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レジンの難易度を上げるアンレー&スライスカット
- 2025年2月18日 09:00
- マニアックレジン
最近のブログ、根管治療ばかり書いていますが、一応レジンも毎日やっています。
マニアックレジンアーカイブ - EE DENTAL_Blog
1月は1回も書いていなかったです。
今回のケース、
患者さんは30代女性 銀歯の歯に虫歯があると歯科医院で言われた。
現在症状などはない。
レントゲン
最初の予定では
左上6 金属部分(人工物)&虫歯が大きいので ⇒ 神経をの残したままセラミッククラウン
左上7 レジン治療
と治療計画
メタルを外した所
過去虫歯も無かったのに、左上6遠心面、左上7近心面にスライスカットが入っていました。
スライスカットが入っていると、レジンで詰めた場合かけやすく問題が起こりやすいです。
前の先生は何の為に虫歯のない隣接面を削ったのか・・・!?
ただ、今回のケース残ったエナメル質を残した方がいいなと判断し、仮歯まで準備しましたが患者さんに
「レジンで詰めれそうなので、レジンでいいですか!? 沢山削るクラウンは将来にしましょう!」と説明
患者さんにOKをもらい
レジン充填
*アンレーは結構時間かかるので1本ずつ詰めます。
治療時間2時間
個人的には、削った象牙質はなるべくその日のうちに封鎖した方が痛みなどが出にくいですし、
セラミックインレーなどに比べると圧倒的に削る量も抑えられるし、術後の不快感も出にくいです。
ただ、デメリットとしては非常に歯科医師の手間と時間がかかり歯科医師の技術力がものをいう治療です。
ですので、患者さんの多い歯科医院では歯科医師の拘束時間が長くなり不向きな方法となります。
良い治療だと思うんですけど、保険適応されており治療単価が安すぎるため利益率の高いセラミックインレーを勧めることが日本では多いと思います。
*歯を沢山削れば治療単価が上がるという不思議な国日本 技術で小さく処理する方が価値ある治療だとと思うのですが。。。
今回は一応毎日レジンもやっていますよという報告でした(・∀・;)
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