Home> 歯内療法日記アーカイブ

歯内療法日記の最近のブログ記事

残せそうな歯を抜いてインプラント!?

患者さんは20代女性

銀歯が外れ歯科医院に行ったところ、銀歯が外れた歯とその前の大きな病変のある歯2本を抜歯してインプラントと言われたとのこと

  

レントゲンを撮ると

2024 EEdental MUH (1).jpg

土台毎取れた奥歯は歯根破折でこれは抜かないといけない状態 

 ただ、第一大臼歯は抜く必要ある!?

  

まぁ、インプラントの方が根管治療より手間もかからないし、歯科医院的に費用面でも大きく稼げるからか!?

  

まだ20代の患者さんだったので、「第一大臼歯は残した方がいいよ」と説明を行い

根管治療をさせてもらいました。

 2024 EEdental MUH (2).jpg

 

根管治療後に仮歯を入れて経過をみて行き、半年後 

2024 EEdental MUH (3).jpg

溶けた骨も回復が見られこれであれば大丈夫でしょう! 

 

ということで、ゴールドクラウンを作らせてもらいました。

2024 EEdental MUH (4).jpg 

この後、1年予後でレントゲンを撮って終わりとなります。 

 

  

20代の患者さんに

「難しそうな歯だから抜いてインプラント」

はたしてその先生は自分の子供にも同じような治療方針を取るのでしょうか!? 

ただ、現実インプラント押しの歯科医院に行ってしまうとこのような方針は日常茶飯事かもしれません。

 

歯科はかかった先生の得意分野で治療方針が変わってきます。

今回のようなケースでも疑問を持たずそのまま抜いて→インプラント治療を受けられる方はおられるでしょうね。  

 

老若男女問わず、まずは自分の歯を残した方がいいと思います。

インプラントは最終手段でいいと思いますよ(・ε・)ノ

  • Comments (Close): 0
  • TrackBack (Close): 0

死腔があっても普通に治る根尖病変

根管治療の漠然としたルールその1

「根の先まで根管充填材を入れる」

私も大学卒業の頃はこの考えの元、ガッタパーチャーが根の先まで入れば根尖病変は治ると思っていましたが、勉強していくとどうもこれは違う!

 

ただし日本の場合、過去の裁判で根の先まで根管充填材が入っていないという理由から裁判に負けた過去があるようで、本来の神経管とは違う所まで穴をあけてまでもガッタパーチャーを先まで突っ込むという治療もありますが。。。

個人的にはこれはなし!これやられると再治療の際の難易度が爆上がり!

 

今の私は体のルールに従い治療を行います。

 

患者さんは50代男性

2024 EEdental NAS (4).jpg

左下6の近心根に根尖病変があるのですが、オリジナルの神経管とは違う場所を削っており

正にガッタパーチャーを根の先まで入れる為の治療。。。

  

患者さんは大きな痛みはないが違和感を感じることが増えてきているとのことで根管治療をすることにしました。

2024 EEdental NAS (5).jpg

MB根とML根の間からMM根も出てきました、また前の先生が作ったレッジの脇から本来の神経管を探し掃除を行いました。

 根尖まで穿通拡大はしましたが、レントゲン上ではガッタパーチャーは微妙にショートしました。  

(つまり削った場所に、死腔(空洞)が存在します)

 

ただ、これは狙って行いました。

 

嘘です、オーバーさせないように詰めたらこの位置で止まっていました。

 

大学卒業した頃ならせっかく根の先端まで見つけて消毒したのに最後の最後で・・・

と思っていたと思いますが、最近は「OK、OKオーバーしていないね!」です。

(治る場合はこの程度の空間は自分の細胞で埋まります)  

 

先日別件で来院された際にレントゲンを撮らせてもらうと

2024 EEdental NAS (6).jpg

綺麗に根尖病変は治ってくれています!

術後9年のレントゲンでは根の先から2.5mmほどショート根充しているように見えますが、全く問題ありません。

 

根の治療は人工物の入りで決まる訳ではありません、どれだけ感染した細菌の除去ができるか!?

また治療後は新たな細菌を歯の中に入らない環境を作れたかの方が、ガッタパーチャーの位置より重要です。

   

正直、過去のガッタパーチャーの入りの裁判

この先もこの判例を日本は使い続けるのでしょうか!?

 

歯科医師になって25年

そもそも人間の体のルールなんて100年前の人でも今の人でも、100年後の人でも変わりないのですから、基本になる体のルールに則って診療を行う方が良いと考えますね!(^。^)

  • Comments (Close): 0
  • TrackBack (Close): 0

過去最高に大きな根尖病変

たまにですが、根尖病変がかなり大きな方がいます。

過去に治療させて頂いた大きな病変

2024 EEdental NAS (1).jpg 

かなり多く骨が溶けてしまっています。

また大きな病変の影響か隣の歯の神経まで死んでしまっていました。。。

 

こういった大きな病変、先生によっては口腔外科で入院手術となることもあります。

 

ただ、このような大きな病変でも元々は歯の中の細菌感染なので、この部分の細菌を可能な限り減らしてやると

2024 EEdental NAS (2).jpg

治療スタートから5か月後に根管充填 

この時点で治癒傾向は出てきています。

 

  

先日久しぶりに来院されたのでレントゲンを撮らせてもらいました。

2024 EEdental NAS (3).jpg 

綺麗に骨も戻っており安定しております。 

*親知らずの影響で第2大臼歯には虫歯が出来てしまっています。。。

歯科治療の「質」は診断ありき - EE DENTAL_Blog  

   

根の病変が大きくても治る場合は治りますし、根の病変が小さくても治らないものは治りません。

私の場合、歯の中の細菌感染による根尖病変であれば、

「治すの難しいですけど、抜く前に一度根管治療トライするのがいいと思いますよ」と説明し

患者さんからOKをもらえれば通常の根の治療を行います。

 

 

こういった「大きな病変=口腔外科」と思われている先生も多いと思いますが、

まずは患者さんの為にも歯内療法専門医に一度相談されるのがいいと思いますよ!

  • Comments (Close): 0
  • TrackBack (Close): 0

歯科医師の先生の大きな虫歯と神経保存

患者さんは歯科医師=虫歯がない ようなイメージがあると思いますが、

実際歯科医師も同じで、虫歯にもなりますし、抜歯する歯もあります。

 

また患者さんが歯科医院を怖がるように、歯科医師も治療を受けるとなると怖いし、憂鬱になります(笑)

 

患者さんは40代の歯科医師

虫歯を治したいとのことで来院されました。

 

口腔内 大きく歯がかけてしまっています。

2024 EEdental ILH (2).jpg 

先生もこの虫歯の大きさなので、神経を取ると思われて歯内療法専門医へ

 

レントゲン

2024 EEdental ILH (1).jpg

虫歯は大きいものの考えるのは「何とか神経残せないか!?」

CBCTを撮り根尖の透過像を見るとなんとか神経を残せそうな雰囲気あり。

 

先生に一度神経保存をトライしていいか聞き、

先生も残せるのであれば神経を保存したいとのことで神経の保存をしてレジン充填を計画しました。

術前 ⇒ 術後 

2024 EEdental ILH (4).jpg 

レントゲン

2024 EEdental ILH (3).jpg 

治療時間1時間30分 

 

 

先日、治療後1ヵ月半ぶりに他の歯の治療で来られた際に痛みの状況を聞くと

「痛みは出なかったとのこと」

 

と言うことで、このまま行くことにしました。

  

 

大きな虫歯でも丁寧な治療で歯を保存出来る場合もあります。

ただ、虫歯が小さくても自発痛(持続する痛み)などの症状がある場合は不適応症となります。

虫歯が大きくても症状さえなければ神経保存を試してみてもいいかもしれませんよ。

  

歯科医院が怖いと虫歯を放置してしまっている方

歯の治療は後手になればなるほど時間も費用もかかり、成功率は低くなってきてしまいます。

歯の治療は怖いですが、今の時代痛みなく治療することは可能なので、悩んでいる方おられましたらまずは歯科医院へ相談だけにでも行った方がいいですよ。 

  • Comments (Close): 0
  • TrackBack (Close): 0

若い患者さんの大きな病変と骨の治り

患者さんは10代女性の予後報告

以前書かせてもらったブログ:若い人の骨の治るスピード - EE DENTAL_Blog 

術前 

2024 EEdental HOH (1).jpg

 

治療から1年のレントゲン診断に来てもらいました。 

2024 EEdental HOH (4).jpg

どこに病変ありましたかね!?ぐらい骨が出来てくれています。

 

若い人の歯髄壊死による大きな病変の骨の治りは早いなぁ!と感じます。

(50代、60代ではここまで早く治るケースは稀)  

 

女の子もお母さんも笑顔で帰られて一安心!( ・∀´・)ゞ 

他県からの通院お疲れさまでした。

  • Comments (Close): 0
  • TrackBack (Close): 0

歯茎の中まで削り過ぎたインレーで歯肉弁根尖側移動術!?

患者さんは 20代男性

 

左上に大きな痛みがでてしまい、神経治療となったが

途中からでも専門医に治療してもらいたいとのことでEEデンタルへ

 

レントゲンを撮ると神経を触って仮蓋状態 

2024 EEdental MOS (1).jpg

過去にインレーが入っていたようで歯茎の中まで結構削ってあります。

 

先日の患者さんもそうなんですが、先生に矯正をして引っ張り上げてから

歯茎の外科処置(歯肉弁根尖側移動術)をやった方がいいと言われ、転院されてきた方がおられますが、

基本的に私はそこまでしていません。

 

と言うかそこまでする必要はないと思っています。

「歯肉弁根尖側移動術」をやらなくなって早10年 - EE DENTAL_Blog 

  

おかしな話で、歯茎の中まで削ったのは歯科医師

転院すると、前の歯科医師がやった後処置を40~50万かけてやり直す!?

  

であれば、そもそも見えずに治療している歯科医師に問題があるのでは!?

と言っても歯科治療の多くは見えずに手の感覚だけで治療していますのでこういったケースは日常茶飯事

 

これを回避するには、きちんと見える環境(顕微鏡下)で治療を受けた方がいいと思うのですが、

それは誰も言ってくれないので、毎回こんなことが起こります。

 

 

現在私は歯肉弁根尖側移動術はしないのですが、

こんな治し方をています。

レントゲン

2024 EEdental MOS (2).jpg

歯茎の下の無くなった部分をレジンで歯根のように立ち上げてきます。

別名:レジン歯根でしょうか(笑)

 

白い部分がレジンコア 

この状態でもきちんと歯間ブラシを入れておけば殆ど問題は起こりません。

 

半年間仮歯で生活してもらい、問題無いのを確認してセラミッククラウンSet

2024 EEdental MOS (3).jpg 

 

個人的には「教科書に書いてあること」=「必ず正しいこと」とは思っていません。

医療は日進月歩で10年ひと昔で基準が変わることも多々あります。

ただし、一度その原則に従い教科書的な治療はしますが、「?」と思えば改善しますし、問題が出なければシンプルな治療で歯を残します。

 

歯科治療は複雑になればなるほど費用もかかり成功率は下がりますので、なるべくシンプルな治療がいいと思っています。

  • Comments (Close): 0
  • TrackBack (Close): 0

根の先まで根管充填しないと治らない!?

患者さんは50代女性

4ヵ月前に虫歯治療をした。

1カ月前からズキズキ痛みが出てくる、冷・温水痛がある。

知覚過敏と言われコーティングをした。

 

今は痛みに波があり、痛い日は痛い

  

レントゲン

2024 EEdental SUN (1).jpg

 かなりレジンがはみ出した状態の詰め物が見えます。

 

先日の患者さんも奥歯にレジンが詰めてありましたが、かなりオーバー充填

個人的には、術者は見えなければ治療なんてしちゃダメ!と思うのですが。。。

 

このような治療は、後で二度手間・三度手間になるのでやらない(治療しない)方がましだと個人的には思っています。

先生は頑張って治療してくれたとは思いますが・・・ 

  

今回の患者さんのケースは既に歯髄炎を起こしており、神経を取る処置が必要

またこの歯は親知らずなのですが、左下5が先天性の欠如のようで、右上7と親知らずががっつり咬んでおり、機能していることから歯の保存を行いました。

 

2回法で治療を行いました。

歯髄炎を起こしていた為か、なかなか麻酔が効かず患者さんには痛みを与えてしまい反省です。

(基本的に私は診療は無痛ですべきものだと思っており、痛みを与える治療は極力避けたいと思っています)

  

治療2回目

1回目の治療後2~3日は痛かったが、その後は前のような痛みは出なくなったとのこと

歯質もしっかり残っていたので根管充填後にレジン充填で対応することにしました。

2024 EEdental SUN (2).jpg

親知らずだけあって歯髄を根尖まで追えませんでしたが、取れる範囲の神経は処置できました。

*親知らずの神経管はパターンがなく、湾曲も多い為根の先までの治療が超難度  

 

術後6か月の来院時

2024 EEdental SUN (5).jpg

レントゲンでは特に悪い感じはない。

月に1度痛みが出る、術前時は疲れると首の方まで痛みが出ていたが、今はそれほどの痛みは無くなった。

ということで様子をみてもらうことに。  

 

 

術後1年

気になる痛みが極稀にでるが、そんなに気にならないのこと

2024 EEdental SUN (3).jpg 

根尖に透過像はなく、きれいな状態

口腔内

2024 EEdental SUN (4).jpg  

綺麗に磨けています!

この状態であれば再び治療する必要はなさそう。 

 

 

私は治療の介入は

①膿が出る、腫れる(細菌感染によるもの)

②視診、レントゲン所見で悪い部分がある

の場合は治療が必要な歯を探し治療を勧めますが、

レントゲンで問題無く多少痛い、一過性に痛いなどの症状の場合は待機診断します。

(経験上、きちんと治療してしばらく後に痛みの頻度が減っていれば待てば治まることが多いです)

 

今回のケースも6か月後にはまだ多少痛みがありましたが、特に悪い所見も無かった為待機しました。

間違ってもガッタパーチャーの入りが悪いという理由でやり直しはしません。(そんな理由でやり替える意味が分からない)

 

 

今回のケースも患者さんが私の話を聞いてくれたのが、上手く行ったポイントかもしれませんね(笑)

  • Comments (Close): 0
  • TrackBack (Close): 0

抜歯と思えた歯、なんとか10年残ってくれています。

患者さんは50代女性

昔から来院してくれている患者さん

 

左上4

2024 EEdenta TAM (1).jpg

歯の周りを取り囲むように骨がなく、太い金属の土台も入っており

残すのは難しそうな状況 

 

患者さんに残す治療にトライしてみるか説明し

治療出来るのならやってみたいとのことで保存治療を行いました。  

根管充填

2024 EEdenta TAM (2).jpg

MTAセメントで根管充填しました。

治療回数5回 

根管治療中に1本奥歯の超不適合アンレーをレジンで治療させてもらっています。

*ここまで分かりやすい不適合も珍しい 

 

仮歯を入れ経過観察 

2024 EEdenta TAM (3).jpg

根の先辺りの骨は治ってきてくれているのですが、側面の透過像はあまり変化なし

 

患者さんは仮歯で問題なく使えているとのことで、本歯を入れ経過をみましょうと説明 

 

先日来院の際に、久しぶりにレントゲンを撮らせてもらいました。

2024 EEdenta TAM (4).jpg

うっすら透過像っぽいものもありますが、悪い感じはない。

患者さんも何の問題もなく使えているそう。 

 

患者さんにはこのまま行きましょうと説明させてもらいました。

*右上5のレジンアンレーも10年経過しています。 

 

抜歯の判断は先生毎に違います。

ちょっと悪くて早目に抜歯から、抜く時期を間違えて骨が大きく溶けるまで待って抜歯

この辺りの抜歯判断が色々あるのは仕方がない部分ではありますが、個人的には破折線がなければ残す治療はトライすることが多いです。

ただ、残らなくても同じ費用がかかる(ケースによっては更にオプションの治療までかかる)為、残す治療を受ける、残さず抜歯の最終判断は患者さんでいいと思います。

 

今回のケースもう10年持ってくれるといいのですがヽ(・∀・)

  • Comments (Close): 0
  • TrackBack (Close): 0

歯を抜いたのに痛みが取れない。。。

患者さんは60代女性

最初に来院されたのは2018年末

 

2017年、右下が膿んできたのA歯科医院で根管治療を始めるも半年経っても治らず転院

次のB歯科医院で治療を続けるが、CBCTで破折していると言われ抜歯

痛みが取れない為、手前の右下6の根管治療を行うも改善が無い為

大学病院に行くも問題無いという結論

  

その後、EEデンタルへ

今回の経験から悪い歯は全て治療したいとのことで悪そうな歯だけ治療を行い 

2019年治療終了

その際右下の奥歯は私も特に問題無いと判断しました。

2024 EEdental SIM (1).jpg

 

 

そこから2023年に詰め物が取れたとのことで来院

その際に患者さんに抜いた右下7の部分が常に鈍い痛みが出たり、消えたりを繰り返していると話される。 

痛みの法則などあるか聞くも、それはないとのこと

レントゲン(2023年)

2024 EEdental SIM (2).jpg 

特に悪い所見はありません。

  

たぶん、非歯原性歯痛になっていると判断し井川先生に紹介状を書き

薬で治す治療となりました。

 

紹介状を書いて8ヵ月

井川先生の方から、「疼痛は消失したので終診とした」と返書が来ました。

 

ホント、女性に非歯原性歯痛は多いなと感じます。

(と言っても自分は井川先生にお任せするだけなんですけど)

また非歯原性歯痛を作ってしまう原因第1位は不適切な根管治療と言われていますから

特に女性の方は痛みの中続く根管治療は受けられない方がいいと思います。 

 

気まずいとは思いますが、3ヵ月痛みの中根管治療をしていたらそこはドライに考え転院した方がいいと思います。

個人的に3ヵ月膿が止らない経験はありますが、3カ月痛みが続くはないです。

最初の痛みの原因は神経を取るという体への侵襲です、ただこの痛みは出ても3日ぐらいで引いてきます。その後続く痛みは体の中へ細菌感染をさせてしまった、細菌感染が続いている時に出るものが多いイメージです。

歯科治療は痛みが伴うイメージですが、それでもなるべく痛みがない治療は受けられるべきだと思いますね。

  • Comments (Close): 0
  • TrackBack (Close): 0

白いセラミックインレーに替えたら膿んできた。

巷では銀は悪い、白いセラミックは良い、的なイメージ操作ありますが、

私個人の感想としては

金属アレルギーさえ無ければ銀の方がいいよ!という真逆の考え方

  

何故か!?

金属系修復は厚みが1mm確保出来れば割れることはありません。

逆にセラミックは厚みを沢山取りたい、また健康な歯の犠牲は大きくなります。

→すると神経近くまで削り症状が出やすくなる(凍みる、痛む)

→症状が続くと神経を取る

→診断が遅れると神経が死んで膿んでくる

神経を取ることによって歯の寿命は短くなります。

 

後、セラミックインレーはメタルインレーに比べ適合が悪い・・・

セラミックインレーの適合を得るには健康な歯をメタルインレーより削る必要がある。  

 

 

虫歯が見かり削った際にセラミックインレーを選択するのは悪くはないと思いますが、

個人的には銀歯が入っており見た目が嫌だからセラミックインレーにやり替えるは歯の寿命の観点から止めておいた方がいい。

全ての歯が悪い結果になる訳ではないですが、リスクを知っておくのは大切なことです。 

 

今回の患者さんは

セラミックを入れ、4か月後に痛みが出てきた後腫れてきた。 

今は歯茎に膿の出口があるが、違和感程度で大きな痛みはない。 

 

レントゲン

2024 EEdental ITH (1).jpg

レントゲンを見ると、黄色の部分に凄い違和感を感じる

何でこんな所に黒い半円形の線があるのか!?

 

こういったケースはCBCT(CT)が有効で診査してみると、

遠心舌側根がビックリするぐらい曲がっている、近心根に接するぐらい曲がっている。。。

 

経験上こういった湾曲した根は神経を取るファイルを折りやすい、

と言うことで、かなり上の攻め方を変えないとリスクが高いのが想像出来ます。

  

 

慎重に攻めました。

2024 EEdental ITH (2).jpg

 2回法で根管治療+レジンコアまで

 やはりDL根かなり湾曲が複雑で神経管も細かったですが、無事に治療を終えることが出来ました。

この後6か月後にレントゲンを撮って経過をみて行きたいと思います。

  

自分は今ニッケルチタンファイルはプロテーパーゴールドを使用していますが、

今回はS1ファイルの前にアルティメットのS1を通して、ガイドをより確実にしてから根管を太くしていきました。 

  

小林先生の言う

「根管治療に簡単はない」という名言

術前時に感じた違和感から、難易度判定をきちんと行い結果が得られたのは収穫でした!ヽ(゚∀゚ )

  • Comments (Close): 0
  • TrackBack (Close): 0

Next archives

Home> 歯内療法日記アーカイブ

購読
Powerd By

Return to page top