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下顎前歯の根管治療は意外と難しい・・・

歯の神経というのは歯の大きさによって本数が異なります。

当然小さい前歯ほど神経管の数は少なく、奥歯のような大きな歯の方が神経管の数は多くなります。

  

歯の神経管の数が少ないほど簡単か!?といわれればそうでもなく、

特に厄介なのが下顎前歯

この歯は口の中でも最も小さいのですが、実は2割程度は神経管が2本あり、神経管を見逃しやすい代表格でもあります。

 

患者さんは30代男性

2022年に来院された際、唇と顎に違和感が出てきた為

近医の歯科医院に行くとレーザー治療をしたが収まらないとのこと

この歯は10年ぐらい前から凍みたり、色々症状があった歯でここ最近歯の色が変わって来たとのこと

 

レントゲン 

2026 EEdental MUK (0).jpg

左下1に大きな根尖病変が見られます。 

1回法で根管充填、レジン充填まで

2026 EEdental MUK (1).jpg

普通にしている時にも違和感はなくなったとのこと

根の先の病変も治ってきてくれているように見えます。

 

ここで終診としたのですが、  

 

今年になり、また歯茎から膿が出来てきたとのことで来院 

2026 EEdental MUK (2).jpg

2022年の術前と同じような骨の溶け方になっています。

 

患者さんに外科的歯内療法もあるが、まずはもう1回根管治療をさせて下さいと説明し

根管治療で病変を治すことにしました。 

 

今回の治療は2回法にしました。

2026 EEdental MUK (3).jpg

根管充填にはMTAプラスを使用しました。

  

先日全顎検査をさせてもらいレントゲンを見ましたが、 

2026 EEdental MUK (4).jpg 

術前に比べ骨は回復してきてくれているように見えます。

患者さんも違和感はだいぶ減ったということで、しばらく後にまたレントゲンを撮らせてもらう予定にしました。

 

今回のケース2根管あるケースでしたが、はやり小さな歯で2本神経管が近接して出てくるようなケースは治療も難しいですね(^。^;) 

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