抜歯!? いえ、根管治療
- 2010年3月 3日 10:41
- 歯内療法日記
4月の12日〜19日までお休みさせて頂きます。
AAE(アメリカ歯内療法学会)に行ってきます( ̄∇ ̄)
ゴールデンウィークはカレンダー通り診療を行います。
動画を上げたのでその説明を
http://www.youtube.com/watch?v=wtaBAEnuWiM
患歯は右下4番(第1小臼歯)
↑
この歯の問題点
・根に大きな病変
・太いメタルポストが入っている
・健康な歯の部分が少なくラバーダムもかけれない
インプラントをしている先生なら。。。
抜歯してインプラント。
それも1つの方法だと思います。
私色々患者さんと相談させてもらったのですが、
「治せるなら、自分の歯を大切にしたい」
ということで歯の保存処置をこころみました。
得意分野によってこのような難しい歯は診断が異なってきてしまいます。
どの方法が正し答えと言うことはないと思います。
動画の術前にレントゲンが2枚出てきます。
歯のような3次元のものを2次元の影絵で判断する必要がある為少し角度を変えて2枚のレントゲンで頭の中で立体化させます。
(ケースによってはCTで3次元的な判断をする必要があります)
今、今年のAAEのプログラム見ていたら、CTネタ出てきていますね。
今年はどこの部分を聞こうか。。。(* ゚,_っ゚)-,_っ-)゚,_っ゚)-,_っ-)。。。
被せ物を外すと金属の土台が出てきました。
個人的に思うことなんですが、メタルコアっていつまで作り続けるのでしょうか!?
エコ、エコ国もいうなら口の中に使う金属少しでも減らした方がいいと思うのですよね。。。
すみません、毒言ってますm(_ _)m
動画の0:20〜
金属の土台を除去したら歯ぐきの上に少し歯が残る程度でした・・・
『金属の土台+被せ物』 を入れ、被せ物が取れないようにすることも非常に大切ですが、
「歯」は大きく歯を削ります(-∀-。)
その後、レジンで隔壁を行います。
レジンを渦巻き状に盛って作ります。
『隔壁』:煙突のように壁を作り唾液、細菌が入ってこないように、『歯の補強』
ラバーダムをしてガッタパチャー(ピンク色のゴム)を除去してみると・・・
今回の『歯』
1根管2根尖(大きな入口1つ出口2つ)
ただこのような歯って全く珍しくないんですよ!((φ(。_。;)φ))。_。;)φ))。_。;)
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