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シルバーポイント

レジンばかり書いているのでたまにはエンドの話でも^^;

今日めずらしい治療を行いました。



今現在根の治療後にはガッタパチャーポイントと言うゴム上のものを根の中に入れるのですが、
この歯はシルバーポイントと言う銀の棒が入っていました。

レントゲンの一番左の歯

左:術前 歯の中の白い線がシルバーポイント
右:術後 歯の中の白い線が無くなっています(シルバーポイント除去後)


昔に行われていた方法で非常にめずらしいものです。
私も年に3本ぐらいレントゲンで見るのですが、その多くが根に病変もなく思い出せる範囲では・・・

今回歯科医師人生で2回目となるシルバーポイント除去でした。


いつも根に病変がなければ私はわざわざ再治療を行わないのですが、
この歯は中に大きな虫歯が広がっており感染が疑われたので根の再治療となりました。

ゴールドクラウンもきちんとした根の治療の上の方が長く持つでしょう^^


でも何でなんでしょう、シルバーポイントが入っている歯って病変ないんですよね!?
銀の効果で細菌を押さえつけているのでしょうか!?


不思議だ!!



根管内のシルバーポイントは折れたファイルを取るのと同じで金属の棒の周りを削っていき除去していきます。
(そのうち動画編集します)

今回の歯は4本のシルバーポイントが入っていました。

取れたシルバーポイントです。
長いもので大体7mm


こんな小さなものでも一度歯の中に入ると取れないのですよ・・・




一昔前では再治療が不可能だったシルバーポイント根充・・・
マイクロスコープ(顕微鏡)の登場が再治療を可能にした。


でも取るのは非常に疲れる・・・
ガッタパチャー(ゴム)取る方がラクです。
(実際シルバーポイント除去するだけで1時間近くかかりました)


と言っても根管内に入ったガッタパチャーを完全に取りきるのも本当は激難しいのですが。。。
昔、顕微鏡を使用していなかった頃は直にガッタパチャー取れていたのですが、実はレントゲンに映らないレベルでは除去出来ていたと言うもので、

基準が顕微鏡に変わった瞬間全ての治療のハードルが・・・


もの凄く上がりました。







教訓、
見えるって素晴らしいけど、その分手間もかかる。

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