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歯の側面の骨吸収

患者さんは50代女性

3週間前からズキズキし始めてかかりつけで咬み合わせの調整をしてもらった。

1週間前に腫れてきて、その後痛みは治まったが今度は歯茎から膿が出てきた。

抗生剤を処方され3日間飲んでいる。 

 

レントゲンを撮ると

2026EEdental TKA (1).jpg

左上4・5の間に透過像があり、どちらとも根尖病変はありません。

原因歯の特定の為に左上4・5の電気歯髄診断を行うと

左上4は正常、左上5の歯髄反応が弱い(殆ど死にかけている)

 

と言うことで、今回の腫れ・痛みの原因歯は左上5と判断しました。

 

治療をスタート

銀歯とベース材を除去していくと過去の治療で小さな露髄(神経が出る)をしていたようで、

露髄面からの出血はなく、神経は死んでいました。

裸眼で治療していると、0.1mm程度の露髄だと分からないことが多いともいます。 

 

治療2回目に症状が落ちていていたので、

2026EEdental TKA (2).jpg

ガッタパーチャーで根管充填+レジンコア

 

術後6か月 腫れや症状はないそうです。 

2026EEdental TKA (3).jpg

術前に比べ病変は小さくなってきています。

  

術後  

2026EEdental TKA (4).jpg 

術前時よりは病変は出来てきていますが、術後6か月に比べ大きな病変の改善は無さそうです。

 

患者さんにはかかりつけでクラウンを作ってもらい1年後にももう1度レントゲンを撮ろうと思います。

もし症状が出るようなら、外科的歯内療法で対応しようと思います。

 

小臼歯は2割近くに側枝があると言われ、そこの側枝に感染が起こると今回のような病変が横に出来ることがあります。

ここまで病変が大きくなったのは数年はかかってると思いますので、可能なら2年に1回ぐらいレントゲンを撮ってもらった方がいいと思います。

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