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奥歯に起る不思議な虫歯の法則

基本的に虫歯の進行速度は、若い人ほど速く、年配の人ほど遅くなります。 

 

ただ、不思議なのですが最後大臼歯に限っては虫歯の進行がメチャ速い歯が散見されます。 

 

今回のケース

2019年に右下7の遠心面の歯がかけてしまいゴールドインレーを入れさせてもらった50代男性患者さん

今月に入り右下7がかけた感じがするとのことで来院

口腔内

2026 EEdental TAA (4).jpg

遠心頬側咬頭部分がかけ、虫歯のような感じになっています。

  

レントゲン(2022年のレントゲンとの比較)

2026 EEdental TAA (1).jpg

「え~!」というぐらい虫歯が大きい  

歯髄付近まで虫歯が・・・

ホント不思議なんですが、こういったケースというのは年に1~2件ぐらいあり決まって上下の第2大臼歯に見られます。 

患者さんに症状を聞くと症状はないそうとのことで、電気歯髄診断も歯髄反応は正常

ゴールドインレーを半分削って虫歯にアプローチして、シールドレストレーション(AIPC)、もしくはMTA直接覆髄で歯髄保存を試みる。

治療後症状が出てしまったら、根管治療+メタルクラウンと方針を出させてもらいました。

 

治療時間1時間15分

2026 EEdental TAA (2).jpg

遠心縁下の大きな穴から歯肉が歯の中に入り込んできており、電気メスで歯肉をトリミングしながら

MTA直接覆髄+レジン充填で治療を行いました。 

 

口腔内

2026 EEdental TAA (3).jpg  

とりあえず、これで経過を見て行きたいと思います。

 

ホント申し訳ないのですが、EEデンタルメンテナンスしていないので近医の歯科医院で歯石取りなどを患者さんにお願いしていますが、2年に1回ぐらいでいいのでパノラマレントゲン(大きなレントゲン)を撮ってもらってください。

小さな虫歯は分かりませんが、治療が必要な程度のに大きくなった虫歯は分かる時があります。

心配な患者さんはEEデンタルで4~5年ぐらいに1回全顎検査をさせてください。

 

今回のケースも咬合(咬み合わせ)からのクラックが引き起こしたケースかと考察できます。

ホント咬合は厄介・・・

夜間の歯ぎしり、噛みしめなど無くなれば人間の歯のトラブルはかなり減らせるのにと、100年前の先生が悩んでいた問題を今なお現代の歯科医師は解決できていません。

残念ながら歯科は歯が無くなるまで「drill and build」 (削って詰める)の繰り返しです(>。<)

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