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開業当時に抜髄した歯の再根管治療

こちらの続き

開業して行った根管治療のやり直し - EE DENTAL_Blog

 

私が2008年に抜髄した歯に根尖病変が出来てしまいました。 

2025 EEdental OKK (1).jpg

14~15年問題無かった歯に根尖病変ができ、今予想できるのは黄色矢印からのコロナルリケージ(細菌進入) 

  

治療回数2回 

2025 EEdental OKK (2).jpg

根管充填+レジンコア+仮歯

 

経過観察

2025 EEdental OKK (3).jpg

根尖病変は綺麗に治ってきてくれています。

 

ここ10年で変えたのは、レジンコアのスタート位置を根管口内からにしたこと

赤線が昔のレジンコアスタート位置、黄色線が今のレジンコアスタート位置

これのメリットは①接着力の向上、②歯頚部付近からのコロナルリケージ対策 になります。

 

ようやくクラウンまで入りました。

2025 EEdental OKK (4).jpg

 1本の歯でも長期で持たせるには非常に大変です。

 

自分が思う予後因子は、患者さんの歯磨き能力、夜間の歯ぎしり含めた咬合力

この2つのコントロールをしない限り、人間が治した歯(人工物)などは長期にわたって安定しないと思っています。

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