治療を行うと根管の見落としや、余分な場所に穴を開けるなどエラーが出やすくなります。

 

 

月日は流れ。。。---(o_ _)o

 

顕微鏡を使うようになり、今は3〜4mmの穴が開けれれば殆ど治療出来ところまできました。

 注)、殆ど削っていない歯ですよ^^;

 

http://www.youtube.com/watch?v=aDap5xMV2XY

 

一番左の写真

ビルドアップ.jpg

 

このケースは4mmの穴から4本の神経管の治療を行いました。

その後、詰め物を全て外してレジンでビルドアップで被せずに健康な部分の歯の保存を行いました。

 

相変わらず・・・

こんなセオリー外のマニアックな方法を行っています。

 

顕微鏡を使用するようになると、 以外に『歯って削らず治療出来る』ものだなと感じています^^; 

 

ただ、今でも顕微鏡がなければ、私もガバっと削って根管治療すると思います。

そのぐらい大きく削らないと根管(神経管)は見えずきちんと治療できません(TT;)

神経管の入り口は大きいもので0.4mmぐらい、

今回の奥歯のような4本目の極細の神経管では0.1mmありませんから、これを裸眼で見つけるには見やすいように大きく削った方が私はいいかと。。。

 

 

顕微鏡治療の1つのメリットとも言えるでしょう。

 

 

ただ、顕微鏡あればすぐに出来る訳ではないですけど(o_ _)o ドテッ! (TT;)

 

毎日の積み重ねですね。

 

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前歯がかけた!!

いきなり写真を

m1.jpg

 

 

問題、

どこを治したのでしょう!?

 ヒント)  1本です。

 ヒント2) レジン(プラスチック)治療

 

 

 

 

 

 

術前写真

m2.jpg

 

前歯がかけたとのことなのですが、

治療方法は色々あります。

歯科医院毎に提示される治療法は異なります。

 

小さく削る    『レジン充填』

中くらいに削る『ラミネートベニア』

大きく削る   『オールセラミッククラウン』

 

があります。

それぞれにメリット・デメリットが存在します。

 

レジン治療 

メリット:削る量を抑えられる。かけてもリペアが簡単

デメリット:長期的にみて変色する材料である。結果が術者の腕に直結してくる

 

ラミネートベニア

メリット:変色しない材料

デメリット:付け爪のようなものなので硬い物を咬むと外れることがある。

      治療した歯1本のボリュームが増える

      歯科医師と技工士の腕による。

 

セラミック

メリット:変色しない材料、透明感を演出できる

デメリット:ケースによっては神経を抜く必要がある。かなり大きく削る(元の歯の1/3程度まで削る)

 

 

簡単に書くとこうなります。

 

 

エンドとレジンしか出来ない私は当然 

レジン治療を選択しました。

 

でも今回のケース、

まずは候補となる色のレジンを置いて色合わせを行います。

m3.jpg

 

かけた部分に白い団子(レジン)が2つあります。

 

m7.jpg

右と左どちらの色の方が馴染むと思いますか!?

 

左:A1(エンプレスダイレクト)

右:C1(エンプレスダイレクト)

 

歯の色が白いグレー系と判断して

私は右側の『C1』を選択しました。

 

治療動画:http://www.youtube.com/watch?v=Ot6Dv8p0u48

 

 

術直後

m4.jpg

 

良く見ると微妙に透明感が強いように見えますが、

翌日の朝になると歯が唾液を吸って元の色に戻ります。

 

(これは1時間近く口を開いていて歯が乾燥している為に起こるものです)

 

術後18時間後

m1.jpg

 

微妙ですが、馴染んできました!!

 

治療回数:1回

治療時間:1時間

 

今回のようなケース

レジンが得意な先生はレジンで治療を行いますし、セラミックが得意な先生はラミネートベニア、オールセラミッククラウンで治療を行います。

 

もしご自身の歯がかけてしまった場合

大きく削りますか!?

小さく処理したいですか!?

 

それによって歯科医院を選んでくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

奇跡的に上手くいった1症例でした^^;

 

※ 症例写真撮影協力 ≫愛知県豊川市在住 40代 男性

吉岡先生風) 

 

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【奥歯】のレジン治療

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