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古くなってきた修復物

治した人工物は必ず寿命があります。

たまに「何年ぐらいですか!?」など聞かれますが、

私の考えは「一生持つことはないですが、問題が出るまで使ってください」です。

 

同じ材料を用いても、患者さんの咬む力だったり、扱い方・メンテナンスの仕方、後口の中の質にもより劣化は様々です。

  

先日来院して頂いた患者さん

2013年にメタルアンレーをレジン充填にて修復しました。

2025 EEdental TAK (1).jpg

当時のことをよく覚えており、名古屋での会合前に急いで治療し、時間は1時間45分ぐらいかかりました。 (今ならもうちょっと早く詰めれると思います)

 

現在の口の中

2025 EEdental TAK (2).jpg 

レジンのマージン部に着色が目立つようになってきましたが、機能的には全く問題ありません。 

また第2大臼歯と同じような咬耗も見られ、きちんと機能してくれています。

 

個人的にはこの状態であれば何も触りません、もし大きくかけたなどの問題が出た際に何か治療を考えます。  

 

たまに患者さんで先生に「古いからやり替えを勧められた」などたまに聞きますが、大きな問題さえなければそのままにしておくのも1法ではあります。

積極的な治療はむしろ歯の寿命を短くすることの方が多いですからね(¬з¬)σ

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