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歯内療法日記: 2014年8月アーカイブ

清水先生・澤田先生の話を聞きに

DSC00779.jpg

木曜に日本歯内療法学会関東甲信越静支部会 第18回サマーセミナー

http://jea-kantoh.jp/info/showseminar?id=60 

を聞きに東京に行ってきました。

 

 

この日は昼過ぎまで通常診療を行う予定でしたが、

急患患者さんが最後に来られ新幹線の時間ギリギリまで抜髄を行い、

Bダッシュで豊橋駅に!ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ・_・)┘

 

 

新幹線では爆睡してしまい東京に着くと、昼メシを食べていないことに気づき・・・

ゴーゴーカレーを10分で食し、

(初めて食べましたが、美味しかったです(・ε・))

東京歯科大学へ

(初めて行きましたが、綺麗な校舎でした)

 

 

 

講演は根管形成についてでした、

両先生ともゲイツグリテンドリルを使用していることが共通点でした。

 

 

私も過去使用していたのですが、ここ4年ぐらい全く触っていなかったアイテムです。

 

一応、超マニアックな「X-ゲイツ」(デンツプライ)も持っていますが・・・((((((((((っ・ω・)っ_ 

(「X-ゲイツ」ゲイツドリルの1~5が1本になったというもの http://do.dental-plaza.com/search/item/detail/id/59990000 )

 

 

使用しなくなった理由は、抜髄においては根管口付近の形成量が多くなることが気になるでした。

また、自分が根管口付近を大きく削らなくても根管形成ができるようになった部分もあると思います。

 

注意:根管口付近を削った方が根尖辺りの治療がしやすくなることは確実に言えますので^^;

 

 

 

 

一流処の両先生がゲイツを使用していることから、もう一度ゲイツの2,3,あたりは使用してみようかなと思い、

会場で先生方の回転数を質問させてもらいました。

 

澤田先生は、モーター数は見ていないので正確な回転数までは答えられない

 

 

清水先生は

ゲイツ2・3 1000回転

ゲイツ4・5 2000回転 

みたいです。

 

いきなり質問してしまい、すみません^^;

個人的にはゲイツを使うのであれば、挿入角度と切削方向に気をつかいますね。

(師匠にもゲイツは外側、外側に逃がすように削れと教えられました) 

 

 

また清水先生の話で興味深かったのは、

【アピカルストップの形成は諸悪の根源】

一人で「なるほど~」とヽ(・ε・ )

 

  

無理に太いファイルで根尖にアピカルストップを形成をすると根尖破壊⇒ 刺激になる⇒ 痛みが出る・続く

というストーリーです。

確かに、治しているのだか、歯を壊しているのか分からない行為の1つではあると思います。

 

 

 

清水先生もおっしゃられていましたが、【根管形成は洗浄の為の受け皿作り】

今の根管治療のトレンドとしては、

根管形成というのは化学的洗浄の為の下準備であり、重要視するなら化学的洗浄でしょうね。

実際、機械的拡大(ファイル操作)では歯髄残っていますからね。。。

 

  

 

 

結局、根管治療は細菌を入れない・入らせない治療であり、

綺麗にゴムを詰める競技ではないことに変わりありません。

 

 

両先生の話を聞いて、色々頭の中を整理でき実りある東京出張でした( ̄▽ ̄)ノ

 

 

 

 

会が終わった後にステージ近くにいた清水先生の所にあいさつに行ったら、

後ろから澤田先生に「あっ、有名人!」と突っ込まれ (p・Д・;)

清水先生は、なぜか私のことを知ってくれていて

「井野先生とは臨床的感覚が似ていると思い、是非一度話してみたい」と言われてしまい

少し焦ってしまいました(p・Д・;)

 

確かに、私も清水先生と同じ西海岸よりのエンドベースですし、自称シルダー派なので・・・(´-ω-`;)ゞ

 

ただ、現在は石井先生の影響が大きく東海岸よりの考えを取り入れたハイブリットエンドに(笑)

  

 

またカルホルニアから名古屋に来られた際には豊橋から駆けつけて飲みに行ければと思っています(^∀^ )

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根尖病変が原因の【流注膿瘍のその後】

開業後すぐの頃にに治療させてもらった患者さんが、

海外から一時帰国した際に、昔治療した部位を見せてもらいました(・∀・)

術前 ⇒ 5年4カ月後 

EEdental tuk (2).jpg

赤丸の病変部(骨のない部分)は病変がなかったかのように綺麗に骨が出来上がってくれています。 

 

また治療後、何ら問題なく使用出来ているとのことです。

 

 

このケース、思い起こすと

歯茎から膿が出てきて、前の歯医者で7番の神経の治療を何回も行っても膿が全く消えないとのことで来院された患者さんです。

 

結果として原因は先生の治療していた右下7ではなく、その2本前の右下5番の歯の根尖病変が原因で7番の側面にフィステルが出来ていたケースでした。

また、3か月後には海外に行くということでタイトな制約があった思いで深い1ケースです(」゜ロ゜)」

 

解説:

EEdental tuk(3).jpg

黄色の丸の部分の腫れは、レントゲンの赤丸の部分の膿の出口で、

2本前の銀歯が原因で起こっていた問題だったのです。

 

 

ですから7番の治療を何回やっても治ってこなかった訳です(´ω`。)

 

 

このような原因歯から少しズレた位置に起こるものを『流注膿瘍』といいますが、

2本近く離れた場所にできるのは凄くレアケースです ヾ( ̄□ ̄;)ツ

 

普通フィステルなどは原因歯の近くに現れるものなので、フィステルの横の歯を疑い治療してしまっても仕方がありません。

ただ、このケース最悪の結果になると治療中の右下7と銀歯の右下5の2本を抜くことになっていたかもしれません・・・ (あくまでも最悪のケースです)

  

 

5年経過して、この状況であればかなり安心です!(>ω・)ノ

  

 

餅は「餅屋」のように根の治療は『根っこ屋』に任せた方が良い結果になる場合もあります(笑)

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