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年齢による治療計画と抜歯基準
- 2025年8月26日 09:00
- EEデンタル こだわり
患者さんは80代女性
息子さんがEEデンタルの患者さんで昔から来院して頂いており、
そのお母さんの治療もお願いしますとのことで診させてもらっています。
最初の来院は2017年
その際、全顎検査を行わせて頂いた時のレントゲンがこちら
左下
左下5に透過像が見られ、骨の溶け方からして歯根破折を疑いました。
ただ、ご年配の方だしこれを積極的に抜いた後どうするか!?
患者さん本人も問題無く咬めているとのことで、
患者さん、息子さんに病態を説明し将来的に腫れたり膿んだりしたら抜く処置が必要になると思うと説明しこのまま置いておくことにしました。
最近になり一番奥歯の歯が折れたとのことで来院され診せてもらうと、
レントゲン
左下5は病変的にそこまで大きく悪くなっている形跡なし
また患者さんの症状も全く問題無く咬めているとのことで、さらに経過観察をすることになりました。
先日も他の息子さんが90代のお母さんを連れてきてくれ、
今のかかりつけの先生に治してもらったがなかなか良くならない為に、転院した際にあちこち治療が必要と言われ「どうすればいいか!?」と相談を受けましたが、
患者さんのお母さんは治した歯だけが腫れて痛いとのこと
レントゲンを見ると、「専門医的にたぶん90%ぐらいの確率で折れている。頑張って残す治療をしてくれたと思いますが、これは抜いた方がいい」
息子さんは『今の先生は残っている銀歯も治療しなおして入れ歯の製作と言われています』
「90歳で問題無く銀歯の歯で咬めているんでしょ!? じゃあやらない方がいいと思いますよ」
「治療することのメリットに比べ、治療することのストレスの方が圧倒的に大きい、治療期間も早くて3~4カ月ぐらいかかりますしね」
「1本抜いた場所は今の入れ歯に増歯すればいい」
「このレントゲンが40~60代なら治療した方がいいと言いますけど、90歳で大きな体の変化は避けた方がいいというのが自分の考え方」
息子さんは私の話を聞いて、「こういう感じもありなんですね!」と
この辺りは担当する先生の考え方次第なんですが、年齢による医療介入の有無というのはあって当然だと思います。
個人的には、歯を残すことを突き詰めていますが【治療と言う名のリペア】は必要最小限にした方がいいと思っています。
医療だって商売なんですから、その点は理解してもらった方がいいと思いますよ( ・ω・)ノ
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