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歯内療法日記: 2017年4月アーカイブ

ジルコニアベースのセラミッククラウン

『セラミッククラウン』

以前は【メタルボンド】という金属ベースの上にセラミックを焼き付けるという2層構造のものが主でしたが、

最近は金属を使用しない【オールセラミック】という被せ物が主流になっています(・∀・)∩

 

ただ、このオールセラミックは各メーカーから色々な種類が出てきており、

補綴マニアな先生でない限り全てを把握はできないでしょう。

  

 

EEデンタルでは【オールセラミック】の中でも比較的メジャーな

ジルコニアベースの上にセラミックを盛るというオールセラミッククラウンを扱っています。

  

が、これは取引のある技工所のお勧めのマテリアルであり、

個人的にはガンガン削って、多数歯に被せ物を入れるというスタンスではないのでそれほどセラミッククラウンにお熱にはなっていません。

 

むしろ、上手なセラミスト(技工士)に自分の仕事をしたら全て丸投げです。

 

80点アベレージの診療を目指すスタイルだと、セラミッククラウンの出来は半分以上はセラミストが握っています。

*審美の一流処の症例は、歯科医師の繊細な仕事が非常に重要になります。 

  

そんな80点アベレージの診療をしているEEデンタルにわざわざ遠方から・・・

2017 EEdental MS0 (1).jpg

外傷で治した歯を綺麗に治したいとのこと

右上1はラミネートがしてありますが、神経を取った歯が裏にあるので変色した歯の影響でグレー(暗い色)に見えます。

また左上2は前装冠でマージン(縁)のメタルが見えています。 

 

レントゲン診査の結果

2017 EEdental MS0 (5).jpg

セラミッククラウンの前にこれは一度根管治療した方がよさそう・・・

 

ということで根管治療を行い数カ月待ち問題ないのを確認して、

2017 EEdental MS0 (2).jpg 

セラミッククラウンSet

 

セラミスト(技工士)またマニアックに合わせてくれましたねぇ~(p・Д・;) 

  

今回の患者さん下の歯と上の歯(セラミックの歯)に隙間が殆ど無かったので、

歯の裏側はジルコニアで制作をさせてもらい、

2017 EEdental MS0 (4).jpg

1.5mmの厚みでも割れないように配慮しています。

表面は審美重視

裏面は機能重視

 

聞いた話中には被せ物の裏側までセラミックで色合わせしてくれという患者さんがいるようですが・・・ 

 

まず無理です(・з・)ノ

 

色出しするにはある一定の厚みが必要で、それを確保するには土台をかなり薄く・小さく削る必要があり、それをやってしまうと被せ物が外れやすくなったりしてしまいます。

 

残念ながら裏側の審美性というのは確保できないのが今の歯科治療だと私は思います。

(探せば出来る先生もいるかもしれません) 

  

今回の患者さんも周りの歯の厚みが薄く、

結構土台を薄くなるまで削り被せ物の厚みを確保しています。

2017 EEdental MS0 (3).jpg  

技工模型

 

Set後のレントゲン

2017 EEdental MS0 (6).jpg 

 

遠方からの患者さんでしたが、満足して帰ってもらえました。

 

今年に入って何故か審美要求の高い患者さんが来られますが、

EEデンタル全くセラミック押ししていません。

極端に高いレベルを求められる方はセラミッククラウン1本16万以上の歯科医院を受診した方がいいですからね。

外科治療&感染根管治療 1年予後

近くの先生からの紹介があり治療をさせてもらいました。

 

外科後

2017 EEdental MT (6).jpg

赤丸の中の黒い部分が骨の無くなった所

3cm弱骨が無くなってしまっています。。。

 

1年後

2017 EEdental MT (5).jpg

ビッチリ骨が出来上がってくれています!(・∀・)∩

  

ただ、頻度は大分減りましたが、

それでも月に1~2度違和感(痛みではない)が出ているそうです。

 

その違和感程度のものは多くの場合時間と共に希釈されるように無くなる場合ありますが、

治療前に症状のあった歯というのは完全に違和感などが治まらないことがあります。

 

 

膿が無くなり骨がビッチリ出来ても、この違和感が患者さんの中で耐えがたい苦痛であれば抜歯など考えなければなりません。 

 

今回の患者さん、違和感はそこまで気にならないということで

このままもうしばらく経過を見て行きます( ・Д・)ノ

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なかなか治らない根管治療中の転院

患者さんが思っている以上に治す為には根管治療は手間がかかります。

 

何度治療しても治らないという歯

2017 EEdental MT(0).jpg

治療を始める前には「ズキズキ痛んだ」そうです。

 

日本の歯科医療はどちらかと「除痛」目的に成り立っている制度で

現代人のニーズの【歯を長く持たせたい】という部分には対応できない所もあります。。。

 

事実、2回目以降の根管治療はほぼ赤字で材料代にもなりません(★。★)

 

 

ただ、誰しも自分の体ですから何とか歯を残したいと思われる所だと思います。

 

そんな患者さんが困りネットで歯内療法専門医のEEデンタルを見つけ、

当院で治療させてもらい。

2017 EEdental MT.jpg

治療後の1年検診

 

病変も無くなり、びっちり骨が回復しているのが確認できます。

 

今回たまたま綺麗に治ってくれ症状もなくなりました!(・ε・)

  

悪くなった歯を保存するのは難しいんですよ・・・

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