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数年ぶりに起こしたパフォレーション
- 2026年10月 2日 09:00
- 歯内療法日記
今回のケースは2023年にやってしまったパフォレーションケース
EEデンタル2023年 歯内療法専門医 根管治療傾向 - EE DENTAL_Blog
調べて見ると2019年にも1件ありました。
顕微鏡を使用した根管治療をしてもどうしても起こってしまうリスクの1つではあります。
患者さんは40代女性
以前右下7の抜いた場所が痛むということでレントゲンを撮らせてもらっていました。
レントゲン
急にクラウンの中に大きな虫歯が出来てしまっています。
患者さんと話し合って虫歯を除去して根管治療をやり直しましょうとなりました。
ファイバコアの除去をしていくと・・・
何処が歯でどこが人工物か分からなくなり、レントゲンを何度か撮り直しながら慎重に削っていたのですが・・・
パフォレーションを起こしてしまいました。
パフォレーションはきちんと止血して、その日のうちに穴埋めをすれば比較的予後が良いので
MTAを使ってパフォレーションリペアを行いました。
レントゲン
このまま仮歯を入れ経過観察を行うことに。
術後1年
右下にたまに痛みがあるとのことでレントゲンを撮らせてもらうと、
パフォレーション部に透過像が現れ始めており、この部分が痛みの原因になっているかも?
とりあえずもうしばらく仮歯で様子をみさせてもらいました。
術後1年半
とうとう歯茎から膿が出てきてしまい、外科的歯内療法を行うことにしました。
*私が起こしてしまったパフォレーションなので外科の費用はかかりません。
側面の穴の部分を少し削ってMTAセメントでリペア
外科後1年
膿も無くなり、術前にあった痛み・違和感も引いてくれました。
言い訳としては、やっぱり長いファイバーコアは除去しにくい。
メタルコアなどの歯と色が違うものなら、顕微鏡で少しずつ削ってパフォレーションのリスク少なくできるのですが、歯の色と同じような色調のものは何処が土台で何処が健康な歯か分からないので・・・
審美的に歯と同じような色と切削感にされると、除去する立場からすると大変です。
なるべくこのようなエラーが無いように治療は行っておりますが、どうしてもたまに起こしてしまいます。
その際は患者さんへの告知は必ず行うようにしております。
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