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サバ定食が2500円

こんなニュースを目にしました。

 

メニューは噂の通り、定番の「サバ塩焼き定食」が26豪ドル(約2,500円)。隣のテーブルのオーストラリア人は、日本のプレミアムビールを飲みながら、箸を上手に使って「和牛すき焼き定食」(33豪ドル=約3,200円)を食べている。記者は「前菜4食盛り」(13豪ドル=約1,300円)と「あさり味噌汁」(6.5豪ドル=約630円)、日本産米を使用しているという「ご飯」(3.5豪ドル=約340円)、同行の上司は「なす味噌とサバ塩焼き定食」(26豪ドル=約2,500円)をそれぞれ注文する。

料理は1品ずつ格調の高い和風の陶器に盛りつけられ、色取りや見せ方がうまい。鰹節や昆布だしの「うまみ」、「一汁三菜」といった日本の食文化にこだわっているというだけあって味付けはシンプルで、濃い味を好むオーストラリア人に合わせた現地の一般的な日本食レストランとは一線を画している。ただ、京都人の記者はそれでもやや甘辛いと感じた。会計はビール込みで、2人で合計63豪ドル(約6,100円)。客単価もおそらく30豪ドル(約2,900円)前後だが、立地や店構え、サービス、凝った料理を考えればむしろ妥当だろう。周辺の高級レストランの客単価がざっと100豪ドル以上(約9,700円)であることを考えると、むしろ安いとさえ言える。

物価とともに賃金も上昇してきた。ホワイトカラーのマネジャー職の年収は現在、ざっと10万~15万豪ドル(約970万~約1,500万円)といったところ。法定最低賃金も時給16.87豪ドル(約1,600円)と東京都(869円)のおよそ2倍となっている。つまり、普通のビジネスマンでも2,500円のサバ定食は抵抗なく食べられるし、アルバイトの若者にとっても1,500円のラーメンは特に高くないのだ。店側も従業員にそれだけ給料を払っているので、相応の料金にしなければ経営が成り立たない。

出張で訪れる日本のサラリーマンは、口を揃えてオーストラリアの物価は高すぎると言う。確かに、資源ブームを背景とした息の長い経済成長で、この国の物価と賃金は先進国でも屈指の水準まで上昇した。しかし、決して急激なインフレに悩まされているわけではなく、長期的なトレンドで見ると物価は緩やかな伸びにとどまっている。オーストラリア準備銀行(RBA)によると、1993年から2013年までに消費者物価は1.7倍になったが、20年間のインフレ率を年率平均で見ると2.7%と、RBAのインフレターゲットである2~3%内に収まっている。

また、オーストラリアの経済的背景もあって、サバ定食が2,500円になったわけだが、かつて日本人は、退職金で物価の安いオーストラリアに家を買って移住し、日本の年金で生活できた。また、日本の物価の高さは訪日したオーストラリア人の語り種だった。しかし、約20年にわたるオーストラリアの「インフレ」と日本の「デフレ」のギャップが、その立場を逆転させてしまっている。

 

 

法定最低賃金1600円・・・

 

 

今年バリに行っても思いましたが、いつの間にか日本って物価、安い国になっているんですね。

(先日もテレビでタロイモの大きいもの1つ2000円とか・・・)

 

 

歯科にも共通して言えることで、ここ30年、医療費は2.5兆円と変わらず

(変わらないということは、物価上昇率から考えれば治療費は年々安くなっている ⇒ つまりは「デフレ治療価格」)

日本の歯医者も東南アジアに進出する時代になるかもしれませんね。

 

  

 

お金を持った国がこれからどんどん出てきますが、

実はこれらの国の医療水準はまだまだ高くないので日本の一般的な医療というものは

そういった国では高水準にあると思います。 

 

デジタル化と宅急便の普及で「水」と「電気」さえ確保できれば、同じようなことは他の国でも出来そうですが。

  

 

専門性のある医療人をどんどん海外に送る事業とうのもありでは!?

(医療で積極的に外貨を稼いでいく)

 

 

 

歯医者がこういうお金のことを話すと嫌われてしまいますが、実際医療も経済活動の中の1つですからね(汗)

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