EE DENTAL_Blog
今日の診療時間
- 2025年11月 1日 09:00
- EEデンタル NEWS
歯内療法学会の委員会参加の為
今日の診療を15時までとさせて頂きます。
よろしくお願いします。
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外科的歯内療法 術後8年
- 2025年10月31日 09:00
- 歯内療法日記
患者さんは30代女性
近医で根尖病変を指摘され、2回目の根管治療ということで抜歯の可能性もありと説明を受けた。
レントゲン
近心根に少し大きな根尖病変
ただ、過去の治療で歯茎の中の方までクラウンが入っており、このレントゲンから予想されるのは
残っている自分の歯はだいぶ少なそう・・・
確かにこのレントゲンを見ると抜歯という判断もないことはない。
患者さんには残す方向で治療をしましょうと説明し
2回法で根管充填+レジンコア+仮歯
ここから経過観察をしていったのですが、7か月後のレントゲンでも病変に変化なし、
ということで外科的歯内療法で治すことになりました。
*現在であれば、腫れや痛みが無ければ1年ぐらいは経過観察をしています。自分でも時期(時代)により診断は異なります。
外科的歯内療法を行いました。
外科後1年
だいぶ骨は出来てきてくれています。
先日、左下7に虫歯があり左下6のクラウンを外さないと治療が出来ないとかかりつけの先生に言われたそうで来院されました。
レントゲン、顕微鏡下での審査で左下7の虫歯はないので、クラウンも外す必要はないと説明
外科的歯内療法を行った場所も綺麗に骨が出来てくれています。
処置した歯に問題がないと一安心します(笑)
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切開を繰り返しても治らない歯の治療
- 2025年10月28日 09:00
- 歯内療法日記
患者さんは40代女性
2~3年前から膿んでは切開の繰り返しを行っており、何とか治せないものか!?と来院
レントゲン
右上6の近心頬側根に少し大き目の根尖病変があります。
ただ、通常のレントゲンだと識別しにくいケースです。
普通だったら、CTなどで精査をするんでしょうが・・・
私は左上6が原因であり折れているような所見が無い為わざわざCT撮る意味があまりないので
このレントゲンで治療をスタートしました。
*最初にCTを撮らず、途中で撮ることもあります。
治療1回目
病変のある近心頬側根から排膿、また手づかずのMB2が見つかる。
治療2回目
フィステルは無くなり、根管内からの膿も無くなったので根管充填
MB,MB2根はMTA使用 DB,P根はガッタパーチャー使用
経過観察中に手前の第2小臼歯に虫歯があったのでこちらも治療させてもらいました。
術後5ヵ月
病変は少し小さくなってきています。
また患者さんも治療後から腫れも痛みもなく、順調とのこと。
術後10ヵ月
病変は更小さくなり、無くなった骨が出来てきてくれています。
問題無かったので、先日ゴールドクラウンを入れさせてもらいました。
病変は歯根膜腔の広がり程度まで落ち着いてきてくれています。
根管治療は手間もかかり難しいものなので仕方がありませんが、切開して膿を出しても
それは抜本的な治療にはなっていませんので、必ず再発します。
先生も手に負えないと思われれば、歯内療法専門医などの存在があることぐらい患者さんに伝えてもらえばなと思います。
今回の患者さんもネットで色々検索してEEデンタルを見つけられ、来院されました。
後、先日面白かったのが、ある患者さんが歯が膿んできてしまい、近医で「根尖病変で根管治療が必要」と先生に言われ、AIに聞いたらEEデンタルを勧められたので来院しました。という患者さんがおられました(笑)
これはビックリしましたがそういう時代になってきたんですね(・Д・;)
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3mmの穴からの根管治療
- 2025年10月25日 09:00
- 歯内療法日記
以前セミナーもさせてもらっていた「3mmの穴からの根管治療」
第10回 エンドハンズオンセミナー終了! - EE DENTAL_Blog
この方法、顕微鏡と道具があり練習すれば誰にもできるような治療法ではあります。
難しいというデメリットを除けばメリットの多い治療法だと思っています。
患者さんは60代女性
全顎検査をさせてもらった後に悪い部分だけ治すことに
右上7のブリッジの支台の歯に根尖病変が見られます。
保険のブリッジでしたが、クラウンの適合も悪くなかったのでクラウンに穴を開けて治療をすることにしました。
1回目で4本の神経管を処置して、
仮蓋
白いものが仮蓋(直径3mm)
この穴からの治療できちんと出来るのか!?
レントゲン
第2大臼歯にたまに見られる4根管の神経管でした。
この後経過観察をして行きます。
必要最小限の治療で仕上げられたのではないでしょうか!
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口蓋根を探してパフォレーション経過
- 2025年10月24日 09:00
- 歯内療法日記
歯の神経管の入り口は大きなものでは、2mm近くありますが、小さなものでは0.1mmもありません。
一般的に患者さんは歯科医師が目で見て治療を行っていると思われますが、実はほぼほぼ手の感覚頼りの治療になります。
また歯の軸が傾いていたりイレギュラーな場所に神経管の入り口がある場合は
歯の変な場所に穴を開けてしまうこともあります。
今回のケースはまさにそれ、
患者さんは60代女性、10年前に根管治療を行った歯
赤丸:手づかずの神経管に根尖病変
黄色丸:歯の側面にパフォレーション
詳しくは:ラッパ状に開いた根尖 - EE DENTAL_Blog
先日仮歯が割れたと来院されたのでレントゲンを撮らせてもらいました。
口蓋根の根尖病変も綺麗に治ってくれています。
また、長く続いていたぐじゅぐじゅした痛みも無くなったそうです。
神経管の治療は歯科治療の中でもトラブルの出やすい治療なので注意が必要です!
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2025年 秋休み
- 2025年10月22日 09:00
- 院長の趣味の世界
今回も秋休みは宮崎県の方に行って来ました。
豊橋から神戸港まで高速⇒フェリーで宮崎というルートなんですが、
出発前日には・・・
このタイミングで台風2つも出来るかね。。。
フェリーは太平洋航路ではなく、瀬戸内海航路で出航
明石海峡大橋
ビックリするぐらい揺れもせずに宮崎港へ到着
今回のまず目当てだった市木の「火祭り」
前日からの雨で藁がしけってい為か、今年は火は付かず終了!(笑)
去年から始めたサーキット走行に夢中で、今年はあまり波乗りはしていませんでしたが
こりもせず、いつものポイントへ
宮崎でいつも会うローカルに挨拶をして、近況報告をしながらおしゃべり
台風の影響で毎日波があり、朝から晩まで1日2~3ラウンド楽しませてもらいました。
1週間で合計15ラウンド 大きな日にはセットヘッドオーバー
(1本ピークから吹き飛ばされ、副鼻腔に海水入りまくりました)
暇な時間はシーグラス&貝拾い
ここ数年で一番取れましたね。(小さなガラスだけで1キロぐらい拾いました)
1週間の走行距離 1140キロ
毎年1500キロぐらい走るのですが、今回はいつものポイントに波があり、あまり移動しなかった為
走行距離は伸びませんでした。
後、宮崎の人、ヴァナゴン好き多いみたいで8人ぐらいの人から声かけられました。
一番多かった質問は「壊れますか!?」
『年に1回は入院しますよ・・・』
2番目に多かった質問は「パーツってありますか!?」
『かなりマニアックなパーツ以外はだいたいありますよ』
そらねぇ~、1991年式の30年選手ですから故障と付き合いながらになりますね!
通勤車は「GRヤリス」と言うと、殆どの人はGRヤリスを知っていないという状況でした(笑)
今年はあまり波乗りしていない状況でしたが、ここ最近で一番波乗りした1週間となりました。
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今日から通常診療に戻ります
- 2025年10月21日 09:00
- EEデンタル NEWS
お休みありがとうございました。
今日から通常診療に戻りますのでよろしくお願いします。
メール・電話の返信をしていきます。
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間違った根管治療で大きな根尖病変(膿)
- 2025年10月11日 09:00
- 歯内療法日記
【お知らせ】
10月12日~10月20日までお休みを頂きます。
留守番電話、メールの対応は21日からとさせて頂きます。
カルテ番号の若い、久しぶりに来院された40代の女性患者さん
抜歯+手術ケースの大きな病変
術前
ウズラの卵ぐらいの大きな病変(黒い部分は炎症で骨が溶けています)
本来の神経管は先端で右側に曲がっているのですが、Hファイルなど先端の削れるファイルで根管治療を行うと、オリジナルの神経管とは間違った場所に穴を開け医原性の問題を作ってしまいます。
旧来の根管充填剤が根の先まで入ればOKという間違った根管治療。。。
根の先をこういった治療をされてしまうと再治療の成功率が40%になるという報告もあります。
*ブログ読んでくれている先生は、抜髄でこんな事しないでください。
経過を見ながら根管治療を行い
MTAセメントにて根管充填
根の先が壊されており、オリジナルの根管は触れませんでした。
根管充填材はMTAを使用
患者さんにはこれで腫れたりして来たら外科的歯内療法が必要になると説明
根管充填後にレジンを詰めて経過観察
術後1年 患者さんは腫れ痛みはなく生活できているとのこと
黒い部分に骨が出来てきてくれています。
OK,OK! 89%治るケースだわ!( ^ ^ )/
術後2年
1年前に比べても骨が出来てきてくれており、これは待てば更に骨出来るだろうと推測し終診とさせていただきました。
(遠方からの患者さんだった為)
先日別件で久しぶりに来院されたので、レントゲンを撮らせてもらいました。
大きな透過像は無くなっています。
小さなな透過像は残っていますが、特別治療は必要ないと思われます。
注目すべきは根の先のMTAの吸収
長期的に見ると、根管内のMTAは吸収しないのですが歯の外に出たMTAは吸収が見られます。
根管治療は歯科治療の中でも手間もかかり、症状も出やすく治療が難しい分野なのですが最新の医学を知っている先生と30年前の治療基準で治療をしている先生では差が出てしまいます。。。
今回のケース
15年経過して歯はこんな変化をするんだなと1つ経験を積ませてもらいました!
ホント長期症例診させてもらうのは、個人的にも非常に学びになります(^。^)
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新規初診患者さんへ
- 2025年10月10日 09:00
- EEデンタル NEWS
すみません、治療枠が11月分まで殆ど埋まってしまったので
治療枠確保の為、新規初診患者さんのご予約を11月からとさせて頂きます。
ご迷惑おかけしますがよろしくお願いします。
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根管治療 術後12年
- 2025年10月 8日 09:00
- 歯内療法日記
患者さんは60代男性
治療させてもらった歯のセラミックブリッジが外れたと連絡がありました。
当時のレントゲン
右下6に少し大き目の根尖病変があります。
右下5はコロネクトミー がしてあり、骨の中に根っこが残っています。
(この方法は、骨の厚みを確保する為の方法です)
根管充填
この当時は根充確認でレントゲンを撮っていました。(今はやっていません)
セラミッククラウンが外れたと10年以上ぶりに来院されたのでレントゲンを撮らせてもらいました。
病変は綺麗に治っています。
セラミックブリッジも綺麗に戻ったので、再Setしました。
ただ、次に外れたら作り直した方がいいとも説明済み
基本的に根管治療をした歯は1年予後まで追いますが、それ以降は問題起こったら来てね!システムなので長期ケースを見ると一安心します(・ ω・)ノ
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