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根管治療(歯の神経の治療)1回目がポイント

根管治療を専門にしていると、だいたい膿んだ歯の治療が主となりますが、

歯内療法専門医としては最初の神経を取る治療

 

ここでその歯の殆ど運命が決まってしまうと言っても過言ではありません・・・

トラブルと数年後には歯が無くなります、そのぐらい重要な治療が根管治療です。 

 

50代女性患者さん

左上6に根尖病変が見られます。

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過去に神経の治療がしてありますが、

この歯は最小3本の神経管がりますが、2本しか治療がしてありません。

*正確に言うと多くの場合は神経管4本です、ただ4本目は激細で上手な先生で6割ぐらいしか治療出来ません。 (たぶん裸眼の治療だと1~2割程度だと思います)

  

基本的に保険歯科治療は治療の質に関しては問われないので、歯科医師が見つけれないと判断すればそこで治療は終了となります。

たぶん、治療している先生が神経管1本見つけれなかったなどのアナウンスは患者さんにはありません・・・

 

因みに歯内療法専門医であれば初回根管治療でここの神経管はほぼほぼ99%は見つけ治療可能だと思います。

治療させてもらったのですが、CTでも石灰化が進行しており根管は分かりませんでした。

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1回目の根管治療から時間が経過しており、石灰化(体の防御反応)が進行してしまっておりCTで見た所見と同じで、

入り口から2mmぐらいしか見つかりませんでした。。。 

*初回根管治療の数倍再根管治療は難しくなります。  

 

仮歯で経過を見て行き、1年経過後痛みや腫れがでなかったのでセラミッククラウンを作らせてもらいました。

石灰化などで根の先まで掃除出来なくてもきちんと治療すると6割は治ってくれます。 

その手術必要!?【穿通なし ⇒ 外科的歯内療法!?】 - EE DENTAL_Blog

 

3年6か月後 腫れてきたと連絡があり

2026 EEdental MAM (3).jpg

レントゲンを撮ると左上6が原因になっているよう

 

患者さんに説明をして外科的歯内療法を行うことにしました。

2026 EEdental MAM (4).jpg

 

外科的歯内療法から6年

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痛みや腫れもなく順調に経過しております。

 

極論ですが、神経を取った歯の多くは一生使えません。

まずは虫歯が大きくても症状のない歯に関しては一度神経を残す治療をされた方がいいでしょう。

この神経保存も先生の知識と技術で大きく成功率が変わります、また不幸にも神経を取る必要が出てしまった場合は歯内療法専門医など、神経治療の長けている先生に治療してもらった方がトラブルが出る確率を減らすことが出来ます。

 

先日の初診患者さんにも言いましたが、

トラブルになって初めて歯の治療のことを知り、歯内療法専門医がいると知るのが一般的かと思います。

まぁ、日本にはアメリカのような大学で歯内療法専門医を育て要るようなプログラムはなく、歯内療法学会主導の専門医制度ですが、患者さんが根管治療でトラブった場合は1つの目安にしていいと思います。

 

今後国主導で、歯科保存学会、歯内療法学会の専門医を対象に歯を残す専門の「歯科保存専門医」を作っていくようです。

歯科保存専門医 - EE DENTAL_Blog 

私はもうこの年齢でこういった肩書は要らないかな(笑)

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