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外科的歯内療法 術後8年

患者さんは30代女性

近医で根尖病変を指摘され、2回目の根管治療ということで抜歯の可能性もありと説明を受けた。

 

レントゲン 

2025 EEdental KAK (1).jpg

近心根に少し大きな根尖病変

ただ、過去の治療で歯茎の中の方までクラウンが入っており、このレントゲンから予想されるのは

残っている自分の歯はだいぶ少なそう・・・

  

確かにこのレントゲンを見ると抜歯という判断もないことはない。

 

患者さんには残す方向で治療をしましょうと説明し

2025 EEdental KAK (2).jpg

2回法で根管充填+レジンコア+仮歯 

  

ここから経過観察をしていったのですが、7か月後のレントゲンでも病変に変化なし、

ということで外科的歯内療法で治すことになりました。

*現在であれば、腫れや痛みが無ければ1年ぐらいは経過観察をしています。自分でも時期(時代)により診断は異なります。

 

外科的歯内療法を行いました。

2025 EEdental KAK (3).jpg

 

外科後1年

 2025 EEdental KAK (4).jpg

だいぶ骨は出来てきてくれています。

 

先日、左下7に虫歯があり左下6のクラウンを外さないと治療が出来ないとかかりつけの先生に言われたそうで来院されました。

レントゲン、顕微鏡下での審査で左下7の虫歯はないので、クラウンも外す必要はないと説明

2025 EEdental KAK (5).jpg 

外科的歯内療法を行った場所も綺麗に骨が出来てくれています。

  

 

処置した歯に問題がないと一安心します(笑) 

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