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やっぱりフェルール大事!
- 2026年9月12日 09:00
- EEデンタル こだわり
患者さんは40代女性
私が師匠の歯科医院で勤務医をさせている頃から治療させてもらっている患者さん
かれこれ20年以上治療させてもらっています。
今回の来院理由は左上の歯の脱離
*治療した頃のレントゲンは実家の歯科医院にあると思います。
私が大昔治療した左上5のメタルボンドクラウンがコアごと脱離してきました。
脱離したクラウン内面、土台を見ると歯が水平破折を起こしてしまったよう。
この歯は私が開業前の裸眼治療時代にメタルコアを外し再根管治療した歯でした。
クラウン、メタルコアが入っていた歯の再治療なので、根管治療前には歯茎の上のフェルールは殆ど無くなってしまっていました。
(頑張って残そうとしても、裸眼は見えないので手探りの治療の為大きく削ってしまいます)
一方、1本奥の左上6はちょうど同じ頃に痛みが出てしまい抜髄、クラウンを入れた歯でした。
*歯茎付近の健康は歯は多く残ってくれています。
左上6はかれこれ20年近く持ってくれています。
左上5はクラウンがコアごと取れてくる、左上6は問題無い。
決定的な差は治療回数による残った歯の残存量だと推測しています。
やはり自分の歯が多く残っている歯は強いです。
逆に自分の歯が少なくなってしまった歯はどんな優れた人工物を用いても、トラブルは出やすいです。
こういった観点から言えるのは、
①なるべく治療は積極的に行わない
②治療は適切な時期に行うこと
③治療は可及的に削らず自分の歯を多く残す
が私が開業して色々な患者さんを見させてもらい思うことです。
昨日も審美治療の相談を受けましたが、最後に私が
「審美治療って、極論見た目の改善の為に歯の寿命を短くて成立する行為だし、一度歯を触ったら永遠に治療続ける必要出てきますよ」と説明すると
患者さんは「止めておきます」と言われました。
まぁ、ぶっちゃけ歯科医院の売り上げ的には審美治療は大きな収益になりますが、
ここ最近はあまり審美の為の治療行為は自分のトレンドから外れてしまったので、積極的に治療は勧めませんし、デメリット知ってもらった上で施術を行います。
今回のケースも残存歯質は少なかったですが何とかクラウンまで製作出来ました。
知識や技術というのはある程度得ることが出来ますが、患者さんの健康な歯というのは一度削ったりして失うと元には戻せないのでなるべく切削量が少なくなる治療法で治療を行っています(・∀・)
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