Home> EEデンタル こだわり: 2024年12月アーカイブ
EEデンタル こだわり: 2024年12月アーカイブ
抜歯適応は先生毎に違います。
- 2024年12月21日 09:00
- 歯内療法日記 | EEデンタル こだわり
患者さんは当時20代女性
親知らずの影響で歯茎の中に大きな穴があるが痛みなどはない。
レントゲン
過去に神経を取る治療がしてありますが、親知らずが斜めに生えており
第2大臼歯の遠心面が吸収or虫歯所見あり。
インプラントをやっている先生なら速やかに抜歯をして骨を守るという治療方針だと思います。
ただ、患者さんは20代ということもあり、何とか歯を残したいとのこと。
患者さんにはトライはするが残せない可能性もあることを説明し治療スタート
まず邪魔な親知らずを口腔外科で抜いてもらい、穴にアプローチすると
やはり親知らずの影響で外部吸収がみられ、そこに虫歯も併発しているような感じでした。
縁下から隔壁を作り根管充填+レジンコア
咬むと痛い状況もあり、レジンコアのまま様子をみてもらい経過観察
1年経過を見ましたが、腫れや痛みもないとのこと
このケースは硬いクラウンを入れるより弱いレジンで経過を見た方がいいと判断しレジン充填で済ませました。
と言うのが13年前の話
最近来院されたので、レントゲンを撮らせてもらいました。
患者さんも違和感なくつかえているとのことで、このまま使ってもらうことに
同じ歯を診ても残せる・残せないという判断は先生毎に違います。
はっきり言えばインプラントをしていない先生ほど次の処置が無い為歯の保存にチャレンジしますし、
インプラントをやっている先生の方が早い段階で抜歯提案をします。
患者さんはこういった事を知っている・知っていないで自分の歯の本数は変わってきますよ。
- Comments (Close): 0
- TrackBack (Close): 0
Home> EEデンタル こだわり: 2024年12月アーカイブ
- 購読
- Powerd By