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抜歯宣言からの歯の保存

患者さんは50代女性 昔から来院して頂いている患者さん

 

別件で来院された際に、クラウンの縁に虫歯が出来ておりレントゲンを撮らせてもらいました。

 

 

この歯に関しては、過去に大きな根尖病変もあり大きなメタルコアも入っており、

一般的に言えば抜歯適応の歯でした。

 

2013年のレントゲン

2026 EEdental EEdental TMI (1).jpg

幸い揺れや深い歯周ポケットはなく、患者さんも出来れば自分の歯は残したいとのことで

トライケース的に治療をさせてもらいました。

  

先日ブログにした

歯を残したいなら早目に歯内療法専門医へ - EE DENTAL_Blog 

この歯の治療をした先生はこの長さのメタルコアを長いと判断し除去を諦めていますが、

専門医的に言えばメタルコアであれば上記のレントゲンの長さぐらいであれば

「ちょっと長いね、注意して除去しましょう!」という感じです。 

  

治療回数:5回

2026 EEdental EEdental TMI (2).jpg 

過去の治療で根尖が大きく削られ破壊されていたので、MTAセメントを使用

 

術後1年

2026 EEdental EEdental TMI (3).jpg

腫れや痛みもなく骨も少し出来てきてくれている感じ

 

ただ、いつまで持つか分からなかったので、プラスチック系の弱目のクラウンで補綴 

をして終了としました。

 

今回昔入れさせてもらったクラウンの縁に虫歯が出来てしまったのでレントゲンを撮らせてもらうと

2026 EEdental EEdental TMI (4).jpg

14年前に比べると骨は出来てきてくれて、患者さん的にも症状はなく安定した状態を維持していました。

 

術前時は抜歯を考えていた歯で、どのぐらい持つか全く分からないような状態でしたが

10年以上経過して安定しているのでまずは一安心といった所でしょうか。

 

世間一般的には抜歯適応の歯でもきちんと治療することで何割かはこのような結果を得ることもあります。

ただ、治療と診断は難しいです・・・

 

因みに私が初診時に抜いた方がいいと判断する歯は、破折歯、根尖病変があり歯に動揺が大きな歯

このケースに関しては治療しても予後が悪いので、この2つのケースに関しては抜歯を勧めています。

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