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咬むと痛い歯 介入のタイミング
- 2026年1月16日 09:00
- EEデンタル こだわり
EEデンタルの患者さん層は40代以上の方が2/3ぐらいです。
はやりこの年齢層になると出てくるのが「破折」
日本人の調査では55~75歳の間で歯がポキポキ折れてきます。
患者さんに説明するフレーズに
「歯は消耗品、使い方で寿命も早くなる」と言います。
6歳ぐらいから永久歯が生えてきて、毎日使っていれば悪くもなります。
歯だけ生えたての状況を維持出来る訳ではありません。
特に歯にダメージを与えているのが歯科治療、治療といっても元の状況に戻している訳ではありません。
ホント義足・義手を作っている類の医療であり、治した所もガシガシ使っていればそんなに長く持ちません。
また人工物の寿命を大きく短くする因子が歯ぎしり・・・
もうこればかりはどの歯科医師も白旗を上げざるを得ません。
破折に関しては、神経を取った歯に多く見られますが、一度も治療したこと無かった健康な歯でも50歳を過ぎると折れてくることがありますが、歯を残せる破折と残せない破折が出てきます。
まず大きく分けると見えている白い歯に起る「歯冠破折」と歯茎の中の歯の根が折れる「歯根破折」
圧倒的に予後が悪いのは「歯根破折」です。
接着修復などの方法もありますが、基本的に私は抜歯を言います。
また上から歯が割れる歯冠破折ですが、これも治療介入時期により歯の予後は変わってきます。
先日、近医の先生から紹介があった60代の患者さんaさん
激痛がありかかりつけのA歯科医院で「折れているから抜いた方がいい」と言われ口腔外科へ
口腔外科の先生に「根管治療したら治ると思われるから、一般歯科で治してもらってください」
B歯科医院でも「折れているから抜いた方がいい」
先生によって言うことが変わるので当然不信感は出てきます。
B先生に「歯内療法専門医に一度診てもらったら!?」とEEデンタルへ
私も話を聞いて、歯を見て顕微鏡画像でここに破折線があるので抜いた方がいいと説明しました。
遠心面に縁下深く破折線があり、その線は咬合面から頬側面にかけて破折線がありました。
患者さんもこんな画像見せてもらっていないから、折れているなんて信じられなかったと話されていました。
⇒再び口腔外科に行ってもらい抜歯をお願いしました。
一方、こちらのケース
40代の患者さんbさん
裸眼でも歯が割れているのが確認できます。。。
ただ、私の見立てではこの歯は残せると判断し保存治療を行いました。
理由は折れた後に起る細菌感染がどこまであるか!?
レントゲンを見た時にaさんは
クラックが歯髄に達しており、その後時間が経過して神経が死んでしまっている。
この歯はたぶん昔から咬むと痛みがあったはずで
痛みがあるにも関わらず使っていた為クラックが進行して神経に達し、細菌感染して膿んでしまった。
経験上、こうなると予後は悪いです。
患者さんには残す治療はできますが、たぶん予後は悪く抜歯になる可能性が高いと説明
咬んだ瞬間だけ一瞬痛い歯というのは何らか問題があり、奥歯などは折れていることがあります。
一方bさんは、最近痛み出したということでレントゲンを撮っても神経は死んでいなかった為
保存治療を行いました。
歯は使っていれば必ず悪くなります、治療していない健康な歯でも折れてしまえばそれは寿命です。
ただ、治療の介入の仕方によっては多少余命を長くすることができます。
咬んだ瞬間だけ痛い歯は注意してください。
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