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根管治療 闇雲に削っちゃダメ!
- 2026年2月 6日 09:00
- 歯内療法日記
ちょっと前に書いたブログ
根管治療 太く削れば本当に治るのか!? - EE DENTAL_Blog
今の根管治療のトレンドは「太く削らない」
ニッケルチタンファイルなどもなるべく太く削らないようなシステムに変わってきています。
先日あったケースですが、
根管治療してもなかなか痛みが取れない、痛い時は顎の方まで痛い。
先生には根管治療は終わったと言われているが、痛い。
レントゲン
根管充填案でしてありますが、根尖は大きく削られており
今回、前回とガッタパーチャーが歯の外に出ています。
そもそも神経管の出口はそんなに大きくはないのですが、
歯科医師がゴリゴリやることによって根尖はどんどん破壊され行きます。
歯内療法専門医であれば、ここは聖域的な取り扱いをしなるべく先は触らない、壊さないというのがセオリー
(私は細い道具でその聖域触るタイプの術式ですが・・・)
まず、根の先に細菌が沢山いるのか!?そこから考えた方がいいと思います。
根の先を削り穴を大きくしてしまうと、最後に詰めるガッタパーチャーも外に出やすくなってしまう為
あまり良いことはありません。
根管治療を行いましたが、なかなか痛みが引かず
治療スタートから3ヵ月
違和感と歯肉を触ると多少痛むはあるが、前のような顎の痛みは無くなったということで、MTAセメントで根管充填しました。
根管充填+レジンコアまで
そこから1ヵ月待って仮歯をいれました。
その頃には触らなければ痛みは無くなったということでしたが、歯ブラシが当たると鈍い感じがあるに症状が変化
*この歯ブラシの違和感は多くの場合で半年近く待てば収まることが多いので、患者さんにはあまり気にしないように指導
術後半年の経過
腫れや大きな痛みはなく、痛みの頻度も減っている。
ただ、圧迫感を感じることがある。
⇒ とりあえず、悪くはないので様子をみてもらう。
術後1年
腫れ痛みはない。こんこん叩くと響く
⇒気になると思うが 生活の中で叩く必要はないことと、その症状は残る人は半永久的に続く人もいるが気にしないように指導
レントゲンでも悪い所見は出てきていないので、後はセラミッククラウンを作ることにしました。
根管治療は見えない治療が故に、ゴリゴリ根の先端ばかり削りますが、はっきり言ってそれで治るケースは少ないです。
そのこまでやって転院されると治療が長期化する傾向があるので、専門医的に言えば最初から治療させてもらった方がスムーズに治療が終わります。
今回のケースも患者さん自ら転院先を探しEEデンタルに来院されましたが、担当の先生も治らないなぁ~と感じるようでしたら早目に歯内療法専門医がいることを言って貰いたいなと思います。
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