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マニアックレジン: 2011年4月アーカイブ

必要最低限削り、最大限歯を残す 小さな穴をドロップテクニック!?

まずは間違い探しを

右と左の違いを見つけてみてください φ(・∀・)

 

?.jpg

 

 

見つかりましたか!?

実は左が術前、右が術後

たぶん歯科医師の先生でも難しいと思います(・ω・ ;)

(写真が見にくいからしょうがないですかね^^;)

 

 

理由は後ほど

 

1.jpg

 

左の写真どこに虫歯が!?

あるの!?でしょうか。

 

 

 

 

 

実は真ん中の健康そうな歯に大きな虫歯がありました。。。

図4.jpg

 

 赤丸の部分に虫歯が。。。(((((( ;゚Д゚)))))

 

 

1 (1).jpg 

で、何ですか!?

この「青い点!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

この謎を知りたければ。。。

この動画を見てみてください!!

 

 

 

 

 虫歯の治療後、この青い部分(1.5mmぐらい)

から根管治療をおこなっています。

青の部分はレジンです、穴が小さいので本物の歯とレジンとはっきり分るようにわざと(技と)色の違うレジンを用います。

 

根管治療後

図1.jpg 

図3.jpg

 

ただ、ここまで小さな穴だと。。。

小さすぎてレジンを詰めるには非常に困難になります。

 

で、確実にこの穴を埋めるにはフロアブルレジンを活用

+よりリアルに詰めるには。。。(。゚ω゚) ハッ

 

 

 詰め終わった後が最初の右の写真になります

1 (2).jpg 1 (2).jpg 

ドロップテクニック!?

 

パソコン用語のドロップ

* 掴んだものを放して「落とす」ことになぞらえてこのように呼ぶ。

  サクマドロップとは違います( ゚д゚ )

 

治療期間:2回(3週間)

 

歯科医師の先生の中には「髄角などの取り残しは!?」と思われる先生もおられると思いますが

大丈夫です、その辺りはきちんと処理出来ている自信があります!!

(顕微鏡で見ていますからね、残髄による術後疼痛もゼロ)

 

 

 

 

注)、 

この症例かなり上手に行った1症例です。

『これ』してくれと言われても・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「170%無理です」と即答しますので悪しからず・・・(±∀±;)

 

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下の歯の見た目が気になる!?

 ご自身の下の歯』って他人にはどう見られているのでしょうか(;゜0゜)?

sita zenngaku (1).jpg

 

気になりませんか!?

「いや、全然」と言う方はスルーしてくださいm(_ _;)m

 

 

実は上の写真、今回治療させて頂いた患者さんの下の歯なのですが・・・

 

 

術前イメージできますか!?

 

sita zenngaku (2).jpg

←クリック

 

 

意外と、歯に意識が高い方は他人の『歯』って、見ているものなんですよ(;゜0゜)

 

 

 EEデンタルにお越しの患者さんの中にも

「先生、芸能人の○○の前歯ってあれセラミックでしょう!?

「よく分りましたね」

「だって、あの歯の並び不自然ですよね」

 

たまにこんな会話があります(笑)

*芸能人の歯=上手なセラミックではないんですよ(爆)

 

 

あっ、そうでした患者さんの

右下の奥歯は非常に難易度の高い治療でした。

 

 

 何とかレジンで修復を行うことができましたが、

この部分は非常に修復が難しい方法で・・・

 

ENNKA.jpg

 

正直自分でもよく詰めれたものだと今になって感心ヾ( ̄0 ̄; )

 

 

治療をする時は見た目も大事ですが、

それ以上に精度をこだわる必要がありますね!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイトルとは異なった結論に。。。(°◇°;) ゲッ  

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転んで折れた歯の経過観察

以前ブログで書いた、1人診療で詰めた思いで深い一症例

http://eedental.jp/eeblog/2010/10/post-175.html

 

患者さんは9歳の男の子

1.jpg

 

折れた歯の真ん中の赤い部分が『神経』

 

歯ぐきから上の歯が全くありません。。。(´ω`。)

 

 

お父さんも何とか歯髄が保存出来ないかと、

わざわざド田舎のEEデンタルまで・・・

 

年齢を考えると、駄目元でも歯髄の保存を行いたい年齢!!

直接覆髄法+レジン充填をしてしばらく様子を見ましょう。

 

 

と言う流れになり今日が半年後の健診日

まず歯の状況を確認

1 (1).jpg

  

「えっ、どこ折れていた!?」( ・ω・;)

(自分で詰めましたが)

 

 

その後レントゲンでチェック

図3.jpg

 

  

「おぉ、いい感じ!!」(^∀^)

 

第2象牙質が出来てきてくれた!!

 

 

解説

図2.jpg 

 赤丸の部分を見てください。

黒い部分の面積が少なくなっているのが分りますか!?

 

つまりは、

⇒『神経を保護してくれる歯が再び出来た』ということです!!

(私が作った訳ではなく体、正確には歯髄が作ってくれたのです)

 

今回の治療目的は神経が死なず、これ(第2象牙質)が出来てくれるかどうかの一発勝負でした(>Д<;)ゝ 

 

きちんと消毒(次亜塩素酸ナトリウム)をしてきちんと詰め結果を待つ。

 

地味ですが、

こういう症例が個人的には好きですd(ゝc_・ )

 

 

 

 

半年後に1年予後を診て終了です。

もう1回来てね!!(・∀・)

 

 

 

 

 

 

因みに『MTA』は使用していません。

最近考える所があり、MTAは前歯においては使用しなくなりました。

 (何でもかんでもMTAではないんですよ)

 

このネタはまたいつかブログで(笑)

  

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