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院長の趣味の世界: 2026年9月アーカイブ
二昔前の接着性ブリッジ
- 2026年9月18日 09:00
- 院長の趣味の世界
患者さんは60代女性
30年前ぐらいに接着性ブリッジを入れた場所が悪くなってしまっているとのこと
元々左右の側切歯が先欠(歯がない)で側切歯のスペースを埋めるために
中切歯と犬歯の裏面を削り接着性ブリッジを入れてありますが、
左右両ブリッジとも中切歯側の接着が外れており、その隙間から歯の中に大きな虫歯ができてしまっていました。
また患者さんに金属アレルギーもあり、外れている接着性ブリッジをやり替えることになりました。
昔の接着性ブリッジは前歯でも奥歯でも取れやすい現実があります。
術前
今回私が出した方針は左上1~3、右上1~3までのブリッジを2つ作るいうものでした。
またブリッジは経験上、神経が生きた状態で入れた方が長持ちするので、なるべく神経は取らずに行う。
というものでした。
治療スタートすると、ブリッジの外れた左右中切歯は大きな虫歯がありましたが、ブリッジの外れていない左右の犬歯は全く虫歯がなかったので、ここで方針転換
左右中切歯2本で左右2~2の4本ブリッジを作るという方針に
理由は患者さんが前々から前歯は怖くて硬い物はなるべく食べないような生活をしていた為
2本支台でもそこまで負担はかからないだろうと思ったのと、犬歯を大きく削るのがもったいなく思いこのような設計に途中で変更しました。
また犬歯の裏面(口蓋側)の削ってあった場所はレジン充填で凍みる層を遮断
形成後
セラミッククラウン試適
患者さんの希望で少し白めに技工士さんに作ってもらいました。
昔から、健康な天然歯を大きく削りたくないという患者さん思いの先生が必要最小限の切削でブリッジなどを入れられますが、やっぱり強度的に難しい面はあります。
またここ10年で接着材料も大きく進化し外れにくくなってはきているものの、やはり咬む力が毎日かかる歯に関しては、ある程度の切削というものは仕方がない面があります。
この状況で20年ぐらい持たせたいですね!(^。^)
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