大きくかけた歯の治療
- Posted by: eedental
- 2024年11月15日 09:27
- マニアックレジン
患者さんは40代女性 患歯は、
2011年の13年前に歯ぎしりで歯が半分以上大きくかけてしまい、私がレジン治療した歯でした。
その後、詰めたレジンは問題なかったのですが、また自分の歯が小さくかけ2019年(5年前)に再びレジンで補修した右下5
今年の10月に詰めたレジンが全て外れたと電話がありました。
診せてもらうと、
口腔内写真
過去に2回詰めたレジンが全て外れてしまっています。
歯の無い部分を全てカバーしたレジンアンレーでした。
一般的に治すならセラミッククラウンだと思います。
が、
患者さんにはクラウンにしますか!?と説明したのですが、
いざ顕微鏡で歯をよく観察するとレジンで詰める難易度はそれほど高くない。
(と言っても一般的にはレジンで詰めるには激難です)
患者さんは「治療は先生に全て任せます」と言ってくれているので、
今回もう一度レジンで詰めてみて、すぐに外れたらセラミッククラウンにすると説明
患者さんにOKをもらい
1時間後
上1/3が自分の歯
下2/3がレジン
症状もなく神経は生きていると判断できたので歯髄保存を行いました。
*神経取るのは後でも出来ますからね。
患者さんの方から先生に任せると言ってもらえると、自分の歯のようにまず必要性最小限の治療から始まます。
大きく削るより残っている歯の同じ状態を維持させる。
自分の歯ならまずこれを優先させます。
歯科医院毎に同じ歯を診ても方針が分かれますが、厳密に言えば同じ歯科医院でも患者さん毎に治療法や材料は変わります。
今回の歯、5~8年ぐらいレジンで行けないかな!?と思っています(・∀・)ノ
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