Home> 歯内療法日記 > 虫歯は中で広がりガワだけ残る

虫歯は中で広がりガワだけ残る

口の中の菌は、体の中に入りたがります。

その侵入経路が虫歯です。

体の中に入り込むと、体の細胞と喧嘩して膿んだり、体に負担をかけてきます。

  

また虫歯はある程度法則があり、凄く効率的に体の中に入り込んできます。

その1つの特徴がエナメル質という防護壁を突き破ると、象牙質を浸食して歯髄(神経)に達します。

この時、虫歯は象牙質という中の方に入り込むと、わざわざ攻略しにくい外のエナメル質にま見向きもしません。

 

ですからレントゲンのように

2026 EEdental NHA (1).jpg

中で虫歯が大きく残っていてもある程度エナメル質は残ったままとなり

患者さんは少し欠けた程度で大きな虫歯があることに気が付きません。

 

ただ、中は空洞状態なので、硬い物を咬んだ拍子に残ったエナメル質が大きく割れ

歯の形が崩壊します。

2026 EEdental NHA (2).jpg

こうなると患者さんはビックリして、マズい何とかしなくては!となります。

 

ただ、ここまで大きく虫歯が進行して歯茎の上に歯が無くなると「C4」扱いとなり

抜歯対象となってしまいます。。。

 

今回のケースは20代の患者さんということもあり、抜歯の前に何とか歯の保存をしてみましょう!となりました。

虫歯が大きく時間が経過していた為か神経は死んでしまい、根の先には少し大きな根尖病変が見られます。

 

1回法で根管治療+レジンコア+仮歯まで

2026 EEdental NHA (3).jpg 

かなり縁下に虫歯が広がっていました、電気メスで歯の中に入り込んできた歯肉をトリミングして

隔壁+根管治療(2根管でガッタパチャー使用)

  

他の治療をしながら経過を見て行き、術後2年

2026 EEdental NHA (4).jpg 

大きな病変は無くなってきてくれています。

   

虫歯にも特性はあり、その法則は患者さんは知らなくて当たり前ですが、

「まだ大丈夫だろう」は意外と「もう治療限界ギリギリ」ということもありますので注意してください。

 

20代の患者さんの歯何とか残せて良かったです!

Index of all entries

Home> 歯内療法日記 > 虫歯は中で広がりガワだけ残る

購読
Powerd By

Return to page top