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マニアックレジン: 2013年12月アーカイブ

40年気になっていた前歯の治療

EEdental ka1 (2).jpg

40年気になっていたという前歯の治療後

 

 

ホワイトニングもして綺麗になりました!( ゜ー゜ )ネッ!

 

 

患者さんは前歯を子供の頃にぶつけて、歯がかけていたそうで、

歯と歯の隙間の虫歯治療と同時にかけた部分のリペアも同時にレジンで行いました。

 

術前

EEdental ka1 (4).jpg

左から2番目の縁の部分のレジン治療

 

このスペースを詰めるのに3色+ホワイトの4色を使用しました。

OA2 目的:光の遮断

トランス30 目的:透明感の演出

乳歯色 目的:輪郭部分を強調するため

ホワイト 目的:反対側の歯の白い紋様の表現

 

 

 

1.5mmのスペースの中にも奥の深い世界があります(;≧∇≦) =3 ホッ

治療時間:1回30分

 

 

 

自分で言うのもなんですが、

「完全に趣味の領域」ですな(´-ω-`;)ゞポリポリ

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割れた白い詰め物

白い詰め物に付きものの「詰め物が割れる」

EEdental hasetu (1).jpg

1年半前に他院で入れた詰め物がかけてきてしまいました( ノω< )

 

 

私も昔は間接法と言って、型を採り技工士に詰め物を作ってもらい

それを接着剤でくっ付けるという方法で治療をしていました。

 

 

現在は直接法で殆どのケースを詰めれるようになったので

 時間をかけてでも直接法でプラスチック治療を行っています。

 

 

 

ただ、私の腕が悪いからなんですが、

直接レジンを詰める方法に比べると型を採る方法は写真のように割れる頻度が多いのが私の実感です。

 

因みにどんな方法・材料をを用いても、100%取れない・割れない、虫歯が出来ないという治療法は存在しませんのでね(p・Д・;)

 

 

患者さんからしたら、今の自分の歯がどのような深刻度なのか、どの治療法がいいか分からないと思います。

 

分からなくて当然です( ̄ー ̄;)

(患者さんが考えることではないので、そこまで調べなくていいですからね)

 

 

また歯医者は得意な治療法が先生ごとに違います、

同じ1本の虫歯を診ても、治療法は色々分かれてきます。

 

ですので、患者さんが歯科医院にかかられる際にはある程度

その歯科医院が何が得意な歯科医院なのかはリサーチした方がいいでしょうね(( ´・ω・)ノ

 

 

かかった後に、自分の歯は担当の先生が治療する場合どんな方法がお勧めなのか聞けばいいと思います。

 

 

自分で細かすぎる部分まで調べて、「こう治してください」と言われる患者さんは120%必ず嫌われます(笑)

 

 

今回のケースは患者さんと話し合って「直接プラスチック詰めて様子をみましょう」ということで、

EEdental hasetu (2).jpg

このような形で修復を終えました。

 

 

レジンをより本物らしく見せれるのも直接法のメリットですね。

 

まぁ、ある歯医者の先生から言わせると、そんな本物のような技術は必要ないとも言われましたけど・・・(> <;)

 

 

私は追い求めますね!

 

 

だって、そんなことしなければ歯医者の仕事なんてメチャつまらないですから( ^З^)ノ

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虫歯にも見える前歯の着色(レジン)

前歯に黒いものが見られると、

 

「えっ!虫歯!?」(;ω; )

と思われてしまうかもしれません。

EEdental ma (1).jpg

 

また歯と歯の隙間にレジンを詰めて、長期間経過するとレジンの宿命である変色が見られるようになってきます。

 

 

ただ、 『1度目の前歯の虫歯治療で将来が決まる!』でも書いたように

手間がかかっても最初に裏側から詰めればこのように見えることはありませんが、 

今回のケースは既に表側から削ってあるので、その部分からのアプローチになりました。

 

 

前歯の問題点は

・レジンの変色

・レジンと歯の段差に黒い着色

・レジンの中に虫歯(レントゲンで確認)

でした。

 

前回の治療後長期間経過していたのでやり代えることになったのですが、

患者さんの歯は黄色と白色の帯があり、この部分をどう表現するかがカギになりました(*・ω・)

 

 

治療個所は全部で「11か所」

 

EEdental ma (3).jpg

黄色と白の帯を手持ちのレジンで表現してみました。

(黄色:サービカル色、白は乳歯色 どちらもクラレのマジェステーLV)

 

 

完全な色調再現とはなりませんでしたが、術前に比べるとかなり改善できたので

患者さんにも納得してもらえました( ̄ー ̄ )

 

 

注意1)、因みにこのような難しい色調再現を希望されれば、歯の表面を1層削ってセラミックのラミネートベニアの方がベターだと思います。

 

注意2)、今回、患者さんは1番目になるべく削らずにしたい、2番目として術前より綺麗になればOKということで治療を行いました。

(これが、審美面重視であれば治療はラミネートを進めるケースです)

 

 

 

前歯の色合わせはホント直感頼りです!!・∀・)・∀・)・∀・)`∀´*)

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