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口蓋根を探してパフォレーション経過

歯の神経管の入り口は大きなものでは、2mm近くありますが、小さなものでは0.1mmもありません。

一般的に患者さんは歯科医師が目で見て治療を行っていると思われますが、実はほぼほぼ手の感覚頼りの治療になります。

 

また歯の軸が傾いていたりイレギュラーな場所に神経管の入り口がある場合は

歯の変な場所に穴を開けてしまうこともあります。

 

今回のケースはまさにそれ、

患者さんは60代女性、10年前に根管治療を行った歯

2025 EEdental MIZ (1).jpg

赤丸:手づかずの神経管に根尖病変

黄色丸:歯の側面にパフォレーション

詳しくは:ラッパ状に開いた根尖 - EE DENTAL_Blog

  

先日仮歯が割れたと来院されたのでレントゲンを撮らせてもらいました。

2025 EEdental MIZ (3).jpg

口蓋根の根尖病変も綺麗に治ってくれています。

 

また、長く続いていたぐじゅぐじゅした痛みも無くなったそうです。

 

神経管の治療は歯科治療の中でもトラブルの出やすい治療なので注意が必要です!

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