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3Mix 変法!? VS標準治療
患者さんは30代女性
以前一度診させてもらったのですが、私では対応できず治療は行いませんでした。
痛みが出てしまったということで2年ぶりに来院されました。
話を聞くと数カ月前にαTCP(骨補填材料)に3Mixを混ぜた薬剤を使い覆髄治療をしたが
1カ月前から痛みが出てきてしまい咬んでも痛いとのこと
レントゲン
外枠は外さず真ん中からくり抜くように治療したようです。
口腔内
痛みがあった為か、咬合調整を行い咬み合わせを下げているみたいです。
症状的にも抜髄が妥当であること、残っている歯質が少ないのでメタルクラウンを勧める
ものの、患者さんは金属は嫌でレジンを希望
こちらも一応1年の保障を付けているので、あまり割れる(かける)と予想できる方法で治療はしたくない。。。
(患者さんがかける度に実費で支払いをするということで話がまとまりました)
ただ、前の先生 αTCPに+3Mixって初めて聞いた組み合わせで「それ人体実験ですよ!」と言いたい。
また治療するならリケージ(漏洩)が怖いので一度全ての人工物は外すと説明し治療スタート
1回目の治療で全てレジンを外し、隔壁+根管治療スタート
歯髄切断がしてありました。
レントゲン
治療2回目
以前からある少し浮いている感じ、弱いジワ~とする痛みは残っているとのこと
基本的に長く続いていた症状は引くにも時間がかかることを説明し、根管内に問題が無ければ仕上げて行くと説明
根管充填+レジンコア+レジン充填まで
レジン充填
レジンである程度形を作りました。
術前⇒術中⇒術後
術前の遠心ラインだと、オーバーカウントゥアーとレスカウントゥアーが存在していたのでその辺りも修正
ここから触ったりすると感じる違和感などが引いていくか経過観察を行います。
傾向として、気にしてしまう方・神経質な方ほど気にしてしまい痛みがどんどん長期化することがあります。
ポイントはきちんと治療したら後は、あまり気にせず気になるようなら痛み止めなどを服用して気にしないように生活してもらうことです。
よくあるのは、処置した後に多少痛む、気になるので、もっと良い治療あるのかも!?転院再び治療を行い治らずの繰り返しでどんどん抜歯の方向に進んでいくこともあるので注意してください。
*基本的に治療するなら私は標準治療を勧めます。(突っ込みがはいりそうですが、上のケースは自分のなかでは標準的な治療)
痛みがあったり、困ったりしているとネットで色々検索してしまい魅力的に見える方法を選んでしまいますが、
はっきり言って、「薬」に頼った治療は出ては消えてという繰り返しで定着をいていない現実を見るとあまり特殊な薬剤療法に頼らない方がいいと思います。(基本として一生「薬効が続く」薬はありません)
昔も書きましたが、今の世の中良い治療であれば世界中に普及しますよ(^。^;)
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