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マニアックレジン: 2026年5月アーカイブ
酸によって透ける前歯(酸蝕症)
- 2026年5月 2日 09:00
- マニアックレジン
2014年に治療させて頂いた患者さんから連絡があり
酸蝕症患者さんの前歯の審美治療(レジン) - EE DENTAL_Blog
2014年の術前の前歯
酸で前歯の裏側が溶けてしまいエナメル質が透けて見えます。
歯の裏側にオペーク系の透け感を無くすレジンを詰めさせてもらいました。
透け感は無くなりました。
そこから問題無く使えていたようなのですが、
先日、詰めた歯の1本が外れたと来院されました。
まるまる1本レジンが外れています。
ただ、患者さんには
「個人的な感想ですけど、よく12年も持ってくれたなと思いますよ」と説明
*エナメル質と異なり象牙質への接着なので、接着力は弱くなります。
また、この歯は結構ペラペラなので、患者さんにクラウンにするもの1つですが、
取れていない側と歯の質感を揃えるのは難しいので、審美を求めるなら2歯をクラウンにする必要がある。
ただ、クラウンはもう1回レジン詰めてみてからでいいと思います。
*基本的に今の私はあまり積極的な治療は勧めません、歯を長く持たせるならなるべく触らない、削らない必要最小限の治療が大原則です。
で患者さんからレジンでOKと回答をもらい。
もう一度外れた1本だけレジン充填
正面観
透け感は無くなりました。
患者さんも元の状態に戻り安心してもらえました。
歯を長持ちさせる治療はある種の戦略です。
ホント生まれ持った天然の状態から離れれば離れるほど問題も起こりやすく、抜歯は近づきます。
*歯科医師の治療って治しているようで確実に体を壊しています。
現代の理想的な医療が正しいとは全く思いません、戦略を組む際に沢山治療の選択肢はあった方がいいとは思いますので多少勉強はしますが体のルールは未来永劫変わることはなく、その体のルールに従った方が、上手く行きます。
歯科医師の技術以上に歯の保存は考え方だろうなと個人的には思います。
こんな特殊な考え方なので、あまりメジャーな方法にはなりませんけど・・・(>。<;)
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