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院長の趣味の世界: 2022年6月アーカイブ

材料費の高騰で、どうなる歯科治療

メーカーの人と話していると、小さな消耗品含め軒並み材料費の値段が上がっています。

  

現在食品メーカーなどは相次いで値段を上げていますが、歯科は・・・

 

まず保険治療は治療費が決められているので、材料費の値上げ分は歯科医院の負担となり更に利益が薄くなります。

最近思うのは私が自費開業した2007年頃に比べると、業界全体が明らかに自費治療の方向に流れております。

    

私は保険治療をやっていませんが、セミナーなどでは保険医の先生の話を聞くと、経営と歯を残したいという葛藤というかもどかしさがよく分かります。

特に技術系の先生ほど、赤字になるのが保険治療 

 

先日、歯科医師の先生が治療に来られ、

かなり難易度が高いケースで2時間の根管治療 ×2回を受けられた後に先生がおっしゃられたことが、

「やっぱり自分の歯を残したければ自費専門の歯科医院に行かないとダメだわ」

「根管治療で2時間を割いてくれる歯科医院なんて保険の歯科医院ではないもの」

とおっしゃれていました。

 

保険治療だと30分もで2時間でも同額の1万円(窓口負担3000円)ですから、

2時間も付きっ切りで治療を行うことはまず出来ません。 

  

そう言えば、先日アメリカの吉野家の牛丼が1000円以上というニュースを見ました、

そのアメリカでは根管治療はおおむね10万近くします。

(たぶん、ここ最近のインフレで治療費は上がってきているでしょう)

  

ただ、歯科治療は万国共通で同じ道具を使用します。

(海外製品だと輸入元など業者が入るので、日本は海外より高い値段の材料を使用しています)

同じ道具を使うのであれば、治療費10万円のうち1割の1万円の材料費、治療費1万円のうち1万円の材料費

 

!?   

日本の保険根管治療1万円(患者さん負担3000円)では利益なんて出ないのでは・・・!?

  

ただ歯科の廃業率を見ると、これだけ町にあふれている歯科医院が他の業種に比べ低い点からみれば、

利益率が高いインプラントや矯正治療で、保険治療の赤字分野の補填という意味では仕方がない面があります。 

 

歯を残す治療より歯が無くなってからの治療の方が利益が何十倍も大きいのですから、必然と悪くなった歯は無くなる方向にあるのかな!?と思ってしまいます。 

いつも歯科医師が悪者になりますが、歯科医院の負担でやりくりできない所まで来ていると思います。

  

歯を残す治療って、結構手間と時間かかるんですけど労力に見合った治療費が付かないかぎり難しい問題ですね。。。

  

今度の選挙でも歯科は全く見向きもされないと思いますが、まずは選挙に行きましょう!

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締め切り後1週間

タイトル「2007年に歯内療法専門医として愛知県(豊橋市)で開業して」

少しずつ執筆しております。

誤字脱字王の私としては、誤字がないよに何度も読み返しその都度加執していたら

1万文字でOKと言われていたのに、既に17,000文字に到達。。。(+写真41枚)

  

いっそのことここまで来たら2万文字ぐらい書いてみようか。 

好きに書いていいと言われたので、ブログ形式で書いているのでいくらでも書ける(笑) 

  

今月は通常診療以外にホント仕事している。

最近は海には行かず海の近くのガラガラのコメダで仕事しています。

コンセントもWi-Fiもありパソコン仕事がやりやすい。 

 

ただ、税理士さんに言われたのは、「先生、5月はコロナ休診もあり殆ど働いていないですね・・・」

 

人生プラマイゼロになるように調整されているんだなと。

 

6月30日までには事務局に原稿送らねば・・・ 

11月発行ということで1部貰ったら待合室に置いておきます。

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執筆

ハンズオンセミナーや企業との打ち合わせが一段落しました。

 

が、

 

6月末締め切りの愛知学院の同窓会の執筆が・・・

 

初の執筆ということでタイムスケジュールが全く分からないので、

しばらくブログのペースを控て執筆をします。

 

原稿は1万文字以上ということですが、現在6000文字、締め切り破りしそうな雰囲気プンプンです。

  

 

先に、今週中に歯内療法学会の動画3時間を見ないといけない^^;

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