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マニアックレジン: 2010年5月アーカイブ

歯と歯の間の虫歯

歯と歯の間の虫歯が出来てしまった場合、日本では銀歯で治すことが一般的ですφ(・ω・ )

ただ、銀でなくレジンと言う選択肢もあります。

  

例えば歯と歯の間に虫歯が出来た場合

レジン インレー.jpg

 

歯と歯の間の虫歯であれば、左のようにレジンで小さく削って小さく処理することが現代治療では可能です(´・ω・`)ノ

http://www.youtube.com/watch?v=LmHeI6T2JEE

レジンは比較的寿命が短いと言われる材料ですが、最近のデーターでは銀歯とレジンの寿命にはさほど差は無くなってきています

また、レジンの非常に大きなメリット大きく削らずにすむという点です。

(上の写真の左と右では削る量が大きく違います)

ただし、歯と歯の間を銀歯と同じ精度でレジンを詰めるのは非常に難しく時間がかかってきてしまいます。 

同じ時間手間なら銀歯の方が安定するのではないかと私は推測しています(推測ですが)

 

因みに右の銀歯は100年前に提唱された方法です| ゚Д゚)φ.....

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AA%A9%E6%B4%9E

 

誤解を生まないように言っておくと、今多くの方が受けられている保健歯科治療

これは虫歯の多い日本人を効率的に治療する為にできた制度であり、歯科においては最先端の治療が改定の度に組み込まれ国民に提供されているものではありません。。。

http://tomodoku.net/insurance/c6.html

 

レジン治療においては私が歯科医師になった11年前の方が治療費は高かったです。(4000円弱)

現在は3000円ちょっととなり改定の度に治療費が安くなっています(ー_ー?)

治療費のは下がるのに、材料代は年々上がる。。。(ー_ー?)(ー_ー?)

 

ただ、とうとう企業も方向転換をしてきてしまい、新しい優れた材料は自費レジンとして認可を受けるような流れになってきてしまっています。。。

 

良い材料を作るにはそれなりの投資が必要です(・∩・)

市場がなければ企業も投資をしませんし、企業は利益が生まれなければ参入もしてきません。

保健制度自体は国に決められた社会主義制度なのに、それを取り巻く多くの部分は資本主義。。。

 

自費レジンは材料屋さんに聞いても、全く売れていないそうです。。。 (><;)

今日新しく入って来たエンプレスダイレクト非常に良い材料なのですが・・・ (。-`ω-)

 

 

少し愚痴っぽくなりましたが、レジンの話しでしたね(・∀・)ゞ

例えば、http://eedental.jp/eeblog/2010/05/post-101.html

この患者さん虫歯が14本あったので、

普通に治療を行えば銀歯だらけの口腔内(鉱腔内:「鉱物」だから^^;)

 

 

utamaru.jpg 

 

えっ、 

まぁ、いいや(  ゚ ▽ ゚ ;) 

 

 

どちらの治療がいいですか!?

ダイレクト.jpg

 

因みにこのケース

患者さんが銀歯を入れてから、1週間後に当院に来られレジンで再治療した方です。

 

削ってから転院してくる方も

 

インレー⇒レジン.jpg 

 

なるべく削らず綺麗に治したい方

(殆どの患者さんだと思いますが^^;)

歯科医院を選べばレジンで治せることも知っておかれた方がいいですよ。

 

*)歯と歯の間のレジン充填は非常に難しいのと、段差なく詰めるには必ず顕微鏡や拡大鏡などの道具が必要になってきます。

因みに不器用な私は1本の歯を詰めるのに1時間半かけています(。´-д-)

 

  

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レジン中心の全顎症例

術後(何本治したのでしょうか!?)

   全顎 術後1.jpg    

 

治療した本数

・レジン12本

・ハイブリットアンレー2本

・根管治療1本

 

術前             術後  

図1.jpg

治療期間5カ月

コツコツ1本ずつの治療になります。

  

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銀歯が外れた ⇒ レジンで白く

レジン動画、『銀歯が外れた ⇒ レジンで白く』

http://www.youtube.com/watch?v=tYrw278xzfU

 

銀歯が外れた所は大体虫歯になっていることが多いです。

 

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エンプレスダイレクト

今日は名古屋へグレゴリーのカバンを引き取りに、

 

 

 

 

否!!ヾ(・_・;)

 

『エンプレスダイレクトセミナー』に参加^^; 

 

今回の参加目的は、

「ベタベタ系のレジンをどう詰めるのか!?」(。-`ω-)

私が現在使用しているレジンは「サクサク系」のレジン(プレミス)でどうやってベタベタ系のレジンで表面性状を付けるのか分らないままだったので・・・

 

結論は、

少し大き目に詰めてカービング(削る)で形を出すとのことでした。

ただ、実習で感じたのは「エンプレスダイレクト」、ビルドアップ(盛る)だけでも十分形は出せました。 

 

 

しかし、エンプレスダイレクト凄いですね。

色合わせ、研磨性非常にいいです!!

(非常に簡単というか、手間が従来のレジンより格段にかからずすみます) 

 

今回は「前歯のレジン充填」だったのですが、

使用すのはこちらの3色

トランス30(白)

エナメルA3(水色)

デンチンA3(青)

 

DSC01036.jpg

 

術前

DSC01033.jpg

 

トランス30でシェルフを作る(輪郭の壁)

DSC01039.jpg

 

横から

DSC01040.jpg

 

その後、デンチンA3を盛る

DSC01042.jpg

 

エナメルA3を盛り研磨後

DSC01047.jpg

 

 

で、

 

今度は隣の歯の赤枠の部分を透明感を出す詰め方で充填

術前(赤枠の部分を全て削ってしまいます)

図2.jpg

 

 

 

透明感を付けて盛った充填後 

DSC01064.jpg

 大きく削る⇒詰める⇒研磨後の充填後ですからね無傷の状態ではないですから

(一応説明を^^;)

2本を比べてみると

DSC01080.jpg

左の歯の縁(下側)少し透けて見えますかね!?

(透明感を出して下の黄色っぽいぎざぎざ(マメロン)が見えるようにしてみました、マメロンも自分が作ったものですが^^;)

右の歯は透明感を抑えた詰め方です。

 

 

充填の仕方レシピなどお知りになりたければ高橋先生のセミナー(8万)に参加してみてください^^;

 (因みに材料、道具などは何もくれません、プレミスのセミナーはたんまりお土産レジンくれるのですが・・・)

 

 

裏はこんな感じになります。

DSC01074.jpg

 

前歯のレジンはスペースがないので裏の色まで合わせきれません!!!!(゚ロ゚ノ)ノ

 

前から見て裏は見えないので安心してください(-∀- )

セラミックでも同じです^^;

 

前のブログ

http://eedental.jp/eeblog/2010/04/post-73.html

セラミック2本は同じメーカーの「エンプレス2」(セラミック)

 

いやいや凄いですね。

この色調再現性(。-`ω-)

 

今回高橋先生がおっしゃられていましたが、本物のようにリアルに詰めることを

『インビジブル レストレーション』と言うみたいです。 

 

 

 

と言うことでセミナー終了後 DSC01067.jpg  

14色注文してきました。。。

院内のレジンの色が70色超え((´‐公‐`))

 

 

スタッフ、

管理をよろしくお願いしますm(_ _;)m

 

 

そうそう、探していた理想のチップ 

 

ウルトラデントのナノチップ(動画で出てくる青色の極細チップ)

http://www.youtube.com/watch?v=JzuQh4Gv0A4

 

これ短くてもう少し長い物を探していたんですが、今日発見!!

DSC01082.jpg

 

これもさっそく注文してきました。

 

と言うことで管理をまたスタッフにお願いします!!

 

 

院内にチップだけで何種類あるのか。。。(・∩・)?

 

 

前歯のレジン充填の主役はこちらのエンプレスダイレクトになりそうです!!(・ω・;)

 

症例http://eedental.jp/eeblog/2010/12/post-207.html

     :http://eedental.jp/eeblog/2011/04/post-274.html

       :http://eedental.jp/eeblog/2011/02/post-248.html

 

 

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