Home> 歯内療法日記アーカイブ

歯内療法日記の最近のブログ記事

パーフォレーション1年後経過報告

http://eedental.jp/ee_diary/2017/06/post-1602.html 

 

2017 EEdental SY5.jpg

今週ゴールドクラウンを入れさせてもらいました。

 

これだけ骨が出来てくれれば安心していいと思います(^ー^)ノ

  • Comments (Close): 0
  • TrackBack (Close): 0

抜歯通告から感染根管治療2年後

2015年11月にブログに書かせてもらった患者さん

http://eedental.jp/ee_diary/2015/11/post-1277.html 

 

術前⇒2年後

2017 EEdental IM(3).jpg

出来過ぎぐらい綺麗に治ってくれました!

  

根管治療は専門性の問われる治療の1つでもあります(・∀・)ノ

  • Comments (Close): 0
  • TrackBack (Close): 0

歯内・歯周病変 感染根管治療+外科的歯内療法

http://eedental.jp/ee_diary/2017/08/post-1626.html 

2017%20EEdentalMN.jpg

 

治療動画の写真の羅列を

DSC00835.jpg

口蓋側には発達した舌盲孔があり、溝には歯石がビッチリ

プロービングしている場所からは排膿(風をかけると膿が出てくる)

  

DSC00839.jpg

頬側には13mmのポケット

 

DSC00838.jpg

舌盲孔と歯髄腔は繋がっている

⇒超音波で溝を削りレジンで封鎖

 

治療2回目 

DSC00841.jpg

1回目にスケーリングをして改めて2回目の治療時にプロービング

口蓋側には15mm以上のポケット

プロービング時にドバッと排膿

 

3回ほど洗浄して2カ月様子をみるも改善はない・・・

 

よって、外科的歯内療法へ移行  

DSC00844.jpg

舌盲孔はかなり深い部分にまで入っており

遠心の骨は全くありませんでした。。。

  

溝は

DSC00846.jpg 

MTAでトライしたのですが、出血で流されてしまう為

スーパーボンドを使用して封鎖 

 

で、3か月後

2017 EEdentalMN(2).jpg

こんな感じで経過しております。 

 

簡単なエンドは存在しないというのをひしひしと痛感。。。

  • Comments (Close): 0
  • TrackBack (Close): 0

親知らずによる虫歯

どうも、右上の親知らずを抜いて上顎洞炎になった院長です(笑)

 

現代人でまともに親知らずが生えている人ってイメージ的にいえば1~2割ぐらいだと思います。

  

多くの場合で中途半端に生えている親知らず

特にそこに食べカスが詰まりやすい患者さんは早目の抜歯をお勧めします。

 

 

親知らずによる虫歯で治療させて頂いた患者さんの1年予後チェックでした。

http://eedental.jp/ee_diary/2016/08/7-3.html  

上顎:

2017 EEdental YA (1).jpg

下顎:

2017 EEdental YA (2).jpg

上下共に問題なく経過しています!(^―^)

 

親知らずの影響による虫歯治療は難易度が高いのでなるべく虫歯にしないように気を付けてくださいね!( ̄∇ ̄;)

  • Comments (Close): 0
  • TrackBack (Close): 0

歯内・歯周病変 根管治療+外科処置

当院を受診したのが3月の患者さん
2016年の12月から根管治療をしているが膿が止まらない
10年前にも一度膿が出たがその時は切開のみ行ったということ
 
レントゲンを見てみると

大きな病変があり遠心には深さ15mmのポケット
 
図で表すと
2017 EEdentalMN (1).jpg
根の先の膿が歯の横をつたわって排膿している状態
 
また顕微鏡でよく見ると口蓋側には舌盲孔(歯に溝が入っている)
 
 
前歯の側切歯は前歯の中でも色々なパターン・特殊な歯の形態が多く予後が特に悪い歯です。
ですので、前歯を抜きたくないという患者さんは側切歯に関しては専門医に診てもらうのも一法です。
 
 
今回の歯、
洗浄をすると一時的には良くなるもののちょっと経過するとまた膿が出るの繰り返し。
 
3回根管治療を行っても排膿が止まらないので、根管充填+外科を行うことに。
  
 
外科をしてみると、遠心には殆ど骨はなく(スル―&スル―)、近心の一部の骨で歯を支えていた感じでした。
 
また、根尖付近まで舌盲孔(溝)がありそれに沿って歯石も見られましたので、根表面の掃除をして、溝にはスーパーボンドを入れ菌の足場を除去
  
 
そして、今週3か月予後
膿も全く出ておらず快適とのこと
最初に15mmあったポケットも3mmに改善
  
レントゲンを撮ってみると
2017 EEdentalMN (2).jpg
おっ!少し骨できてきているね! 
  
と言ってもまだまだ予断は許しませんが、外科直後より悪くなっている感じはなし!( ・з・)ノ
 
この後も定期的にレントゲン審査をしていきます。
 
 
昨日の側切歯といい、側切歯の治療はかなり難しいケースが多いです。
*専門で行っているのでそういうケースが必然的に集まるとも思います(;・∀・)ノ
  • Comments (Close): 0
  • TrackBack (Close): 0

感染根管治療 内部・外部吸収

今年の初めに治療させてもらった患者さん

http://eedental.jp/ee_diary/2017/02/post-1553.html 

 

基本的に私は外部吸収に関しては、

症状が無ければ放置が最も歯の寿命を延ばす1つの選択肢だと思っています。

*昨日のブログの【生存率】です。

http://eedental.jp/ee_diary/2017/07/post-1623.html 

**必ずしも医療行為が歯の寿命を延ばすとは考えません。

 

 

ただ、今回の患者さんは細菌感染をおこしたようで膿が出てきていたので治療に介入させてもらいました。

 

治療後6カ月

2017 EEdental Ka.jpg

患者さん曰く、膿もなく、生活に何ら支障ないとのことヽ(・ω・)

 

何とか残ってくれそうな雰囲気が出てきました!

 

しかし、 

MTA(バイオセラミック)の登場で根管治療の基準が変わったのは事実ですね。

万能薬ではありませんが、飛躍的に歯科医療が進んだのは素晴らしいと思います。

 

個人的には本当に良い材料と言えるのは「MTA」ぐらいで、

ネットで書かれている色々な他の薬剤・薬などは40~55点だと思っています。 

  

 

薬剤治療にこだわる患者さんへ、 

そんなに革新的な材料ってポンポン出ないですよ(・д・;) 

  • Comments (Close): 0
  • TrackBack (Close): 0

根管治療のクライテリア 『成功率』と【生存率】

根管治療後、どれだけ歯が残っているかを示す基準は2つあり、

この2つの基準は『成功率』と【生存率】と分けれます。

 

基準の違いは!?

  

簡単に言えば、

『成功率』とは厳しい基準で、レントゲン、患者さんが生活に支障なく全てがクリアーな状態になること

【生存率】とは、ちょっと問題があっても口の中にあれば「OK」とカウントされます。

  

つまり『成功率』と【生存率】を比べると必然的に【生存率】の方が高い数字になります。

*基準がユルイから

  

 

また、成功率は色々なデーターがありますが、

・再根管治療の成功率は約80%(専門医が治療した場合)

 

一方、【生存率】は

・根管治療を行った歯の8年経過後の生存率:97% (n=1,462,936)

 salehrabi&Rotstein J Endod 2004

  

『成功率』と【生存率】には20%ぐらい差が出てきます。

 

 

因みにインプラントの成功率は98%などと言われますが、これは【生存率】です。

『成功率』で見ると73.5% という数字もあるそうです。

  

悪くなっても天然の歯が残っていれば最後のチャンスで再び使えるかもしれません。

 

 

個人的には、抜く前・インプラント前に天然の歯の治療を行った方が・・・

 

後、

「インプラントにすると周りの天然歯が守れる」と歯科医師の売り込みなんですが・・・

 

先週の歯内療法学会で韓国の先生の発表にもあったように、

インプラントの隣の歯が抜歯に至るという報告もチラホラあります。

  

  

さて、今回の患者さんは

歯ぐきのキワから膿が膿が出て他院で治療をしたが治らず、膿が出る度に切開をしているという患者さん

レントゲンを見ると

2017 EEdental MU (1).jpg

大きな影が2つあり根分岐部から排膿している状況

 

またこのレントゲン所見は歯が折れている時にも出る所見であり、

患者さんには折れているかしれないことを説明して、

患者さんは最後に残す治療をしてみたいということで治療スタート!

 

治療1回目:根分岐部にパーフォレーションがないことを確認

     遠心根から見たことのない黒い物体が出てくる

治療2回目:遠心根2根を拡大、洗浄

治療3回目:膿が出なくなっている。

     近心根の治療を試みるも穿通せず

治療4回目:膿もないことより根管充填

2017 EEdental MU (2).jpg

 

その後定期的にレントゲン診察を行い 治療2年後

2017 EEdental MU (3).jpg

病変は大分小さくなっています。

また日常生活も全く問題なくよく咬めるそう

 

ただし、この2年後のレントゲンだけ見た他の先生は病変は治っていないと判断するでしょう。

 

つまり

『成功』か? ⇒×

【生存】は? ⇒○

となる訳です。

 

我々歯科医師は成功というものを目指しますが、患者さんにとってはどれだけ残せているか?の【生存率】の方が気になるかと思います。 

 

2017 EEdental MU (4).jpg

病変は大分小さくなっているんですけどね。。。 (ノ-∀-;)

  • Comments (Close): 0
  • TrackBack (Close): 0

大きな虫歯から抜髄(根管治療)5年予後

5年前に患者さんのお母さんの紹介でいらしたお子さん18歳

  

近医で虫歯があると指摘され始めて虫歯の存在に気がつく

2017 EEdental MK (0).jpg

咬む面などには穴はなく、中心窩の0.1mm程度の穴から中に侵入した虫歯 

 

18歳ぐらいまでは特に咬む面の虫歯に注意です。

知らない間に中に入られています。

*この虫歯には顕微鏡での拡大診査と小さなレントゲンが有効です。

 

若い患者さんは虫歯の進行が早く、患者さんの神経の保存をしたかったのですが。。。

 

虫歯は神経に達しており「抜髄」に・・・

2017 EEdental MK (1).jpg

健康な歯も多く残っていた為にレジン充填で修復を行いました。

 

先週5年ぶりに虫歯がまた出来たとのことで来院してもらった際に診査させてもらいました。

2017 EEdental MK (3).jpg

根の方、骨の方には問題ありませんでした。

 

レジンには多少褐線が出ていました。

2017 EEdental MK (2).jpg

綺麗に詰めても少なからずレジンと歯には段差がありますので

その部分に着色が付いてきてしまいます。

*セラミッククラウンはこの歯と人工物の継ぎ目部分を歯ぐきの中に隠すので綺麗に見えます。 

 

今回のケース、レントゲン上では全く問題なく、機能的にもよく咬めているのでこのまま経過を見ます!

  • Comments (Close): 0
  • TrackBack (Close): 0

この歯残しますか?

歯に穴が開いていて歯ぐきから膿が出てきて、抜くしかないと言われた患者さん

 

実際見せてもらうと

2017 EEdental HK(1).jpg

過去に根の治療を既に2回受けており、ほぼ打ち止めのような状態。。。(-ω-;)ゞ

 

患者さんの中には何度も同じ治療が受けれると思っている方もおられますが、

*根管治療はおおよそ2~3回で残っている歯が少なくなり過ぎて抜歯となります。

**また、治療の度に成功率は下がります。

***更に、治療の度に歯は減りトラブルの確率は上がります。

  

1回目の抜髄でいかにきちんと根管治療しておくかがポイントになります!( ̄。 ̄)

 

 

今回の歯残っている歯の量は少ない、歯に穴が開いている、前々から膿が出続けている。

 

この状態推測では、

たぶん100人中90人の歯科医師は抜いた方がいいと判断するでしょう。

 

では残りの10人はと言うと、

根の治療(根管治療)が得意な先生であればトライしましょう!と判断するかもしれません。

*ただし、駄目もとです。

*ネジ屋さんであれば200%抜でしょうね!(p・Д・;)


 

で、実際治療をしてみると

2017 EEdental HK.jpg

治療を行い膿も止まり、3か月経過すると骨も回復してきており咬めるようにまでなりました。

(*参考費用:根管治療16万+パフォリペア5万+土台・仮歯3万)

(**悪くなってしまった歯の治療はは時間も費用もかかります。)

 

ですから、神経を取らないようにC2の時点できちんと虫歯治療(レジンなど)で治しておいた方がいい訳です!

 

もう3か月仮歯で経過をみてもらい本歯を作って行きます!ヽ(・∀・)

 

抜歯と言われた歯でも、

根の治療の問題であれば歯内療法専門医が残せるかもしれません。

*残念ですが、歯周病、歯根破折は抜歯となります。

  • Comments (Close): 0
  • TrackBack (Close): 0

根管治療には付きもののファイル破折

神経の治療の際に歯科医師が使う金属のヤスリをファイル(リーマー)と言います。

 

このヤスリ回して使う為、何度も使っていると周期疲労

http://eedental.jp/ee_diary/2016/05/post-1383.html 

 

専門医でもファイルを折ってしまいます。。。

  

私がファイルを折ってしまったケース

http://eedental.jp/ee_diary/2016/06/post-1421.html 

http://eedental.jp/ee_diary/2016/05/post-1389.html 

  

ただし、滅菌した綺麗なファイルであれば歯の中に残していてもまず問題にはなりません。

問題になるのが再治療の際、根管の掃除が不十分になることはあります。

 

 

今回の患者さん福岡からだったので、

左下の奥歯2本を4時間半で1回法(根管治療+コア+仮歯)で治す予定を立てました。

2017 EEdental FM (1).jpg

レントゲンを見ると、どうもファイルが折れていそうな雰囲気が・・・

 

実際治療をしてみると

2017 EEdental FM (2).jpg

2本のファイルが出てきました(p・Д・;)

 

過去最高1本の歯で3本のファイルを除去したことがありますが、

1本折ってしまい、それを引っかけて取ろうと試みて2本目、3本目を折ってしまったのかもしれません。

 

個人的にはファイル除去は顕微鏡がないと除去不可能なように思えます( ̄ー ̄;)

 

 

ファイルを除去して樋状根の洗浄を徹底的に行い根管充填をして

2017 EEdental FM (3).jpg

この後経過を定期的にみて行き問題なければ本歯を作ります(・∀・)v

  • Comments (Close): 0
  • TrackBack (Close): 0

Next archives

Home> 歯内療法日記アーカイブ

購読
Powerd By

Return to page top