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歯内療法日記: 2011年2月アーカイブ

歯竜

とある歯科医院の診療

 

 

患者さん:「先生ぇ〜、痛い!!」

6 抜髄 レジン (2).jpg

レントゲンを診て、 

 

 

 

 

歯竜:「か、かなり大きな虫歯だ、若いから進行も早い!!」

{これは早く抜髄しないと抜歯のリスクが。。。}(心の中)

 

アシスタントのピノコ;「先生続けてCT撮りますか!?」(*・∀・)?

 

歯竜:「いや、必要ない!!」

{うっすら神経も死んで病変もあるが、レントゲンで十分だ!!(心の中

 

 

 

患者さん:「えぇ〜、神経取ると銀歯ですか!?」

 

歯竜:「はい、通法銀歯です」(即答)

 

 

歯竜:「大丈夫ですよ、銀歯にはしないから!!」

 

{とは言うモノの虫歯大きいなぁ。。。} (・∀・;(心の中)

 

 

 

まず神経の処置

歯竜:「これから、カリエス除去ならびに、隔壁から根管治療を行う」
    「オペは1時間半を2回行う、2回法だ!!

    (1回法もあるが出来るだけ患者さんの症状を見ながらオペを進めたい)

 

      「よし、ラバーダム!!」

 

*2回の壮絶なオペが終わり(壮絶って・・・)

 

6 抜髄 ビルドアップ レジン.jpg

とりあえず、

教科書的な根管治療は終了!!

 

 

 

 

 

 

ピノコ:「先生、銀歯の準備しますか!?」(*・∀・)?

 

 歯竜:「いや、まだ患者さんも若いし何とか歯質の保存を行う」

    「この後は・・・

 

 

 

 

歯竜:「これから、レジン支台築造ならびに、

          レジン充填を行う」
   「オペは1時間半を1回行う、1回法だ!!」

 

レジン充填中         術直後

6 抜髄 ビルドアップ レジン (4).jpg 6 抜髄 ビルドアップ レジン (3).jpg

 

 

 

 

 

 

  

 

歯竜:「よし、レジン充填ビルドアップ)終了だ!!」

  

{正直、詰めた歯竜も分らない。。。}(・∀・; (心の中)

 *カルテに詰めた面、レシピ(OA3 クリアー ステイン)など書いてあるんでいいんですが^^;

 

 

 

 

ピノコ:「ミッションクリアーですね」(*・∀・)ノ

 

患者さん:「あれだけ大きな虫歯が!?どこ治したか分らないです」 

 

歯竜:「他院で診てもらう際には必ずレントゲン取ってもらってくださいね」( -ω-)

 

歯竜:「私の使用しているレジンはレントゲンでは真っ白に写るので、直にレジンだと分ります」

 

 

 

 

ピノコ:「どおしてここまでするの!? 」ヽ(・∀・)ノ

 

 

 

歯竜:「まぁ、半分趣味だな!!」( ̄ω ̄)ゞ

図1.jpg 

  

 

 

 

 

参考:

歯龍(湯浅先生の方が面白いですね^^)

http://wiki.livedoor.jp/mxe05064/d/%BB%F5%CE%B6

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自費治療で行う根管治療

最近、田尾先生とネットの話をしていてふと気づくと

 

自費で根管治療する歯科医院増えましたねぇ〜

私が開業する時はまだ東京と大阪で数件の先生方が行っていただけなのですが、これも時代ですね(゚∀゚)ノ

 

 

ただ、気になることが・・・

 

ネットを見ていると殆どの先生が保険医(保険医療機関 

 

 

私の素直な感想としては正直「羨ましい!!」(*・∀・)ゞ

 

 

私も開業当時、

全てマイクロスコープを用いて根管治療したかったので、

歯科医師会の先生やその他の機関に

「自費で根管治療したいのですが、保険医療機関で登録できますか!?」

と尋ねたのですが・・・

 

即答で、「駄目!!絶対駄目!!」( >Д<+)ゝ

(大切なことなので2回言いました的な)

 

「キぃ〜ャ〜」(ノω=;)。。。

 

 

 

 で、

『保険医』で行くか、『自費診療医』の2択となりました。

 

それから

コンサル(同級生)と相談して、

「自分がやりたいならそのリスク飲んでもすべきだと思うよ」 

と背中を押され!!(☉ε ⊙ノ)ノ

 

その他、周りから

税理士さん

「3年やって駄目なら廃院して、お父さんの後を継ぎなさい」(☼Д☼) 

歯科医師会の先生

「うまく行けば3年で軌道にのるかもね」(☉∀☉)

や、

「絶対お前の所は潰れる」 o(`・・_,´メ)o

 

 

などなど色々意見を頂き。

自費診療医を選択しました( ´3`)ノ

 

開業当初など、全く患者さんはいません!!(今の混み具合が嘘のよう・・・)

1日0人か多くて1人・・・

 

患者さんが来なくて午後勝手に休診にして波乗りに行ったり・・・

今は出来ないけど((=゚Д゚=))

 

歯チャンネルしたりして時間を潰したり

 

 

さすがに3ヶ月もこんな状態が続くと、

精神的にも非常に病む所まで・・・

 

カミーユになりそうでヒヤヒヤ(>Д<)ゝ

カミーユは、シロッコの断末魔で精神疾患を発症する)

 

シロッコいないけど^^;

シロッコ.jpg

 

 

 

開業から半年した所でようやく赤字から脱出でしたε=ε=ε=ε=ε=┌(; ・_・)┘

(返済はまだまだありますよ、殆ど使わないCT買っちゃったし・・・)

 

未だにCT無料フェアー。。。

(必要な症例に撮るのみ月に5人・・・)

 

 

おかげさまで今は半分趣味みたいなこだわった治療をさせてもらっています

m(_ _)m

 

 

 

そこへ来て、保険医療機関で自費で根管治療・・・

 

 

えっ、!?!!!!(゚ロ゚ノ)ノ

 

きちんと筋を通した私って・・・ 

 

 

確かに、

マイクロスコープ見ながらチマチマ根管治療を行うと、時間もかかり保険治療では完全赤字ですよね・・・(―_―;)

でも保険医療機関は国の決められた費用で治療を行うことが義務付けられている訳で・・・(―_―;)

 

 

 

保険医療機関でも自費治療として根管治療していい手段があります。

患者さんに許可を得て「保険で使用が認められていない材料を使用する」と言うのが今の逃げ道みたいなルールなのですが・・・

 

自費材料を使用したからと言って「治る」ものではありません。

MTAD(バイオ・ピュア)しかり、使用したから治るというものではありません。 

 (MTAD全然使っていない、僅か数10円のNCとEDTAの組み合わせでOK)

 

 

きっぱり!!(・ω・)

*もの凄い私見なのですが。。。(と言うか私のブログ!!)

 

 

保険内の材料で十分治療はできます、

根の治療において大切なポイントは時間をかけて丁寧に治療することです。

 

 

ここがねぇ〜、((((( ̄_ ̄;)

 

 

 

保険治療では、

>保険の2回目以降の根管治療は20点(200円)〜です。

>一体どれだけの時間がかけられるでしょうか?

と歯チャンネルに書いてありました^^;

 

保険治療ではそこまで時間を割けません、

顕微鏡を使用して慣れてくるとより細かく治療する為時間がかかります。

 

 

そこで歯科医は悩みます。。。ヽ(´Д`ヽ)

 

ルール』と言う壁に・・・ヽ(´Д`ヽ)(/´Д`)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「自費診療医になったら!?」((((( ̄_ ̄;)

 

 

 

    

先生もカミーユ体験してみませんか!?

(私は二度としませんよ、辛いから!! )

 

 

今は診療充実していますよ。!!(d ̄▽ ̄)オッケ♪

6 抜髄.jpg

遠心投影 

奥歯 レジン.jpg

奥歯のレジン 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絶対クレームメールが来るな・・・(><;)

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6部 根管形態の確認

 日本歯内療法学会中部支部スプリングセミナー

 用、スライド 6部「根管形態の確認」

 

顕微鏡を使用して治療をしていると、

 根管(神経管)にバリエーションが多い歯が存在することに気が付きます。

 

上顎の2番(側切歯)

上顎7(第2大臼歯)

下顎の7番(第2大臼歯)

 

 

上顎7番 1根管2根尖

7番 1根管(2).jpgのサムネール画像

            

レントゲンの歯が上顎7(第2大臼歯)なのですが、

この歯の神経管は1本〜4本あります。

Aさんは1本、 Bさんは3本、Cさんは4本 と色々な訳です。

 

問題、

このような何本神経管があるか分らない歯、手の感覚と経験だけできちんと治療出来るでしょうか!?

 

 

 

 

答え、

出来る時もあります。

(「出来ません!!」とは書きませんよ^^; 神業お持ちの先生もいますから)

 

 

 

 

では、私みたいな凡人はどうすればいいのか。。。

 

簡単です、 「見えれば」それなりの対処は出来ます。

 

 

今回のレントゲンもよく見てもらうと白い線の上が2又に(枝毛のように)なっているのが分ります。

7番 1根管(2).jpg  

 

 

顕微鏡で見るとこんなことが分る時があります。

 

凄いな顕微鏡!!

 

 

 

 

 

 

 

とスライド作っていますが、スライドすでに9メガ近くに・・・

 

こ、こいつ、動くぞ!?

   

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EEデンタル 根管治療統計(3年8ヶ月)

 
http://eedental.jp/eeblog/2011/01/post-234.html
 
の為にチマチマ残業しています@院長です。
 
 
 
 
そろそろ統計でも取ろうかと調べてみました。 
 
 
今回調べてみたのは治療がしにくい上顎大臼歯
個人的には上顎大臼歯大好物なのですが( ̄∇ ̄;)
 
 
中途半端ですみません
「3年8ヶ月」のデーターです。
 
 
 
上顎6 
総本数        60本
内、
抜髄          12本
感染根管       48本
左右
・右側         28本
・左側         32本
 
病変が見られた根管
MB          25本 (なぜ!?)
・DB           4本
・P            9本
 
MB2発見数      30本
MB2穿通出来た数  27本
MB3発見率        2本
パフォレーションがあった歯 7本
 
 
MB2発見率: 50%
MB2穿通率: 90%
MB3発見率: 3.3%
 
 
 
上顎7番
総本数    29本
内、
抜髄       6本
感染根管   23本
左右
・右側     14本
・左側     15本
 
病変が見られた根管
・MB      5本
・DB      2本
・P       9本
 
MB2      8本
MB2穿通   7本
MB3      0本
パフォ(見つけた歯)1本
 
MB2発見率: 27.6%
MB2穿通率: 87.5%
MB3発見率:    0%
 
*1根管    1本
 
 
MB2とは上の奥歯に隠れている非常に細い神経管のことです。 
 
  
 
 
MB2発見率: 50%
 
これは多いのか!?少ないのか!?(ΦωΦ)
 
Buhrleyらは、 
裸眼で行う根管治療では発見率が17%と報告があります。   
 
ただ、
 
Kulildらは
上顎第一大臼歯で96.1% 第二大臼歯で93.7%と報告しています。
*抜去歯(抜いた歯)で調査
 
Stropkoの報告で、
手術用顕微鏡を使用して、
上顎第一大臼歯で93%、第二大臼歯で60% と報告しています。
 
 
MB2って殆ど場合であるんですよ!!
(半分の確率でしか見つけていないのに偉そうに。。。)
 
 
と言うかMB2はあるとみる方が自然ですね。
歯医者としてはここ綺麗に治療できると「ビール」が上手いですけど(笑) 
 
 
櫻井先生は分ってくれるはず^^;
 
 
 
 
吉岡先生(根管治療専門医)がまとめた本から、
抜去歯での検索        33〜96%
臨床(実際の治療)的には  17〜65%
と引用m(_ _)m
 
注意)雪で大変な長岡市の吉岡先生と、
    東京の根管治療専門医の吉岡先生がこのブログ出てきますのでややこしい!!
 
 
 
 
 
 
まあ、抜いた歯で調べた方が口の中で見つけるより見つけやすくなりますな(笑)
 
 
これで見ると私の50%は17〜65%に見事に入りますね。
 
 
(もう少し発見率は高いと思っていたのですが、勘違いでした(・ε・;) )
 
 
 
 
 
 
上顎6番:MB2穿通率: 90%
 
・上顎より下顎の方が穿通しにくい

> 上顎87% 下顎79% 

 

「MB2の穿通率は80〜90%ぐらい」と書きましたが、

MB2の穿通率は自分で思っていたのと一致していました(;≧∇≦) =3 ホッ

 

上顎6番90% 上顎7番87.5% 

(EMRで測って根尖まで拡大形成出来た物をカウントしました)

 

 

こちらは平均より上回っていますね!!

 

 

 

 

 

『専門』でしているので当たり前か・・・

 そのうちこちらNewページ作ります。

 

 

 

  

私の場合、

穿通率を上げる為には、 『超音波』マストアイテムになります。

 

 

 

 

 

 

 

ん〜、データーに照らし合わせると、偏差値「51〜52」という所か・・・

 

頑張りましょう.jpg 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このデーターは、

 

で使います。

 

 

 

突っ込まないで下さいd(・∀<)

    

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