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MB2 ニッケル・チタン穿通・形成法 

以前、中部歯内療法学会で使用した動画をYouTubeにアップしました。 

術前⇒術後 レントゲン

2026 Ni-Ti.jpg 

動画 

愛知県EEデンタル【MB2 ニッケル・チタン穿通・形成法】根管治療 

 

MB2は9割近くに存在しますが、細過ぎて見つけられませんし見つけても治療の難易度はかなり高いです。

一般的にMB2より太いMB根でも治療されていない歯は多いです。

2026 EEdental E.jpg

理由は道具が入りにくく、術者の技量が出てしまうからです。

  

細い根管は多くの場合、穿通で手間取り非常に時間もかかります。

*ホント、神様がいるなら何故こんな道具の入りにくい所に神経管2つも作った!?と思います。

またレッジを作りやすく、細い根管は一度レッジを作るとリカバリーも非常に大変 or ほぼ不可能です。

 

今回のニッケルチタンを使った方法はクラウンダウンで上を削って徐々に下に向かいます。

①#10(0.1mm)マイクロオープナーで根管口の位置を探ります、手の感覚で0.5~1.0mmぐらい刺さる所

*多くの場合でイスムスを突いていれば出てきます。

②その場所をにニッケルチタンで突きます。 

*プロテーパーゴールド「SX」を使用しています。

ニッケルチタンを使う場合は必ず根管内に液体(私はNC)を入れておきます。

③切削片のデブリが大量に出るので、詰まらせないように適時洗浄とニッケルチタンファイルの掃除

④真ん中ぐらいまでSXが入ったら、一度#08ファイルを入れ、根管軸を確認

*MB根に合流する頬側軸、MB2が独立した真下に進む軸、MB2根がありファイルが口蓋側方向に進む軸(レア)

⑤軸の方向が分かったら、プロテーパーのS1に替えピッキングモーションで進めます。

*気長に根尖方向に進めますが、「S1」だけ長々使わず20~30秒使ったら「SX」を10秒の繰り返し。

**この際イスムスがあれば、S1の側面を使ってイスムス部分の切削も同時に行います。

 

文字にするとこんな感じです。

推奨ファイルは、プロテーパーゴールド「SX」「S1」です。

アルティメットでもいいですが、S1のテーパー不足を感じます。 

 

この方法の注意点としては「ファイルに非常に負担をかけるので、ファイルの仕事量が多いと感じた場合はファイルを廃棄してください」

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