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膿が治らない歯の根管治療と保存

患者さんは40代男性

1年前に寝れないぐらいの痛みが右下奥歯に出た。 

その後何度か腫れが続き、最近は腫れはしないがうずく感じが絶えずある。

左下7を根管治療しているが治らず、右下6も治療をし始めたがこちらは症状はない。

半年以上根管治療しているが治らず、かかりつけの先生から歯内療法専門医を紹介された。

 

術前

2026 EEdental YKE (1).jpg

右下7 近心根に大きな透過像があり

右下6小さな透過像が近心・遠心根に見られます。

また右下6に関してはファイル破折もありそうです。

近心頬側根のポケットからは排膿が見られます。

 

治療をスタート

疑っていたクラック(ヒビ)は根管内からは確認できませんでした。 

治療を何回か続けるのですが、違和感は無くならずポケットからの排膿も無くなりません。

2026 EEdental YKE (2).jpg 

 

治療スタートから4ヵ月、改善がなく折れている疑いをかけ右下7の近心根を抜歯することにしました。

2026 EEdental YKE (3).jpg

この後、仮歯でブリッジを作り

 

4か月後に仮歯が外れたと来院されたのでレントゲンを撮らせてもらいました。

2026 EEdental YKE (4).jpg

患者さん的にも違和感は無くなり、レントゲンでも骨は出来てきてくれています。

 

 

今回のケースはっきり破折線は見つかりませんでしたが、腫れ・違和感の原因は右下7の近心根で間違いなかったようです。 

 

今回のように治療しても治らない歯が年に1~2本あります。

こういう歯というのは残す為の条件がかなり悪い歯で、たぶん誰が治療しても難しい歯だと思います。

歯の保存は悪くなってから着手する歯ほど抜歯になりますので、悪くなり過ぎる前での治療をお勧めします。

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