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保障期間変更のお知らせ

現在はレジン治療3年、セラミック・ゴールド修復5年を付けていますが、

最近色々あり保障期間は付けるべきか!?というのを考えるようになりました。

 

EEデンタルの年齢層を見ると、歯ぎしりで歯が疲労を持っておりかけたりすることが多いです。

自分的にしっかり治療出来たとしても、使い始め強い力がそこに加わり必ず起こる問題をこちらが負担する必要がどこまであるのか!?   

 

ホント歯の構造は良くできたもので

神経&血管というセンサー&栄養供給源

象牙質という竹を束ねたようなしなる層があり、

エナメル質という固い物質でコーティングしてある

ある種、日本刀のような理にかなった構造 なんですが、

 

治療はその理想的な構造物にプラスチック、セラミックという人工材料で補修しますが、

天然歯(エナメル質+象牙質)のような、しなって力を逃がしある程度硬い材料がない限り必ず壊れてきます。 

 

自分的に歯「治している」など全く言えず、歯科治療を言葉にすれば「リペアしている」です。

  

ただ、これも患者さんの話を聞くと治療した歯をかばいながら使っている人はあまり問題がでないのですが、

ガシガシ調子よく使っている人や硬いものが好きな人ほどトラブルが出ています。

最近の私の考え方は、歯を長く使いたいなら50歳過ぎたら極端に硬い物はなるべく食べない方がいい。 

 

極論ですが、歯は消耗品です、毎日使っていれば疲労もたまり悪くなってきます。

これはどんなに頑張って歯磨きを行い虫歯を作らない、歯周病を作らないようにしても、咬む力というのは別問題です。

昔の先生も言っていましたが、歯を失う原因①虫歯、②歯周病、③咬む力 ①,②はある程度コントロール可能ですが、③は不確定要素だらけで歯科医師がコントロール下に置けません。

 

例えれば火打石、毎日カチカチ使っていれば10年しないうちにパキッと石は割れます、それと歯も同じです。

また人の体も一生生まれたてではなく、40歳、50歳ごろになると体にもガタがきます。

歯も例外ではなく生えたての頃の状態ではありません、歳を取るということは全てのパーツに劣化は起ります。

また歯が無くなる度に食べられるものにも制限は出てしまいまい、残された歯の負担は更に大きくなります。

  

私の経験が浅く一般的な歯科医院が保障を付けていた為保障制度を導入しましたが、この考え方が非常に浅はかでした。

考え方が時間の経過と共に歯はかけるもの、割れるもの悪くなるものだと変わってきました。

特に治療した人工物は天然歯に比べると劣化が早い、その経年変化で起こる事象までは保障出来ないと判断しました。

  

ですので、レジン、セラミック、ゴールド全ての治療の保障を初期不良が起こる1年とさせてもらいます。

  

2024年の保障期間内に再治療したケースを調べましたが、

最も多いのはレジン治療 19本 うち1年以内のリペア修復8本

セラミック治療 2本 うち1年以内のリペア修復0本

ゴールド修復 2本 うち1年以内のリペア修復2本

1年以内のトラブルに関しては今まで通り、初診代だけでやり直しの治療を行います。

 

ただ1年以上経過した歯に関しては、再び実費を頂く事とします。

 

これを実地するのは2026年からとさせて頂きます。

 

治療の質をどこまで突き詰めても、かみ合わせ(力)の前には自分の治療は非常に無力に思います。

置物のように飾って置くようなものと違い、強い力が毎日かかるので使い方で壊れます。

  

また以前ブログで告知していた、ここ3年の材料費値上げによる治療費の改定ですが今回は保障期間を短くさせて頂くので、材料費の値上げ分はEEデンタルが負担することにして2026年の治療費は今まで通りとさせて頂きます。

  

一方的なご報告となりますがよろしくお願いいたします。

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