Home> マニアックレジン: 2019年6月アーカイブ
マニアックレジン: 2019年6月アーカイブ
1本の大きな虫歯 2時間30分の歯科治療
2時間30分後の状態
土曜日の午後の治療は殆どこれがメインでした。
患者さんは10代の女性
矯正期間中に大きな虫歯にしてしまい、虫歯が神経まで達してしまっています。
虫歯は歯ぐきの下深くまで入ってしまっています。
術前の歯
虫歯が大きく咬頭1つが無くなっています。。。
ちょうど、両親がEEデンタルの患者さんでしたので、
神経を取った後にレジン充填で治療を行うと説明させて頂き
*非機能咬頭で、口腔内に歯ぎしりの痕がないことより根管治療後にレジンで治療できると判断しました。
**これが機能咬頭で、ブラキサーであればメタルで咬合面被覆するケースです。
虫歯を除去しているとすぐに神経に達しましたが、残念ながら神経は死んでおり・・・
↑口蓋根の死んだ歯髄
私は開業当時からMTAを使用して歯髄保存を行っていますが、
http://www.eedental.jp/mta.html
無理した歯髄保存は私はしていません。
神経を取った方がいいと判断した場合は普通に根管治療を行います。
虫歯の除去に45分+隔壁に15分
そこからラバーダムをして根管治療をするも 神経の治療がこれまた難しい!
開口量の少ない女性のMB根ファイルがなかなか入らない・・・
しかも今回はMB根の横1mmにもう1本神経管があり、ここの治療に多くの時間を費やしました。
根管治療が1時間(たぶん第一大臼歯ならこんなにかからないかと・・・)
次に、支台築造+レジン充填 30分
で、
レントゲン
顕微鏡をずっと見ながらの2時間30分の歯科治療
流石に疲れましたが、綺麗な治療が出来ました! ヾ( ̄∇ ̄ )ノ
ずっと集中しっぱなしのこの治療は、1日2本ぐらいしかできないですね(笑)
- Comments (Close): 0
- TrackBack (Close): 0
Home> マニアックレジン: 2019年6月アーカイブ
- 購読
- Powerd By