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マニアックレジン: 2020年1月アーカイブ
これもあれもレジン
いきなり術後
毎度お馴染みレジン治療(プラスチック)です。
さて何本の治療が!?
正解は8本
(左右の小・大臼歯全ての歯)
術前
白い詰め物で治療してあったのですが、詰め物は下は虫歯が多く・・・
自費材料を使えば自費治療にはなりますが、
どこまで虫歯をきちんと取るか!?
どの程度健康な歯を削るか!?
どこまで精度よく詰めるか!?
どこまで立体表現をするか!?
などは、歯科医院、歯科医師次第!
また大きな虫歯でも歯髄保存が出来るかどうか!?
同じ名前の治療でも色々な違いが出てきます。
・痛くないように麻酔
・全て(治療の9.5割)顕微鏡下における拡大視野での治療
・今残っている歯を最大限残す
・破折防止の為の必要な時だけの便宜形態
・神経の保存(2段階のカリエス除去)
・齲蝕検知液による徹底的な虫歯
・治療歯に付いている歯石の除去
・ラバーダム防湿における浸出液のコントロール
・レジン充填前の徹底的なプラークの除去
・タイトなエッチング、ボンディング
・気泡が入らないように顕微鏡で潰しながら充填
・見た目・咀嚼効率が上がるような立体的な充填
・舌感が悪くないように研摩
などなど、どこまでこだわっているかは患者さんには分からない部分が多いと思います。
全て上手く行く訳ではありませんが、なるべく上手く行くような配慮はしております。
さて、2月9日は
第6回 顕微鏡レジンハンズオンをまたまた知立研修室で行います。
1日10本
朝から晩まで顕微鏡で詰めて詰めて詰めるセミナーです。
終る頃には滅茶苦茶疲れますが、収穫のある1日にして行きたいと思います。
先日、セミナーを受けて頂いた先生に
「自費レジン、患者さんから非常に受けがよく喜んでもらえている」
とお言葉を頂きました。
レジン治療は数をこなすことです、メタルの高騰で金属修復はいつまでも保険収載されるとは思えません。
自費レジンは早めにマスターした方がいい治療法の1つかと思います。(特に若い先生はマストでしょう!)
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目立つ銀歯を白く治す!
- 2020年1月14日 09:07
- マニアックレジン
20代女性患者さん
銀歯を白く治したいとの希望
極々一般的な口の中だと思います。
特に写真右側の歯は何度か治療したようで銀歯の面積も大きくなっています。
歯の治療は治療の度に削る面積は増えて行き、健康な歯は少なくなってしまいます。
推測になってしまいますが、元はこのぐらいの虫歯だったかと・・・
治療を効率化する為にはどうしても健康な部分の歯が犠牲になってしまいますが、
時間をかければこのような咬む面は大きく削らず済む時代です。
削られてしまったものは仕方がない・・・
ということでレジンで修復
治療回数:2回 治療本数:4本
今回のような銀歯を白く治したいというニーズはまだまだ多いです。
またセラミック系の間接法を使うか、直接法のレジンを使うかでも削る量が異なります。
個人的には歯の予後は健康な歯の残存量に依存している部分もあると考えるので
なるべく削らない方法を私はお勧めしますね!ヾ(・з・)ノ
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