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マニアックレジン: 2020年11月アーカイブ

講演スライド ちょっと見せ

12月の講演スライド

2020 12 rezin.jpg

講演をやるとデーター収集をするので

自分の臨床が客観的に見えてくる。

 

間接法のインレーの便宜形態の1つ「スライスカット」

インレー後のレジン治療においては、この部分は「害」でしかない。

隣接面カリエスは最初から「レジン」選択すれば予知性が高い治療なのに・・・

 

 

エンドの予後も追いたいのだが、

上手く行って症状がないのか5割ぐらいしか来院がない。。。

だいたい原因は分かっている

6カ月予後で私が「上手く行き初めて骨が出来ている」というのが

問題なんだと思う・・・

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手間はかかるが上手く行けばメリット大!

以前治療させてもらった患者さんの検診

2020 EEdental OOA (5).jpg

  

レントゲンを撮ると銀歯の段差から虫歯になっている歯が・・・

2020 EEdental OOA (1).jpg

特に右側は、虫歯が大きい

2020 EEdental OOA (3).jpg

一般的には2本歯神経の治療が必要になりそう・・・

 

 

治療後6カ月

2020 EEdental OOA (6).jpg

全て神経を保存して治療を行いました。

 

レントゲン

2020 EEdental OOA (2).jpg

 

2020 EEdental OOA (4).jpg

神経も死ぬことなく順調に経過しております!

  

フルジルコニアクラウン×1本

レジン×6本

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初期の外科的レジン+神経保存の覆髄

患者さんは30代女性

前歯に大きな詰め物がありその下に大きく虫歯が広がっています。

 

特に症状はなし

2020 EEdenntal TR (1).JPG

レントゲンでは虫歯が大きく歯茎の下の方まで広がっているように見え、

神経の治療が必要にも見えました。

 

治療を行うと案の定、虫歯は歯茎の奥深く進行しており、

珍しく骨付近まで進行していました。

 

教科書的に言っても「抜歯」も1つの選択肢・・・

 

患者さんには犬歯は非常に重要な歯で、この歯を失うと後で歯を作るのが難しいので

とりあえず歯の保存を行うと説明し、「覆髄」+「外科的レジン」で対応 

患者さんには歯茎の下にレジンを詰めるので、その部分をよく磨くように指導

 

先日来院された際にレジンの変色が見られた為レントゲン撮影を行い見てみると

2020 EEdenntal TR (2).JPG

歯髄、歯茎ともに問題なし!

  

今の教科書的なアプローチでは

神経の除去、矯正、外科、クラウンというフルボリューム治療

 

私が行ったのは、覆髄+レジン治療 と非常にシンプル

この歯は今の所問題がでていないので今後も経過観察で十分そう!

 

医療は今のスタンダード治療が30年後には否定されることもあります。

教科書から少しだけ外れた、自分なりの医療解釈をさせてもらうこともあります。

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