Home> マニアックレジン > 歯科医師の先生の覆髄+レジン充填

歯科医師の先生の覆髄+レジン充填

患者さんは50代の歯科医師の先生、虫歯により歯が大きくかけてしまった。

冷水痛はあるものの自発痛などはない。 

2025 EEdental NIH (1).jpg

かなり大きな虫歯があります。

先生の希望は神経保存

 

さて、正攻法で治療をすれば200%露髄する感じ

先生にAIPC的なシールドレストレーションで修復するか!?説明

 

治療時間1時間15分

2025 EEdental NIH (2).jpg

テンポラリーセメント(ソフト)を用いたシールドレストレーションを行いました。

*テンポラリーセメントを用いるのは軟化象牙質(虫歯)部分を固い歯質に置き換える為、次に問題が起こった際に、再び歯髄保存ができる可能性が微妙に増すと思っています(笑) 

**シールドレストレーション:神経付近の虫歯を残して埋めてしまう方法

わざと虫歯を残す治療法「シールドレストレーション」 - EE DENTAL_Blog

術後のレントゲン

2025 EEdental NIH (3).jpg 

AIPCのように薬剤使っていますが、リエントリーはしません。

*たぶんリエントリーした方が切削刺激、物理的刺激を神経に与えてしまうから、寝た子は起こさないがベター 

 

 

今回のケース含め覆髄治療(神経保護)は短期予後は良いです、ただ大きな虫歯のあった歯は数年後に痛みを出すことがあり、

覆髄系は年々成功率が下がることが分かっているので、症状が出た際に抜髄なりの介入が必要になることがあります。 

Index of all entries

Home> マニアックレジン > 歯科医師の先生の覆髄+レジン充填

購読
Powerd By

Return to page top